ビデオデッキの修理 2000/1/29


うちで使っているビデオデッキがテープを飲み込まなくなった。
92年の11月に購入したものなので、そろそろガタが出始める時期かもしれない。
ビデオデッキ
これが、 三菱電機製ビデオデッキ"HV-BS65"。
BS対応S-VHSデッキだ。当時113,094円(消費税3%込み)で購入している。
(ジャックスのボーナス一括払いだ)
部品取りのジャンクにするのは惜いし、駆動メカ部のベルトあたりの摩耗と思うので、
今回自分で修理してみることにした。


近所の家電店 で注文したビデオデッキ内のメカ部の消耗パーツキットがこれだ。
三菱パーツ


こんな感じで、消耗パーツと接着剤、マニュアル等の一式がセットになっている。
パーツ一式
部品名:KIT-PARTS,DECK-FO Foデッキ部品キット(プーリー付き) TYPE-A
部品番号:789C100O10
部品名、番号は部品注文時には不明だったので、デッキの型番を告げて、
"ベルト等消耗パーツ一式"で注文した。
パーツの交換方法は添付のマニュアルに詳しく記載されている。
購入価格は1400円。


それでは、バラしに掛かりましょう。
上ふたを取る
まず、キャビネットの上カバーを外す。
このように、フロントが折り畳みになっているデッキは、コストダウンの為か、
最近ほとんど見かけない。
しかし、ビデオデッキは安くななったもので、BS付きのS-VHSデッキでさえ、
最近は4万円くらいで買えてしまう。
しかも、今頃のやつはTBCに3次元YC分離、DNR付きだ。


下ふたを取る
ひっくり返して、下側の鉄板を外すと、基板が拝める。
この基板を止めているネジを外し、基板を浮かして、基板からコネクターを抜き、
基板をめくると、駆動メカ部を下側から拝むことができる。


ベルトが外れているではないか・・・・
と、言うことは、ベルトを掛け直せば直るのか・・・
待てよ、キャプスタンモータにベルトを掛けるプーリーが無いではないか?
どこへ行った?
キャプスタンモータ


と思っていたら、ポロッと出てきた。
同じ黒色の骨組部分のプラスチックと紛れてしまい気づかなかった。
消耗パーツに摩耗する訳のないプーリーが含まれている訳が判った・・・
脱落したプーリー
脇の黒いやつが脱落したプーリー。
差し込んであるだけの様なので、経年変化で緩くなって脱落したのだろう。
金属製の新しいプーリーを消耗パーツキットに添付されているエポキシ
接着剤で接着する。


ベルト自体はあまり摩耗していないようだったが、新品に交換する。
ベルトを掛けて一丁上がり。
ベルトを掛ける
この際だから、消耗パーツキットに添付されている全てのパーツを
交換する事にした。
裏側からはキャプスタンモータ脇のキャプスタンブレーキ(矢印)と
レバーブレーキRSを交換した。


フロントパネルを外し、ヘッドの上側を覆っている鉄板を外す。
フロントパネルを外す

続いて、カセットハウジングを外す。
カセットハウジングを外す
こいつがなかなか取れない。修理が終わって組み付ける時も、えらく大変だった。


消耗品キットに添付のマニュアルに従って、部品を交換する。
メカ部上側
(1)ピンチローラ
(2)サプライメインブレーキ
(3)テイクアップブレーキ
(4)テンションブレーキベルト
(5)テンションレギュレートアーム
を交換する。

これが交換したパーツ
テイクアップメインブレーキ
新品と比べると、摩耗しているのが判る。


これが交換した部品。
交換したパーツ一式
下に敷いてあるのがマニュアルで、A3くらいの大きさの紙両面にバラし方の手順から
交換のやりかたまで解説してある。
全てのパーツの交換がすんだらバラす逆の手順でフロントパネルまで組み付けて、
テープ出し入れ、再生、巻き戻し等の一連の動作を確認する。
良好であることが確認できたので、上下カバーを組み付ける。

キャビネットにキットに添付の修理完了ラベルを貼り付けて全て完了。
修理完了ラベル

作業時間は全部で2時間半を要した。
このビデオデッキには後5,6年は頑張っていただきたいと思っている。

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