「死ぬのはこわい」


国道のわき へばりつくブームタウン
昔暮らした街
デカイ団地と ひどい土埃
不良が多かった

焼けるタイヤの臭いがしてきた
時速180km/h
車の外へ体を乗り出して 挨拶送ろう

ゴホゴホと咳込んで 不満を撒き散らし
タフだった あの頃がチラつく

もっと飛ばして! 何か叫んで!
ここはつかの間アウトバーン
命が惜しいかい?
力が込もる たどりつきたい・・・
しがみついてる Midnight. 何が見える?

つぶれたカフェのガラスの向こうから
聞こえた気がした
恐れ知らない あの頃の声か
うなる風の声か

退屈に紛れてた 大事なものを
置き去りにしたような気がする

もっと飛ばして! 何か叫んで!
命知らずの Young heart どこかで笑うよ
力が込もる
死ぬのはこわい
流れつかない Desire
何が見える?

(1986.9.)

−To “TOM★CAT”〜Infomations Page 1−

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

−TOP PAGE−