「船団」

連続協奏組合 (words by 森田亮)

とぎれとぎれの錆びた線路に
幻の列車を走らせる
その列車に乗って
どこまでも行け 私の心よ

お前が帰るまで
私はここで待っていよう
どこまでも空しい全体と
はち切れそうに充実した部分の間で

水の底から見上げる水面は
限りなく薄くなってゆく
それを切り裂いて
どこまでも行け 私の船団よ

遠い街の香りを
漂わせるがいい
探し集めた宝をすり潰して
新しい絵の具を作るさ

柔らかい身体の強さは
今日 へこたれても
動き出すこと
素直な気持ちの強さは
今日 傷ついても
求め合うこと

新しいものは いつも流れてく
平凡なものこそ
長く持ちこたえる
だから私は 勇気を持とう
恥じることなく
生きていくのだ

−To “TOM★CAT”〜Infomations Page 5−

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