「議席倍増」目標の荒唐無稽性+「総選挙躍進大運動

衆議院議席96年24〜9→9→9→「18に倍増」目標

高知県委員長「小指で逆立ちするような目標」と発言=言いえて妙

 

15カ月間連続「大運動」無総括11月16日解散再延長「大運動」→日報

(宮地作成) 12月4日公示〜16日投開票

 〔目次〕

   1、5中総志位報告の総選挙方針・目標・日報臨戦体制=9項目 (表1)

      1、高知県委員長「小指で逆立ちするような目標」と発言=言いえて妙

      2、志位の5中総総選挙方針・目標・日報臨戦体制=9項目

   2、選挙結果・党勢拡大データと「議席9→18」倍増目標の性質

     (表2)、総選挙5回結果→「議席9→18」倍増目標の荒唐無稽性

     (表3)、選挙14連敗政党データから見た議席倍増目標の荒唐無稽性

     (表4、5)、党勢拡大32年間激減結果から見た議席倍増目標の荒唐無稽性

   3、議席倍増−可能性と条件の有無=09年8月総選挙時点との比較

     〔可能性と条件の有無1〕、国民の運動状況変化+既成政党拒絶有権者激増

     〔可能性と条件の有無2〕、有権者の共産党支持率動向の無変化・低下

     〔可能性と条件の有無3〕、「大運動」15カ月間中の衰弱死と党機関腐敗の進行

   4、志位狂気の妄想目標2回と無総括・沈黙という無責任経歴党首

     〔妄想目標1回目と無総括〕、2000年「党員50万人5カ年計画」

     〔妄想目標2回目と無総括〕、「大運動」最中の赤旗拡大目標アップ指令

   5、荒唐無稽目標と1.5万支部・21万党員やる気度との隔絶

      1、アンデルセン童話『裸の王様』あらすじ

      2、生き残っている1.5万支部・21万党員の選択肢3つ

 

 〔関連ファイル〕      健一MENUに戻る

   共産党『5中総・志位幹部会報告』 『5中総・志位委員長結語』

   『前代未聞1=15カ月間拡大運動でもHN4354部減紙

   前代未聞2=11年7月4日〜15カ月連続拡大運動期間』

      12年10月5中総志位報告の減紙数値のみ・総括なしレベル

   『日本共産党の総選挙結果5回分データ分析』

      得票率10%以上小選挙区数96年190→162→65→52→09年28

   MF生作成『総選挙小選挙区−共産党の成績』小選挙区09年結果沈黙・隠蔽

 

   『志位和夫「党員5カ年計画」の欺瞞性と空想性』党員数の三重帳簿の欺瞞

 

 1、5中総志位報告の総選挙方針・目標・臨戦体制=9項目

 

 志位和夫は、10月14・15日5中総を開いた。そこで、2つを報告した。()13カ月連続党勢拡大「大運動」+延長8・9月結果データと、()総選挙方針である。別ファイルで()前代未聞異様「15カ月間連続大運動」結果データと数値のみ・総括なしレベルについては検討した。ここでは、()総選挙方針について検討する。

 

    『前代未聞1=15カ月間拡大運動でもHN4354部減紙

    前代未聞2=11年7月4日〜15カ月連続拡大運動期間』

 

 総選挙方針・目標の検討をする前に、一人の県委員長発言を引用する。総会における発言の長い記事を赤旗が報道した。その発言者60人中で、高知県委員長佐竹峰雄中央委員・61歳の発言も載せた。志位報告荒唐無稽目標よりも、この発言は、47都道府県委員長・中央委員+5中総に傍聴=強制参加させられた315地区委員長の本音を出している。それは、約半分に激減してきた中での生き残り21万党員・1.5万支部長の本音でもあろう。

 

 〔小目次〕

   1、高知県委員長「小指で逆立ちするような目標」と発言=言いえて妙

   2、志位の5中総総選挙方針・目標=8項目

 

 1、高知県委員長「小指で逆立ちするような目標」と発言=言いえて妙

 

 赤旗記事における彼の発言は次である。「四国ブロックの定数6全国でもっとも高いハードルです。四国ブロックのために出された方針。四国4県12地区は一丸となって必勝の決意を固めています」と語りました。一部に小指で逆立ちするような目標だ」とする受け止めがあることも認めながら、「情勢はわが党に、それだけの躍進を求めている」と強調。

 

 これは、志位5中総報告を聞いた総会会場での発言である。「一部に」でなく、彼自身の受け止めではないか。もっとも、高知県委員会の地区委員長数人強制参加させられているので、その発言の可能性もある。小指で逆立ちするような××とは、南国土佐に伝わる昔からのたとえなのだろうか。言いえて妙である。私も、どういう感じなのか、ためしに、机の上で、小指を立ててみた…

 

 そもそも、05年→09年総選挙の当選7ブロックにおいても、当選順位が6位以内に入ったブロックは一つもない。四国4県12地区が、「議席9→18の倍増目標」に基づき、比例代表候補者を当選させるのには、「定数6全国でもっとも高いハードル」を超人的な馬力で大ジャンプしなければならない。

 

 総選挙比例代表四国ブロックの結果は次である。()05年得票数17万5994票・得票率8.20%・順位10位落選()09年15万0171票・6.67%・12位落選だった。05年→09年で、得票数−2万5823票・得票率−1.53%・順位−2である。志位は、一挙に6位以内に入り、当選させよ荒唐無稽目標南国土佐ら四国4県委員長・12地区委員長命令した。

 

 そんな想定外の当選は、まさしく、小指で逆立ちするような目標」であろう。志位は、5中総結語において、「議席倍増目標」が絶賛され、全11ブロックの中央委員・地区委員長から大歓迎されたと、気が狂ったように10回も叫んだが。

 

(表1) 当選7ブロックだけの得票率・当選順位

ブロック

定数

当選

得票率05年→09

当選順位05年→09

東北

14

1

6.245.89

1314位最下位

北関東

20

1

6.646.26

12位→12位/20

東京

17

1

8.849.61

9817

南関東

22

1

6.847.00

12位→12位/22

東海

21

1

6.325.83

131321

近畿

29

3

9.679.56

8192981626

九州沖縄

21

1

5.805.27

151621

 

    総選挙09年結果 総務省(12)比例代表党派別議席配分表 05年結果 総務省

 

DS1

 

 

 

 

 

 

 

 

 クリックすると4段目に高知県委員長発言

    ブログ『日本共産党・民青同盟悪魔の辞典』12年10月19日→続きを読む

 

 2、志位の5中総総選挙方針・目標・日報臨戦体制=9項目 12月4日公示〜16日投開票

 

 総選挙は、12月4日公示→12月16日投開票と決まった。志位は、「総選挙躍進大運動」を「解散まで」とした。11月16日解散なので、この「大運動」は終了するはずである。しかし、今度は、「12月16日投開票まで延長」と言い直すであろう。

 

 総選挙方針は、すべてが荒唐無稽な方針・目標なので、ここでは、5中総志位報告内容に基づき、8項目だけを簡単に確認する。支部の実態については、支部数を言わないで、支部%だけを報告した。ただ、志位は、支部数を、減ったとも言わないで、ころころと変えている。1995年2.8万支部→10年1月第25回大会2.2万支部→2.1万支部→11年5月「全活」と5中総2万支部とした。

 

 3月20日赤旗は実質支部数1万5158支部実態をさらけ出した。党員数・党員拡大数と同じく、公表支部数もまったく信用できない。しかし、このファイルでは、志位のウソ支部数報告2万のままで計算する。

 

    (支部数のウソ)=2万支部でなく→3月20日赤旗の実質支部数1万5158支部

 

 1、議席目標

 

 議席は、96年24→2000年20→03年9→9→9議席と03年以降3回同じ→18議席。議席倍増。志位は、『5中総結語』において、「議席倍増」スローガン気が狂ったように10回も叫んだ。大歓迎されているとでっち上げの自画自賛をした南国土佐のつぶやき封殺した。

 

 2、得票数目標

 

 650万票、前回と同じ。47都道府県の前回自主目標765万票。得票目標決定支部53%−決定拒否支部47%=09年と同じ。5中総志位報告2万支部×47%9400支部が09年以降3年間も、一貫して得票目標の自主決定を拒否している。

 

 大部分の中間機関は、前回と同じ自主目標765万票のままで済むか。ただ、南国土佐ら四国4県委員長・12地区委員長は、6位以内当選に必要な得票目標へと、小指で逆立ちするような得票数目標」に大幅な引き上げを迫られよう。

 

 3、得票率目標

 

 比例代表96年12.55%→2000年11.23%→03年7.76%→05年7.25%→09年7.03%5回連続減少→10%へと、3%も一挙アップ目標

 

 4、対話=票よみ目標

 

 09年比例代表得票数494万票→「対話名簿整理=票よみ名簿のこと」→1千万人。志位は、日本語「票よみ」の使用拒絶→日本語「対話」しか使わない。支部・党員レベルは、「票よみ」としか言わないが。

 

 5、党勢拡大目標

 

 党員3万人拡大目標、HN前回総選挙時回復目標。前回09年8月総選挙時比では日刊紙89・4%、日曜版86・5%に激減=日刊紙2万6500部減紙、日曜版16万2540部減紙、HN合計18万9040部減紙。これら3年間=36カ月間で減った減紙部数すべてを、解散までの(2〜4カ月間?)で増やせ。ところが、解散は、11月16日になってしまった。

 

 志位は、「1千万人対話+大量減紙18万9040部減紙の回復」を「総選挙躍進大運動」と命名→彼は、『5中総結語』において、「議席倍増」スローガン10回と並んで、「総選挙躍進大運動」気が狂ったように7回叫んだ。

 

 「15カ月間連続党勢拡大大運動」で、党員拡大成果支部40%−60%支部が未成果か党員拡大拒否。5中総志位報告2万支部×60%≒1.2万支部が実質的に党員拡大を拒否。読者拡大成果支部30%〜40%。60%・1.2万支部〜70%・1.4万支部が実質的に赤旗拡大運動拒否賽の河原の石積み拡大運動32年間うんざり。かつ、新規拡大対象有権者は、もはや1.2万〜1.4万支部に皆無

 

 6、立候補者目標

 

 小選挙区96年299人→2000年300人→03年300人→05年275人→09年152人。→300人にアップ、5中総現在272人決定。ただ、小選挙区候補者全員が当選見込みゼロ→ほとんどの候補者は()党機関専従、または、()共産党系ベルト団体専従、さらには、()定年退職・年金生活者()議員年金受給中の元地方議員

 

 →総選挙まで候補者への別枠人件費不要→比例代表共産党名票を集める目的だけの、自分の名前も言わない「顔なし・使い捨て候補者」→落選後、出身組織専従・年金生活者に戻るだけ

 

 7、総選挙躍進募金目標

 

 1口千円。党員全員への党大会決定をした強制的供託金支援基金・年1200円とは別。市田書記局長は、09年総選挙総括において、供託金支援基金納入拒否党員が57.6%と報告。義務化したはずの供託金支援基金納入党員は42.4%のみ=党大会決定への不服従党員激増供託金支援基金問題、および、立候補予定目標300人の供託金から約7億円の国庫没収見込み沈黙

 

    『国政選挙供託金支援基金にたいし党費納入党員の57.6%が納入拒否・不服従』

 

 8、第26回党大会の延期目標

 

 2013年7月参院選後まで延期。規約上3年に1回→13年1月予定→6カ月間以上延期決定

 

 9、12月16日投票日まで日報の臨戦体制復活

 

 1.5万支部長→315地区委員長→47都道府県委員長→書記局というルートで、毎日の成果数値を報告せよ。

 報告は、4項目とする。()5中総決定の読了率、()対話数、()入党党員数、()赤旗拡大数(日刊、日曜版)である。

 

 

 2、選挙結果・党勢拡大データと「議席9→18」倍増目標の性質

 

 〔小目次〕

 (表2)、総選挙5回結果→「議席9→18」倍増目標の荒唐無稽性

 (表3)、選挙14連敗政党データから見た議席目標の荒唐無稽性

 (表4、5)、党勢拡大32年間激減結果から見た議席倍増目標の荒唐無稽性

 

 (表2)総選挙5回結果→「議席9→18」倍増目標の荒唐無稽性

 

 5回の小選挙区比例代表並立制総選挙において、得票率10%以上小選挙区はどうなったか。小選挙区における得票率10%以上選挙区の激減ペースは、すさまじい。得票率10%以上選挙区が、5回で190→28に激減した。この激減テンポなら、次回はさらに減る。

 

 その10%以上小選挙区の5回連続激減経過にもかかわらず、比例代表得票率7.03%→10%にアップ「議席9→18」の倍増とは、荒唐無稽な空想的社会主義目標以外の何ものでもない。09年総選挙以降の3年間=36カ月間において、日刊紙2万6500部減紙、日曜版16万2540部減紙、HN合計18万9040部減紙をした。「議席9→18の倍増目標」とは、その冷厳で惨憺たる結果にたいし、志位がついに気が狂った錯乱症状の表れなのか。

 

 空想的社会主義目標というよりも、資本主義世界最後の生き残り赤色生命体党首狂気現象=狂気の沙汰ではないのか。トップが狂った場合21万党員・1.5万支部長はどのような最終行動を選択すればいいのか。それとも、生き残りの支部・党員は、志位がなんにも狂っていず、正気だと診断できるのか。

 

(表2) 5回の小選挙区比例代表並立制総選挙

比例議席

得票数(万票)

得票率(%)

小選挙区データ

96

24

727(小)  710(比)

13.08(小)  12.55(比)

299190

00

20

735(小)  663(比)

12.08(小)  11.23(比)

300162

03

9

484(小)  459(比)

8.13(小)  7.76(比)

30065

05

9

494(小)  492(比)

7.25(小)  7.25(比)

27552

09

9

297(小) 494(比)

4.22(小)  7.03(比)

15228

 

 

 

 

 

目標

倍増18

650(比)、131%増加

(比)、議席倍増で10%→142%に増加

300

小選挙区データとは、立候補者数→得票率10%以上選挙区の激減ペース

 

    総選挙09年結果 総務省(12)比例代表党派別議席配分表 05年結果 総務省

    総選挙09年結果 朝日 05年結果 朝日

 

 (表3)選挙14連敗政党データから見た議席倍増目標の荒唐無稽性

 

 4つの選挙種類が異なるが、ここでは時系列データにした。種類ごとのデータは、それぞれの別ファイルにある。()増減同種選挙の比較である。

 

(表3) 衆院選・参院選・都議選・道府県議選14連続惨敗

種類

議席

得票数・万

得票率・%

備考

増減

増減

増減

得票数の真相

00

衆院選

2620

6

663

47

11.23

1.32

01

都議選

2615

11

74.8

5.5

15.63

5.7

01

参院選

155

10

432.9

386.6

7.91

6.69

03

県議選

152107

45

320.7

105.6

8.63

1.87

03

衆院選

209

11

459

204

7.76

3.47

04

参院選

54

1

436.3

3.4

7.80

0.11

実質数万票減

05

都議選

1513

2

68.0

6.7

15.57

0.06

05

衆院選

99

±0

492

33

7.25

0.51

実質30.1万票減

07

県議選

107100

7

285.7

35.0

7.49

1.14

07

参院選

53

2

440.8

4.5

7.48

0.32

実質17.7万票減

09

都議選

138

5

70.7

2.7

12.56

3.01

実質13.2万票減

09

衆院選

99

±0

494.4

2.4

7.03

0.22

実質15.5万票減

10

参院選

43

1

356.3

84.4

6.10

1.38

11

県議選

9680

16

187.8

(82.8)

5.61

1.93

目標

衆院選

9(18)

(8)

(650)

(155.6)

(10)

(2.97)

得票数・投票率は比例代表。参院選半数改選議席→当選議席

県議選データは道府県議選結果、県会議員の岩手県1・宮城県2・福島県3の合計6人

共産党は、合計4人としているので、議席数増減は、4人を引いた計算

 

 このデータを見ると、2000年以降、東京都議選・道府県議選だけでなく、衆院選、参院選においても、日本共産党は、衆院選2回の±0議席を除いて、議席と、得票率をすべて減らしている。

 

 総選挙・参院選・都議選の得票数増加5回は、投票率アップによるもので、実質的には、()備考欄のように5回とも得票数を減らしている。実質的得票数減少5回データを合わせれば、得票数も14回連続惨敗政党になった。

 

 これら11年間における選挙データのどこから「議席9→18の倍増目標」が出現するのか。国政選挙戦略の常識として、議席・得票数・得票率とも倍増しなければ、目標達成は到底できない。志位は、「議席倍増目標」が大歓迎されている、と誇大な自己宣伝をし、自ら酔っぱらっている。自分の言葉で酔っぱらってしまう狂気の自己陶酔党首に変質している、と診断できよう。

 

 これほどの荒唐無稽な目標を、5中総において、満場一致で採決した常任幹部会員・幹部会員・中央委員は、まさに党を最終的な破壊に導く党内犯罪幹部たちになったか。党中央幹部全員+傍聴参加の地区委員長315人が、最後に生き残っている1.5万支部長・21万党員すべて溺れさせ、殺しつくす『赤色生命体の悪霊』に変身したか。

 

 ドストエフスキーは、『悪霊』の冒頭において、有名な次の引用を載せた。

 

  「そこなる山べに、おびただしき豚の群れ、飼われありしかば、

     悪霊ども、その豚に入ることを許せと願えり。

     イエス許したもう。

 

  悪霊ども、人より出でて豚に入りたれば、その群れ、崖より湖に駆けくだりて溺る」(ルカ福音書、第8章32〜36節)

 

    wikipedia『ドストエフスキー「悪霊」』

 

 もっとも、レーニンは、『なにをなすべきか』で革命党組織論を展開し、ドストエフスキーの『悪霊』を「反動的小説」ときめつけたドストエフスキーの『悪霊』について次のように発言した。『悪霊』のような反動的な小説を読む時間は私にはない。この小説によってネチャーエフのような人の存在がおとしめられている。

 

 ネチャーエフのような人はわれわれにとって必要だったんだ(1943年、雑誌「三十日間」に掲載)。ネチャーエフとは、ナロードニキ革命組織内での裏切り者を殺害した指導者で、その事件をドストエフスキーは『悪霊』で、その殺人心理と革命家の倫理鋭く批判的に探求した。

 

 (表4、5)党勢拡大32年間激減結果から見た議席倍増目標の荒唐無稽性

 

 宮本・不破・志位らは、1980年ピーク以降、赤旗部数増減の長期データを発表したことが一度もなく、隠蔽している。せいぜい、()前回国政選挙比か、()前回党大会比しか言わない。それらは、でなく、すべて減っている。1980年以降、30年間で、HN355万部−145.4万部=209.6万部・59.0%読者が、日本共産党を支持できない誤った路線・体質の政党=時代錯誤の犯罪的なコミンテルン型共産党であるとして大量離脱してきた。

 

(表4) 30年間連続減紙政党=読者大量離脱政党

80

82

85

87

90

94

97

009

04・1

061

101

大会

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

HN

355

339

317.7

317.5

286

250

230

199

173

164

145.4

内H

54

50

40

35

(30)

(28)

(25)

内N

232

200

190

164

(143)

(136)

(120.4)

増減

16

21.3

0.2

31.5

36

20

31

-26

-9

-18.6

累計

 

16

37.3

37.5

69

105

125

156

182

191

209.6

1989年東欧革命〜91年ソ連崩壊後、減紙テンポが急増

東欧・ソ連10カ国・前衛党全滅とともに、ヨーロッパの全コミンテルン型共産党も同時死滅

 

 これらのデータは、すべて党大会報告である。第22回大会までは、HN総部数とともに、日刊紙H、日曜版Nの個別部数も報告していた。しかし、第23、24、25回大会は、HN総部数しか報告しなくなった。()( )は、従来のHN比率に基づき、私が推計した。第25回大会の(H25万部)はその推計である。増減数は、前大会からの減紙を示す。

 

(表5) 15カ月連続党勢拡大運動の増減結果データ

13カ月連続「大運動」+延長8・9月結果+再延長10月末結果

年月

10年1月

党大会

718

志位公表

8月末

実質数

15カ月結果

5中総公表

9月末

実質数

10月末結果

赤旗公表

党大会

後の増減

日刊紙

25

223750

1541

223500

598

27098

日曜版

120.4

104146

2813

1041460

2129

164669

HN合計

145.4

130

1265210

4354

1264960

2727

-191767

党員

40.6万人

31.8

215922

2

 

500

 

支部

2.2

2

15158

隠蔽

 

 

 

はっきり言って、党員数・党員拡大数はいつもでたらめで、まったく信用できない

党大会後の増減は、10年1月第25回大会数値−12年10月末実質数

 

 (追加)赤旗は2012年10月末結果を公表した。500増加、H598減紙・N2129減紙=HN合計2727減紙だった。5中総に基づく「総選挙躍進大運動」の1カ月目も、連続大量減紙でスタートした。2万+500増加なのに、10月末結果が、HN合計2727減紙ということは、党員拡大数はいつもでたらめで、まったく信用できないからくりを暴露した。

 

 赤旗部数最高は、1980年355万部だった。その32年後2012年9月は、126万4960部に激減した。赤旗を読んだ有権者の内、64.3%・228万5040人が、日本共産党は党内犯罪システム政党だと分かって、コミンテルン型共産党を見限った。この32年間で、赤旗を読む有権者が増えたことは一度としてなかった

 

 5中総の「総選挙躍進大運動」とは、党勢拡大の面で再々延長である。その10月末結果は、HN合計2727減紙だった。このデータは、10年1月第25回大会後の2年10カ月間=34カ月間で、HN19万1767部減紙を示した。HN減紙率は、19万1767部減紙÷党大会公表145.4万部≒13%になっている。日本共産党は、HN減紙率13%という共産党支持有権者19万人の大量離脱・激減のままで、12月16日投票・総選挙に突入することになった。

 

 その長期減紙継続データにたいし、志位和夫は、「議席9→18の倍増目標」を掲げた。5中総を傍聴させた315人地区委員長全員が歓迎した。生き残りの21万党員・1.5万支部も、「議席倍増目標」に歓呼のこえを挙げた、と報道されている。共産党系ベルト団体すべても大賛成した。反対・異議者は一人もいないことになっている。誰も、どの共産党系ベルト団体も、目標の荒唐無稽性にたいし沈黙した。

 

 「議席9→18の議席倍増目標」なら、当然、「赤旗読者倍増」も強要しなければならない。志位は、抽象的に「総選挙躍進をめざす1千万対話・党勢拡大の大運動」を何度も叫ぶだけだった。具体的には、「9→18の議席倍増」「1千万対話=票よみ」の2つしか指令していない。

 

 志位は、「議席倍増」呪文のように唱えれば、「所得倍増計画」時点のように、赤色生命体すべてが活気づき、総決起すると妄想したか。自らに自己欺瞞の呪術を、酔っぱらったように、振り掛けたのか。正気なのか、それとも、狂気の沙汰言動を、15カ月間連続党勢拡大「大運動」に引き続き発現させたのか。

 

 彼は、5中総において、連続する「総選挙躍進大運動」と命名した。「15カ月間連続党勢拡大大運動」+時期不明の「解散までの1千万対話・党勢拡大の大運動」へと再延長させた。ただ、解散は11月16日に決まったので、12月16日投票日までと再々延長をすると思われる。

 

 

 3、議席倍増−可能性と条件の有無=09年8月総選挙時点との比較

 

 志位は『5中総結語』において、この目標をやりきる可能性と条件はあるのか。討論では、二つの前進の流れの息吹が生き生きと反映されましたと力説した。

 

 第一の息吹は、各分野で、国民運動が歴史的高揚を見せ、その中で党の改革ビジョンが大きな力を発揮していることです。

 第二の息吹は、1年余にわたって、全党のみなさんの奮闘によってとりくんできた「党勢拡大大運動」党を大きく変えつつあるということです。党員拡大にとりくみ、新入党員を迎えたことが、党に大きな活力をもたらし、変化をつくっていることが、多くの発言のなかで語られました。

 

 本当にそう言えるのか。前進の流れの息吹があるのか。議席倍増可能性と条件と言うからには、その具体的なデータや実績数値を報告しなければ、支部・党員を納得させることができない。ところが、「新入党員を迎え」たこと以外、すべてが抽象的である。

 

 しかも、09年8月総選挙後≒10年1月第25回大会後、赤旗HNが18万9040部も大量減紙している真相を隠蔽・沈黙したままで、「党勢拡大大運動党を大きく変えつつある」と真っ赤なウソをついている。支部・党員騙し手口も、ここまでくると、気が狂った党首の党内犯罪になる。

 

 『5中総報告・結語』を読んでも、荒唐無稽目標だということだけが分かっただけで、可能性と条件の存在に得心した党員はまるでいないと思われる。それどころか、半分に激減したが、気が狂った党首にまだ党費を納入している1.5万支部長・21万党員は、15カ月間連続という前代未聞・狂気の党勢拡大大運動支部・党員を大きく破壊しつつあるという180度逆の真相認識に到達した。

 

 その証明が、赤旗の党勢拡大12年10月末結果公表である。党員500人増加、H598減紙・N2129減紙=HN合計2727減紙だった。5中総に基づく「総選挙躍進大運動」の1カ月目も、連続大量減紙でスタートした。党員500人増加なのに、HN合計2727減紙ということは、支部・党員32年間に及ぶ賽の河原の石積み拡大運動にたいし、全面拒絶・不参加を実行しつつある結果データである。

 

 議席倍増可能性と条件有無と、『志位結語』の支部・党員騙し詭弁性を3点で検証する。

 

 〔小目次〕

   〔可能性と条件の有無1〕、国民の運動状況変化+既成政党拒絶有権者激増

   〔可能性と条件の有無2〕、有権者の共産党支持率動向の無変化・低下

   〔可能性と条件の有無3〕、「連続党勢拡大大運動」15カ月間の衰弱死全面進行結果

 

 〔可能性と条件の有無1〕、国民の運動状況変化+既成政党拒絶有権者激増

 

 国民運動の高揚は事実である。かつてない高まりに変化しつつある。反原発・脱原発運動は全国に広がり、高まっている。消費税問題・オスプレイ配備反対運動も高まっている。

 

 それらは、有権者の切実な要求の反映である。それとともに、その反面として、決められない政治=政党にたいする怒りと絶望感の高まりが背景にある。2つは表裏一対である。とりわけ、既成政党拒絶有権者の激増が根底にある。有権者は、共産党も、「できもしない、きれいごと」だけを主張する既成政党判定している。

 

 しかも、共産党は、反原発・脱原発運動において、「原発ゼロ」スローガンしか言わない。「反原発・脱原発」スローガン「反科学」と断定し、否定・排斥している。裏側で、「原子力の平和利用」路線を放棄しないまま、隠蔽・堅持するという赤色二枚舌=いつもの国民運動分裂策謀を使っている。この「原子力の平和利用」路線堅持という不破哲三の反国民的犯罪は、有権者騙し、統一を妨げている。

 

    『共産党原子力政策の批判』加藤哲郎・小出裕章らファイル多数

 

 〔可能性と条件の有無2〕、有権者の共産党支持率動向の無変化・低下

 

 志位は「党の改革ビジョンが大きな力を発揮している」と断定した。そのように判定できるのか。それを証明するデータは皆無である。沈黙している。むしろ、有権者の共産党支持率動向は、無変化か、低下してきた。抽象的にしか言わない力を発揮」とは、これまた、志位による支部・党員騙し詭弁ではないのか。

 

 有権者の共産党支持率はどう変化しているか。マスコミ世論調査は、どこでも2つを載せる。()支持政党−共産党はいつも2%前後である。1%台に下がることもある。()総選挙比例代表の投票先政党−共産党はつねに3%前後である。最近は、よく2%台に下がる。どの世論調査を見ても、4%台にアップしたケースは一度もない。まったくの無変化、または低下傾向である。

 

 時事通信社の世論調査は、定期的に毎月行っている。それは、()政党支持率を毎月載せている。ここ4カ月間は、毎月、微減である。支持率アップなどしていない。これらのデータは、「大きな力を発揮」が志位詭弁だと証明した。

 

    政党支持率 時事共産党7月1.9%8月1.5%9月1.3%10月0.9%

 

 〔可能性と条件の有無3〕、「大運動」15カ月間中の衰弱死と党機関腐敗の進行

 

 「党勢拡大大運動党を大きく変えつつある」とは、まったくの支部・党員騙しのウソである。「15カ月間連続党勢拡大運動」は、党員・日刊紙・日曜版という3項目拡大の「大運動」だった。

 

 志位は、党員拡大成果しか言わなかった。党員拡大の経過はどうだったのか。「15カ月間連続党勢拡大大運動」で、入党者2万人とした。そして、党員拡大成果支部40%−60%支部が未成果か党員拡大拒否と報告した。5中総志位報告2万支部×60%≒1.2万支部が実質的に党員拡大を拒否している。

 

 ところが、志位は、党員数報告をころころと変えている。これは、いつもでたらめで、まったく信用できない()20数年間40万人前後()10年1月第25回大会40.6万人()12年7月18日「90周年講演」31.8万人・8.8万人激減→()8月都道府県委員長会議の秘密報告党費納入率67.9%に基づく実質党員数21万5922人→()9月末までの「大運動」+2万人という激変数値操作を信用できるか。

 

 志位は、なぜ、都道府県委員長47人にだけ秘密を知らせたのか。一般党員は信用できないが、47人までなら信用できるのか。彼らは、ほぼ全員が中央委員である。中央委員になれば、()専従給与=基本給+党歴給+党専従歴給以外に、()中央委員秘密特別手当約10万円・年120万円を毎月党中央から直接受け取る。()常任幹部会員秘密特別手当は、毎月50万円・年600万円である。この金額で金縛りにしておけば、秘密を守るであろう。

 

 しかも、入党者2万人というのにもかかわらず、「15カ月間連続党勢拡大大運動」をしても、赤旗HNは大量4354部も減った。この差引は、というよりも、支部・党員騙しのウソではないか。入党申込書も書かないで、入党決意だけをした支持者数も、書記局からの日報・週報・月報という脅迫的な連日点検にたいし、315地区委員長・専従が虚偽報告をした入党者数も多いと思われる。

 

 ()地区委員長315人には、党中央が秘密特別手当を支給することはない。彼らは、平専従と同じく、常時遅配である。地区委員長レベルは、赤色生命体内の秘密結社メンバーでない。一般党員と同じレベルの、党勢拡大と国政選挙だけをやらせるだけの使い捨て駒にすぎない。

 

 赤旗HN拡大成果なら、中間機関は、毎月の月末申請部数に基づき、日刊紙3400円・日曜版800円の全額を党中央にいったん上納しなければならない。数年前までは、支部・地区・都道府県の配分%を除いて残り上納していた。ところが、志位・市田・不破は、全額上納システム突如改悪した。これは、官僚主義的中央集権的集金制への大改悪だった。

 

 党中央財政が破綻の最終局面に到達した。そこで、3人独裁者赤色生命体の全収入をまず一手にかき集めなければならない。日本共産党を名乗る赤旗新聞社が、財政破綻の危機→倒産になるかどうか。倒産を免れる手段はないか。

 

 この上納システム改悪では、中間機関のごまかしがきかない。書記局による脅迫的連日点検に耐えかねて、中間機関が虚偽申請をすれば、虚偽部数金額分請求される。その赤色取り立ては厳しい。

 

 滞納すれば、どうなるか。党中央による打撃的・侮辱的批判→満座の前で滞納委員長の自己批判強要→屈辱的自己批判書提出→さらには査問さえも待っている。そこの機関財政が破綻する。専従給与にしわ寄せが行き、遅配になる。減紙部数を毎月すぐ吐出さざるをえない

 

 それにたいし、新規入党者の党費上納システムは、ルーズである。ルーズというか、党費1%金額がばらばらだからである。中間機関は、入党決意をしただけの支持者数15カ月間で入党者2万人+12年10月「総選挙躍進大運動」1カ月目の入党者500人虚偽報告ができる。

 

 地区委員長315人を含む地区専従918人が、志位・市田・不破という3人独裁者騙す党内腐敗ルートが出来上がってしまった。財政破綻→地区専従大量リストラ後、生き残った地区専従918人とは、志位が2010年9月の2中総で報告した。彼は、地区専従458人・33.2%を、退職金なし・失業保険なし・貯金なし状態で切り捨てた、路頭に放り出した。この性質は、地区専従内における赤色テロル型リストラである。

 

    『衰弱死テンポアップを告白・証明した2中総データ』(表7)専従解任

 

 もちろん、志位は、()常任幹部会員秘密特別手当毎月50万円・年600万円を、一銭もカットしていない。不破哲三82歳と同じく。

 

 「毎月50万円お手盛りピンハネをする志位和夫が、15カ月間で党員5万人を増やせと、できもしない目標達成を強要・連日点検するのなら、ウソの党員拡大数を言ってやろうじゃないか。ウソつきは、お互い様だ」。

 

 「赤色テロル型リストラを免れているオレたち918人は、お前がとんでもない大ウソつきだと知らないと思っているのか。もっとも、まだ赤色生命体内に居残っている支部長15000人の内、60%9000人が党員拡大運動を拒否した。支部長らは、その行動によって、『支部が主役』という赤色催眠剤を数十回も振り掛け続けるオレたち地区専従にたいし、お前もとんでもないウソつきだと、認識していることを示したのだ」。

 

 「お前は、赤色テロル型リストラで路頭に放り出した地区専従458人・33.2%その家族がどうなっているのか、なんの関心もないのか。首になった仲間の一人が、先日、生活費の借金に来た。常幹は、23人いる。常幹秘密特別手当・年600万円×23人=毎年1億3800万円になる。それを見舞金にも出さないのか。彼は、うなだれて帰った」。

 

 志位は、赤旗HN拡大成果数を、『5中総結語』において隠蔽・沈黙した。そのままで、「党勢拡大運動が党を大きく変えつつある」と宣言した。それどころか、党を衰弱死させつつあるのが真相になった。「党勢拡大大運動」結果データ(表5)は、「大運動」が「党を破壊しつつある、党機関を腐敗させつつある」真相を浮き彫りにした。

 

    (表4、5)、党勢拡大32年間激減結果から見た議席倍増目標の荒唐無稽性

 

 

 4、志位狂気の妄想目標2回と無総括・沈黙という無責任経歴党首

 

 志位は、資本主義世界最後の赤色生命体生き残り党首になった。彼は、5中総において、荒唐無稽な「議席9→18の倍増目標」を掲げ、全党に達成命令を出した。しかし、それ以前に、狂気の妄想目標を2回指令している。しかも、2回とも、その結果にたいし、無総括・沈黙をした。これほどの無責任党首はいないであろう。その妄想目標2回と無総括を検証する。

 

 〔小目次〕

   〔妄想目標1回目と無総括〕、2000年「党員50万人5カ年計画」

   〔妄想目標2回目と無総括〕、「大運動」最中の赤旗拡大目標アップ指令

 

 〔妄想目標1回目と無総括〕、2000年「党員50万人5カ年計画」

 

 志位は、2000年第22回大会において、「党員50万人5カ年計画」を提案し、満場一致で決定させた。総務省への政治資金報告書における実質党員数の経過はどうだったのか。(表6)の「党費納入党員年間総計」は、総務省政治資金報告書において、志位が毎年自分のサインつきで提出している。「1カ月平均党員」=志位総務省報告「党費納入党員年間総計」÷12カ月間の数値である。

 

(表6) 共産党の政治資金報告数値

年・党大会

党費納入党員年間総計

1カ月間平均党員

公表党員数

党費納入率

1987・第18

最高3586808

298901

最高490000

61.0

1990・第19

3448750

287396

480000

59.9

1994・第20

最低3129769

260814

最低360000

72.4

2000・第22

3202455

266871

386517

69.0

2004・第23

3223973

268664

403793

66.5

2006・第24

3142808

261900

404299

64.7

2010・第25

3045049

253754

406000

62.5

党費納入率とは、総務省報告の1カ月平均党員数÷公表党員数

1994年の最低党員数は、89年〜91年東欧・ソ連10カ国いっせい崩壊を原因とした大量離党

 

 この党費納入党員年間総計データは、総務省自治行政局政治資金課に、2004年2月、直接電話確認した数値である。第18・19・20回大会の数値を調べた。

 

 志位は、2000年「党員50万人5カ年計画」時点、総務省への政治資金報告において、実質党員26万6871人と熟知していた。それにもかかわらず、公表党員数38万6517人というウソ数値に基づいて、50万人に増やせと指令した。

 

    『志位和夫「党員5カ年計画」の欺瞞性と空想性』党員数の三重帳簿の欺瞞

 

 彼は「5カ年計画」決定をし、47都道府県委員会・315地区委員会にたいし、5年間でどれだけに党員を増やすかという計画を具体化させた。ところが、志位は、「5カ年計画」を過ぎた2006年第24回大会になっても、なんの総括もしなかった。それどころか、その「計画」を決定し、具体化させたことを隠蔽・沈黙した。彼は、全党に指令出しっぱなし→無総括・頬かむり・無責任党首という品性をさらけ出した。

 

 この()データを見れば、志位の2000年「党員50万人5カ年計画」とは、まったくの荒唐無稽な妄想目標だったことを証明した。

 

 志位は、2007年9月5中総において、「5カ年計画」結果沈黙のまま、党費納入率63.0%に減ったと、危機感を込めて報告した。06年1月第24回大会の公表在籍党員数×63.0%≒254708人に激減している。宮本・不破らは、党費納入率を公表したことが一度もなかった。志位が、党費納入率を公表したのは、大げさに言えば、日本共産党史上初めて画期的な出来事となった。

 

    『日本共産党2010年度政治資金報告の表裏』11年11月30日

       1年間で、党費収入−7515万円、機関紙収入−5億4441万円

       月別党費納入党員数−4245人、党費納入率−1.0%など全指標衰退

 

 〔妄想目標2回目と無総括〕、「大運動」最中の赤旗拡大目標アップ指令

 

 2011年12月4日、志位和夫は、4中総において、「大運動」5カ月間経過途中にもかかわらず、党勢拡大目標の大幅引上げという異様な命令を出し、全中間機関に次の強要をした。

 

 「いまの目標見直して、すべての支部、地区、都道府県で、党員拡大目標に匹敵する、あるいはそれを上回る「日刊紙」読者拡大目標を決め、それを達成するようにしたい。かりに全党的に党員拡大目標と同水準の5万人の「日刊紙」読者を拡大するならば、前回総選挙時比で108%の峰を築くことができます。」

 

 「「しんぶん赤旗」日曜版の読者拡大の目標についてですが、各都道府県が決めている目標は、多くの県で「大会時回復」が多く、全党的な目標の合計は、12万5千人となっています。これでは実は目標をやりきっても、前回総選挙時比で96%にとどまります。

 

 ここでも目標を見直して、すべての支部、地区、都道府県が、「大運動」期間中に、少なくとも前回総選挙時を上回る日曜版読者の陣地を築くことを提起したい。その場合、全党的な目標の合計は約17万人ということになりますが」。

 

 「党勢拡大大運動をつうじて、5万人の党員、5万人の日刊紙読者、17万人の日曜版読者を、全党が力をあわせて増やし、党勢拡大の高揚をつくりだし、総選挙勝利の土台となる自力をつけよう」。「この点で3中総決定の読了・徹底は、39%にとどまっていますが、ここに党の抱える最大の弱点の一つがあります」。

 

(表7) 中間機関の拡大目標と目標大幅アップ命令と拡大結果

党勢力

中間機関目標

目標大幅アップ命令

15カ月間結果

129月末

党大会

 

目標計

比率

目標アップ命令

比率%

5中総公表

実質数

後の増減

党員

5万人

 

5万人

 

2

日刊紙

2.8万人

95

5万人にアップ

108%以上

1541

223500

26500

日曜版

12.5万人

96

17万人にアップ

100%以上

2813

1041460

162540

中間機関目標の比率%は、09年総選挙比。志位目標大幅アップ命令も09年総選挙比

はっきり言って、党員数・党員拡大数はいつもでたらめで、まったく信用できない

党大会後の増減は、10年1月第25回大会数値−12年9月末実質数

 

 志位和夫は、HNの拡大目標の途中大幅引上げを命令した。全中間機関はその比率通り目標だけを引き上げた。しかし、結果は連続大量減紙だった。志位の手口は、机上の空論に基づく暴挙だった。彼の命令は、2000年「党員50万人5カ年計画」に次ぐ、荒唐無稽な2度目の妄想目標だったことを証明した。

 

 そもそも、「12カ月間連続党勢拡大大運動」の途中・5カ月後に目標だけを引き上げを命令したケースなど一度もない。気が狂ったのでなければ、衰弱死全面進行あせり、もがいている結果なのか

 

    〔あせり・もがき3〕、「大運動」12カ月間途中にHN拡大目標大幅引上げ強要と結果

 

 2012年5中総の「議席9→18の倍増目標」は、資本主義世界最後の赤色生命体生き残り党首妄想した荒唐無稽計画である。この目標を達成する可能性と条件があると判断する支部・党員は、一人もいないと断言できる。しかも、総選挙後、生き残り党首は、間違いなく、3度目の無総括→隠蔽・沈黙をする。

 

 

 5、荒唐無稽目標と1.5万支部・21万党員やる気度との隔絶

 

 2012年現在、党費納入拒否・支部解党をしないで、1.5万支部・21万党員がまだ生き残っている。党費を払い、赤旗を購読し、諸カンパを納入している。彼らは、最後の赤色生命体生き残り党首=2回の妄想目標と無総括・沈黙志位を敬っているのか。フランス共産党は、14%・10万人に激減し、脳死状態ステージWになった。

 

 彼らは、無総括・沈黙志位が3度目に命令した「議席9→18の倍増」という荒唐無稽目標にたいし、どのような受け止めをしているのだろうか。

 

 志位は、『5中総結語』において、「議席倍増」10回・「総選挙躍進大運動」7回と、合計17回も連発した。これらの目標・「大運動」を、全党が大歓迎したと、自己陶酔している。共産党系ベルト団体の会議・集会多数にも出かけ、「議席倍増」目標・「大運動」を気が狂ったように宣伝している。どこでも、大歓迎を受けたと自画自賛している。

 

 本当にそうなのか。半分に減ったが、まだ生き残っている1.5万支部長・21万党員で、「議席倍増目標」「総選挙躍進大運動」を大歓迎したり、目標達成ができると思っている者は一人もいないと断定できる。そこで、アンデルセン童話『裸の王様』を思い出した。裸の王様とは、2回の妄想目標と無総括・沈黙→3度目の荒唐無稽目標を掲げ、17回絶叫パレードを開始した志位と同じではなかろうか。

 

 〔小目次〕

   1、アンデルセン童話『裸の王様』あらすじ

   2、生き残っている1.5万支部・21万党員の選択肢3つ

 

 1、アンデルセン童話『裸の王様』あらすじ

 

 新しい服が大好きな王様の元に、二人組の詐欺師が布織職人という触れ込みでやって来る。彼らは何と、馬鹿や自分にふさわしくない仕事をしている者には見えない不思議な布地を織る事が出来るという。王様は大喜びで注文する。仕事場に出来栄えを見に行った時、目の前にあるはずの布地が王様の目には見えない。王様はうろたえるが、家来たちの手前、本当の事は言えず、見えもしない布地を褒めるしかない

 

 家来は家来で、自分には見えないもののそうとは言い出せず、同じように衣装を褒める王様見えもしない衣装を身にまといパレードに臨む。見物人も馬鹿と思われてはいけないと同じように衣装を誉めそやすが、その中の小さな子供の一人が、「王様は裸だよ!」と叫んだ。ついにみなが「王様は裸だ」と叫ぶなか王様一行ただただパレードを続けた

 

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/47/Emperor_Clothes_01.jpg/300px-Emperor_Clothes_01.jpg

wikipedia『裸の王様』

 

 2、生き残っている1.5万支部・21万党員の選択肢3つ

 

 〔選択肢1〕、裸の王様=最後の赤色生命体生き残り党首の「議席倍増目標」・「総選挙躍進大運動」を大歓迎

 

 「議席9→18の倍増目標」こそ、待ち望んでいた革命方針だ。この目標・大運動によってこそ、全党が勇躍決起し、民主連合政府樹立への展望を切り開くことができるのだ。5中総を大歓迎する。全員が赤色生命体の躍進パレードに踏み出そう。

 

 このレベルの忠誠派党員は、様々な党中央公表データに基づき、党費納入党員実質21万人中、約8万人・38%いると推定できる。彼らは、志位・市田・不破らを信仰し、彼らの言動すべてを疑わないという自主的思考停止の赤色信者と言えよう。

 

 〔選択肢2〕、3度目の妄想計画・荒唐無稽目標など馬鹿げている→「1千万人対話+減紙HN18.9万部回復党勢拡大」大運動に不参加

 

 「議席9→18の倍増目標」など達成できるはずがない。むしろ、3回連続9議席→東北・近畿3人目落選で7議席、さらに、6議席に惨敗する可能性と条件の方が高い。支部長・LC・党費納入党員の全員が、議席倍増目標だけでなく、09年総選挙後のHN減紙18.9万部を解散までの(2〜4カ月間)で増やせ、などという目標・大運動など馬鹿げているとし、それだけでやる気を失った

 

 志位は、賽の河原の石積み拡大32年間うんざりの支部実態を分かっているのか。当然ながら、支部全員が、「1千万人対話+減紙HN18.9万部回復党勢拡大」大運動不参加をする。

 

 ただし、党費納入と赤旗購読・配達は続ける。共産党員であることは、居心地が悪くない埴谷雄高は、戦前の転向後、自分の党体験にも基づき、著書において、「共産党・共産党員は、うぬぼれた排他的なエリート意識の塊」と規定した。レーニンは『なにをなすべきか』他において、「外部注入論」を大展開した。その論旨は次である。

 

 共産党、共産党員だけが、マルクス主義の科学的真理認識し、体現できる。他政党・共産党員以外の他者は、社会主義目標を掲げようとも、真理を認識・体現・実行できない。マルクス主義の科学的真理=階級意識は、「共産党員が、自然成長性の限界を持つプロレタリアート外部から注入するしかない」。これほどのうぬぼれた排他的なエリート理論はないであろう。

 

 世界中の共産党員が、レーニンのうぬぼれた分別・差別の犯罪理論のとりこになった。私も、共産党員・共産党専従13年半、そうだった。東方の島国における最後の赤色生命体生き残り1.5万支部・21万党員は、レーニンの犯罪理論に呪縛されたままと思われる。

 

 〔選択肢3〕、裸の王様=赤黒い『悪霊』パレード参加をやめる→党費納入拒否・支部解党でレーニンの呪縛を自ら断ち切る

 

 王様パレードの見物人も馬鹿と思われてはいけないと、同じように衣装を誉めそやすが、その中の小さな子供の一人が、「王様は裸だよ!」と叫んだ。ついにみなが「王様は裸だ」と叫んだ。21世紀になって、土佐の高知から来た赤色生命体少年団トップが、代々木大会議室において、王様は裸だよ!」=小指で逆立ちするような目標だ!と叫んだ

 

 古来、『ハーメルンの笛吹き男』の伝承もある。その概要は次である。

 

 1284、ハーメルンに「鼠捕り」を名乗る色とりどりの布で作った衣装をまとった男がやって来て、報酬と引き換えに街を荒らしまわるネズミの駆除を持ち掛けた。ハーメルンの人々は男に退治の報酬を約束した。すると男はを取り、笛の音でネズミの群れを惹き付けると、ヴェーザー川におびき寄せ、ネズミを残さず溺死させた。ネズミ退治が成功したにもかかわらず、ハーメルンの人々は約束を破り、笛吹き男への報酬を出し渋った。

 

 怒った笛吹き男はハーメルンの街を後にしたが、626日の朝(一説によれば昼間)に再び戻って来た。住民が教会にいる間に、笛吹き男は再び笛を吹き鳴らし、ハーメルンの子供達を街から連れ去った。130人の少年少女が笛吹き男の後に続き、洞窟の中に誘い入れられた。そして、洞窟は内側から封印され、笛吹き男も洞窟に入った子供達も二度と戻って来なかった。

 

イメージ 1

wikipedia『ハーメルンの笛吹き男』 画像多数『ハーメルンの笛吹き男』

 

 私は、『ハーメルンの笛吹き男』伝承→アンデルセン童話『裸の王様』→ドストエフスキー『悪霊』冒頭などを、最後に生き残っている赤色生命体党首の荒唐無稽目標・大運動15カ月間連続+解散までの継続方針によって、連想した。

 

 忠誠派党員約8万人・38%という自主的思考停止の赤色生命体信者がまだいる。しかし、その8万人を除く、生き残り13万人・62%党員はどうするのか。

 

 ()レーニンの呪いの理論に呪縛されたままで、うぬぼれたエリート意識=国民分別・差別の犯罪理論を放棄できない党員としては残るしかし、「1千万人対話+減紙HN18.9万部回復党勢拡大」大運動への不参加を選択する。

 

 ()、それとも、『ハーメルンの笛吹き男』の後に続くこと、『裸の王様』パレードへの参加、ドストエフスキー『悪霊』冒頭のようになることを拒絶する。そして、→党費納入拒否・支部解党でレーニンの呪縛を自ら断ち切るか。

 

    『支部活動部分停止→全面停止→解党行動の広がり』末端から党崩壊・解党の進行

    『選挙で動く党員と反発サボタージュする党員』選挙活動の拒否・不参加

 

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 〔関連ファイル〕

   共産党『5中総・志位幹部会報告』 『5中総・志位委員長結語』

   『前代未聞1=15カ月間拡大運動でもHN4354部減紙

   前代未聞2=11年7月4日〜15カ月連続拡大運動期間』

      12年10月5中総志位報告の減紙数値のみ・総括なしレベル

   『日本共産党の総選挙結果5回分データ分析』

      得票率10%以上小選挙区数96年190→162→65→52→09年28

   MF生作成『総選挙小選挙区−共産党の成績』小選挙区09年結果沈黙・隠蔽

 

   『志位和夫「党員5カ年計画」の欺瞞性と空想性』党員数の三重帳簿の欺瞞