1993年 |
7月〜12月 |
金丸淳一さん |
今まで以上にハヤトのイメージで、ハヤトの言葉で唄いました。ノリが
良いからいつかステージでも唄いたいですね。皆さん、CDで思いっきり
楽しんでください。
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置鮎龍太郎さん |
ファンとの交流は機会があればやっていきたいです。
歌手といっても声優やアニメのイメージが離れないと
思うので、歌によって違った自分を伝えられたらと
思います。
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井上和彦さん |
おいしいセリフを一杯言わせてもらいました(笑)。原作ファンの
イメージもあると思いますが、自分なりの朱理をやらせてもらいました。
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速水奨さん |
盲目の役なので、普通のセリフは目を閉じて、モノローグは目を開けてと、
こだわってみました。のり子ちゃんの雄々しい男声が聴けて、楽しかった
です。
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−今回のアルバムにかける意気込みは?
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速水奨さん |
僕は“意気込み”とか肩肘はったことはしないんです(笑)。この仕事で
僕が表現することはあくまで“南條晃司”なんですよ。スタッフ全員の
共通意識としての“南條晃司”というのがありまして、僕は気持ちとしては
本当に肩肘はらずに無の境地で入っていって、スタッフが持っている
共通意識としての“南條晃司”をどこまで表現するか、というかんじです。
あくまで僕は素材なんですね。だから僕個人の自我が出てくると違って
きてしまいますので、真っ白な透明な状態でいて、スタッフの共通意識を
スポンジのごとく吸収するというかんじです。
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−“南條晃司”になりきるという作業はどのようにして?
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速水奨さん |
「絶愛」の仕事がまた入るぞと決まった時から、自分の脳の中ではかなりの
比重を占めてますね。作品を読んだり、前回の曲を聴いたりして、徐々に
自分を洗脳していきます(笑)。
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−スタッフ全員の共通意識としての“南條晃司”とは具体的には?
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速水奨さん |
言葉では言いづらいのですが、“これって南條だよね”みたいなものが
あるんですよ。僕の同じ声で歌っていても“あ、それは南條じゃない”
“あ、きたね!”とかスタッフが客観的に判断できる部分があるんですよ。
僕自身も“あ、今のきた?”みたいな(笑)。
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−今回はどの位の時間で?
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速水奨さん |
今回の詞は、外へ激情を吐きだすというより、全部自分の中へ中へと
環っていくかんじです。切ない、逃げ道がないかんじ。ほとばしる情熱とか
愛とかいう人間の持っている感情を越えたところにあって、でもそれを
捨てきれない性とか、悲しみがあるんです。
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−曲の感想は?
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速水奨さん |
いい曲です。初めて聴いた時は他人事のように“ああ、いい曲だなあ”
と思いました。でも自分が歌うと思ったら‥‥(笑)。今回の
レコーディングは本当にやりがいがあります。噛んでも噛んでも味が出て
きます。
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−今回が「絶愛」では最後のオリジナルイメージアルバムということで、
メッセージをお願いします。
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速水奨さん |
僕自身、自分の持っている殻がまたひとつ割れたかも知れないと思って
います。出来るだけ多くの方に聴いていただきたいです。
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山口勝平さん |
TVシリーズ終了後、これで終わったわけじゃないと、いつも思って
いました。うれしくて、てれくさい、好きだった女の子と再開するような
気持ちです。
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速水奨さん |
CDソフトとしての広がりや、原作とは違うものとしての
楽しみを、味わってもらえれば、と思っています。
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森川智之さん |
直情型の迅八は演りたいタイプの役。紫苑に対する
ライバル意識を、言葉ではなく、内面から出したいですね。
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松本保典さん |
ラジオドラマ(CD)は、原作とは切り口が違うのが
ポイントですね。素材がいいからおもしろくなるので
は‥‥。
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飛田展男さん |
柊も大介も、普通の青年なので、普通らしさを出したい。
潤滑油というかクッション的な存在になりたいです。
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檜山修之さん |
鈴木君の激烈な告白が見せ場(聞き場)なので、ぜひ聞いて下さい。
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置鮎龍太郎さん |
最近、この手の作品によく出演させていただいていますが、お決まりのように告白される
役です。鈴木を夢中にさせるような可愛らしさが出てればいいなと思います。
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岩田光央さん |
自分の中にある湊像を出していこうと思いました。
のびのびやれる役を頂けたので、苦労はしませんでした。
聴きどころは、迫りくるところでしょうね(笑)。
今までとはまた違った岩田光央が出てると思うので、
ぜひ聴いて、感想を送ってください。 |
置鮎龍太郎さん |
最近、こういう役づいてますが、台本がすごくわかり
やすかったんで、割とすんなり役に入れました。聴き
どころは、岩田さんが迫るとこなら、僕は迫られる
ところ(笑)。物語もおもしろいので、楽しみにして
ください。
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塩沢兼人さん |
何を考えているかわからない人を作ってゆくしかない、という感じですね。緑川くんの若さに
負けないように、違和感がもたれないようにがんばりたいと思います。 |
緑川光さん |
尊敬している塩沢さんと同級生役がやれるなんて光栄です。自分でも楽しんで演じられたらと
思っています。「ぴんぽん5」は今までとはかなり違うような歌い方をしているので、
よかったら聴いてください。
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金丸淳一さん |
顔から火が出るくらい恥ずかしかったです。新しい世界に
足を踏み入れるっていうんか?(笑)聴いて楽しんで、
笑ってやって下さい(笑)
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関俊彦さん |
明るい同性愛の話なので、「楽にやれるかな」と思って
いたら、お風呂の場面があったりして、かえって照れ
ましたね(笑)
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子安武人さん |
公彦は知的な感じの大人の男で、演じる上では自分と
ウリ2つなんで(一同爆笑)。ラブシーンは、隣を
見さえしなければ、女性とやっているつもりで演じました。
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金丸淳一さん |
ドラマ全体がしっかりしていて、個人的にも好きな感じの
作品です。サイバーをまた違ったカラーで聴けるのでは
ないでしょうか。
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関俊彦さん |
インディーズのレースシーンがあるんだけど、加賀が
いままでで一番イキイキしてるんですよ。
ブリード・加賀の心の中を覗くには欠かせない一枚です。
ぜひ聴いて下さい!
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−座談会で盛り上がった話題は?
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田中真弓さん |
パイロット版のときに速水さんがコアラの役を演った
のを、柴田先生が覚えてらして、速水さんが実演して
くれました。
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緑川光さん |
それを聴いてコアラにキャスティングしたいと思わせる
演技って、すごいですよね。
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田中真弓さん |
なのに、どこをどう間違ったのか、マジック総帥(笑)。
コアラからマジック総帥に‥‥。マジック総帥から
コアラじゃなくてよかったよね(笑)。
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速水奨さん |
わらしべ長者みたいですね。少しずつ拾っていって、
マジック総帥に登りつく。
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−今回のビデオの見所は?
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緑川光さん |
まだ、どういう構成になるのかわからないんで、
とりあえず僕も、速水さんの「のど仏」ですね。 |
Huge! Huge! Thanks To:Tomoya.T