「祈りの歌」
1996年1月作曲、4月野分の会
1998年9月9日コッコラカルテットと共演
富山市在住尾山征一郎氏の委嘱により、1996年1月作曲され、4月野分の会にて
初演。作為的にならず、作曲者の心から自然に沸き起こる旋律をもって綴られたと聞く。
(第一楽章) 喜 び この世に生を受けた人の清らかな喜び
(第ニ楽章) 悲しみ 人として生きてゆくことの悲しみ
(第三楽章) 復 活 自然に沸き上がる強い生命。中間部の独奏部は、崇高な語りで
              聞く者の心を慰め癒してくれる。