1992年 |
7月〜12月 |
関俊彦さん |
頬が赤らんじゃいましたね(笑)。ティーエが本当に奇麗なもので。
映画版を目標にCDドラマもやってきたので、今日の収録で定番の
演技ができてきたと思います。CDドラマの時には「もっとゆっくり」
って注文が辛かったんですけど、今日はテンポアップしていて早口の
僕には助かりました(笑)。ティーエは感情をあまり表に出さない
キャラクターなので、その表現が難しかったですね。
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屋良有作さん |
ファンの皆さんも驚いたと思うんだけど、自分自身がこの役を貰った
時に一番驚きました。『何故、僕なんだろう』と(笑)。最近は、
美形キャラはもっと若い人が演じていますからね。だから美形キャラの
役は最初で最後かなと思ったんですけど、ファンの皆さんに応援して
貰って、適役以外にも役柄を広げて行きたいですね。『もう少し年齢
下げて』という注文は苦しかったね。普通にやると30代を超えちゃう
から(笑)。だからいつも若さを意識してやりました。でも、演って
いて本当に気持ちよかったです。
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速水奨さん |
今回のアルバムは「Joker」の時に関わったスタッフが、速水を
存分に料理してみたいと、お誘い下さって出来ました。「僕は我がまま
ですがそれでもいいですか‥‥それでもいい」とおっしゃってくれたの
で(笑)。タイトルを初めとして、構成の方と密に連絡をとり、積極的に
参加しました。ミーティングに時間をかけて、客観的に見た「速水の
表現」を追求しました。僕をよく知ってるスタッフが、僕が一番よく
見える部分を引き出してくれて。例えば10曲中、4曲が僕のボーカル
なんですが、僕の希望したアップテンポの曲ではなく、作曲家の方が
今までの僕の歌をきいてくれたうえで、自然に聞こえるようにと作って
くれました。ちょっとフランスの薫りがただよっていて‥‥(笑)。
残りの6曲は、音楽とSE(効果音)と語り(モノローグ)で構成
されているのですが、それもできるだけ僕のいつもしゃべっているままの
自然な声を収録するようにつとめています。これはファンの方々の望んで
いる部分でもあって。耳元で囁きを聞きたいと‥‥(笑)。そこまで
言ってくれるならやろうよということになったんです。ぜひヘッドホンで
お聞き下さい。また今回は、ビジュアル(写真)の転開にもかなり力を
入れまして、静かな優雅さだけでなく、鋭角的な攻撃性のある優雅さも
表現したくて。被写体として、感情のゆらぎや自分の内面を出すという
作業がとても発見が多く新鮮でした。テンション高く集中した時間を
過ごせましたね。
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金丸淳一さん |
小比類巻かほるさん風のメッセージソング。清涼飲料水の様なスカッとした
曲です。唄っているうちにすぐパワーが出てしまうので、サビにいく前に
押さえ気味にするのが難しかったけど唄ってて気持ち良かったですね。
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関俊彦さん |
今までに比べて、柔らかい感じのする曲です。この曲を聴きながらドライブ
するときっと安全運転ができますよ(笑)。
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緑川光さん |
唄っている時は“新条”の事は、あまり意識しないですね。でも詞の内容
なんかは、新条の性格と照らし合わせて考えてみたりします。
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島田敏さん |
今回は、アップテンポの曲で、グーデリアンの陽の部分が出ていると思い
ます。クヨクヨせずにそんなにシビアになるなよ、笑っちゃえばいいのさ!
って感じですね。自分も車の免許が取れるので、曲をかけて走りたいです。
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置鮎龍太郎さん |
詞の内容が、ハイネルにかなり近いものがあると思います。「クールに
生きるのもラクじゃない」とかね。バラードも挑戦したいです。
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−今回は初めて作詞に挑戦なさったそうですが、いかがでしたか。
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子安武人さん |
楽しかったです。そう、やっているときは楽しいんですよ。出来が良かったか
どうかは別にして、出来てる曲のデモを何曲か聞いて、その中からこの曲を
選んで詞をつけました。一曲で、いくつもイメージが湧いてきて、全く違う
詞がポンポン出来てしまって。でも最初に、生活感のない現実に縛られない
ものにしようというのがあったので、今の詞に決めました。
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−完成までにどれくらい時間がかかりましたか。
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子安武人さん |
思いついてから書くまでっていうのは3日ですね。頭の中でまとめるのに
2日、全体のバランスを立てるのに1日。それが早いのか遅いのかわからない
ですけど。でも頭の中で思ってることの三分の一くらいしか言葉にできなく
て、残念だったかなと思います。「確かに現実だったんだけど今はもうない」
っていう感じが書きたかったんです。実はこれ、都会で一生懸命働いてる
青年が体験した不思議な一時の話なんですよ。
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−アルバムの構成などにも積極的に参加なさったとか。
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子安武人さん |
出来てくるデモテープを聞かせてもらってそれに意見させてもらったり、
こういう曲を作って欲しいと要望を出したりしました。悪い悪いと思いつつ
(笑)。まだ未定のアルバムタイトルや、このアルバムの中に歌とは別の
ものとして入れる、科白のようなものとかも僕が考えることになると思い
ますし。まだどういう形で入れるかとかも決めてないんですが‥‥。
タイトルの方はもう考えてあって、「WATER」がいいかなと思って
います。水っていうのは冷たいというイメージもあるし温かいというイメージ
もある。一つの素材に手を加えることで何にでも変わるものだから。‥‥
聞かれると思って考えてきたんですよ。良かった(笑)。
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−歌は好きですか。ライブなどでやってみようとかは思われませんか。
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子安武人さん |
歌うのは大好きですよ。でもカラオケで歌うのとは違いますからね。思った
とおりの音が出なかったりして泣きながらやってます(笑)。人前に出る
のは恥ずかしいのでライブとかは‥‥。イベントとかでもあがっちゃって
素にもどっちゃうんですよ。
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金丸淳一さん |
登場人物など、難しい漢字がたくさんあって苦労もしましたが、できあ
がりがいまからとても楽しみです。
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高木渉さん |
原作のコミックスにも目を通して、僕なりに翠をおもしろく作っていきたい
と思います。
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松本保典さん |
まぁ、僕の役は犬ということで。(笑) 犬は犬なりの人生(?)というか
生きざまをまっとうしたいですね。
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堀秀行さん |
わたしは私生活では女性に手玉にとられてばかりいるのでこういう二枚目の
役はすごくうれしいですね(笑)
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置鮎龍太郎さん |
今度のアルバムでグーデリアンと唄うであろうと予想はしていたのですが、
歌詞の内容まで2人の関係がそのまんまだったのでびっくりしました。
曲調はとってもノリが良くて、こういうかんじの曲をずっと唄いたいと
思っていたので、うれしかったです。レコーディングはすごくおもしろかった
ですよ。敏さんがノリノリで‥‥。
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島田敏さん |
曲のタイトルからもうビックリ。予想していた以上に“まんま”でしたから。
戦いの構図がしっかりしていてこれはおもしろいと思いました。 |
子安武人さん |
お母さん役という事なんで、お父さん(‥‥とおとなりの松本さんを見て)
との差を出そうかなと(笑)。今までライバル的なものだったのが、初めて
こういうふうにセット‥‥というかコンビものになったので楽しみです。
OAVの頃になればアドリブも出せるかもしれませんね。
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松本保典さん |
えー、日本人が忘れてしまったお父さんの姿をやれればと思います(笑)。
‥‥というか、今回はまだそういうお父さん的な部分は、あまり出せない
ストーリーだと思うので、OAVの方で、やれたらと思ってます。
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Huge! Huge! Thanks To:Tomoya.T