1.組み立て、試運転 2000.1.29
回路図に従ってユニバーサル基板の上に、パーツを並べ配線していく。
![基板表側](speana2-1.jpg)
電源ラインは基板の表に銅箔テープで配線した。
3つのRFモジュールとAD(MAXIM社
MAX1243)と
DA(SONY
のCXA1315P)のICの制御、
パソコン側へのデータ転送を
MicroChip社PICマイコン(16F84)で行っている。
基板の裏側はこんな感じ。
![基板裏側](speana2-2.jpg)
最近は、GigaSite
で基板のマスクパターンを提供しているそうなので
それを使って自分で基板を作を作れば配線ミスは起きないだろう。
配線が完了して、仮組みした段階でPICマイコンへファームウエアの書
き込みを行った。下に敷いてあるのは提供してもらった回路図だ。
![仮組段階](speana2-3.jpg)
ファームウエアの書き込みは、パソコン側からプリンタポートを介して
行う。ファームウエアを書き換える事により、回路変更なしで1G〜2GHzの
トラッキングジェネレーター付きスペアナとして使うこともできる。
動作確認後、ケースに組み込んだ状態。
![ケース内部](speana2-4.jpg)
完成状態。
![完成状態](speana2-5.jpg)
TVのアンテナに直結して、関東地区のVHF-TV放送のスペクトラムを見てみる。
![VHF-TV](speana2-6.gif)
センター140MHzで、スパン200MHzをスイープした状態。
FM放送、NHK〜テレ東まで並んでいるのが判る。
(黄色の文字は後から書き込んだもの)
戻る
(C)1999,2000 MIGITA ELECTRIC WORKS