RHAPSODY IN BLUE/山下洋輔

(H33K20062 / KITTY RECORDS)

personel:山下洋輔(p)
          ハレー・ストリング・カルテット(M6-8)
            〜漆原啓子(1vl)、松原勝也(2vl)、豊島泰嗣(va),山本祐ノ介(vc)
date:1986年7月20日
place:大阪ザ・シンフォニー・ホール
MANUFACTURED AND DISTRIBUTED BY POLYDOR K.K.,JAPAN

1.無伴奏チェロ組曲第一番ト長調プレリュード (J.S.BACH)
2.ノクターン第二番変ホ長調作品9-2 (F.CHOPIN)
3.ラプソディー・イン・ブルー (G.GERSHWIN)
4.乙女の祈り (B.ZEWSKA)
5.ユーモレスク (A.DVORAK)
6.ピアノ五重奏曲第二番第一楽章 (Y.YAMASHITA)
7.ピアノ五重奏曲第二番第二楽章 (Y.YAMASHITA)
8.ピアノ五重奏曲第二番第三楽章 (Y.YAMASHITA)

ミミズのコメント

曲目を見てお分かりの通り、山下洋輔がクラシックを弾き倒す、という趣向です。 しかも山下洋輔自身のオリジナル書き下ろし付き、ときました。第二番ということは 第一番もあるはずですが、それはどうしたのでしょうか? あ、音大在学中に 課題で書いた、という可能性もありますね。他に私が知っている山下さんの クラシック作品では A LETTER TO LADY RABBIT というオーボエの独奏曲が あります。(一度だけラジオでオンエアされたのを聞いたことがあります。)

山下さんの演奏は、どうかするとジャズというより現代音楽に聞こえてしまう 瞬間があります。瞬間であって、すぐにジャズに戻りますが。そう言うわけで 現代音楽そのものを書いても、このような立派な作品になってしまうのは 当然と言えば当然なのでした。

さて、オリジナル以外の曲目ですが、これは何と言ってもラプソディー・イン・ブルー が素晴らしい。ちなみに山下さんはこの曲に関しても決して譜面通りには弾きません。 このテイクはソロ演奏ですが、オーケストラをバックにしている時でもそうです。 凄い度胸ですよね。
M1もミミズのお気に入りです。山下さんのエネルギーの固まりのような演奏が、 テクニックにしっかりと裏打ちされたものであることが、よーく分かる1曲。

筒井康隆のライナーノートもなかなかです。

(1997年5月6日)
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