6月1日(日)


 栄えある第1回目はクラシックのレビューだ! とはいうものの、勘違いをしては いけません。ミミズは平均週1でライブ/コンサートに行ってますが、8〜9割は ジャズです。クラシックは年に片手分行くかどうか。さて本題。

 会社を休んで、昼間っからN響を聞きに行く。

 場所 大宮ソニックシティ
 指揮 高関 健
 第1部  歌劇「月の世界」序曲(ハイドン)
       ピアノ協奏曲イ短調作品54(シューマン)
         〜ピアノ:伊藤 恵
 第2部  交響曲第6番へ長調作品68「田園」(ベートーベン)
 アンコール
       序曲「プロメテウスの創造物」(ベートーベン)

 とまあこのような出し物。

 「月の世界」序曲は初めて聞く曲で、あーハイドンらしい曲だなあ、と分かったような 分からんような感想を持ちつつ聞く。パンフにはご丁寧にこの喜歌劇の粗筋が載っている。 なかなか面白そう。バレー作品にはなってないのかな。コッペリアみたくキッチュな 感じの演出で見たい気がする。あ、この序曲は絶対マンドリン・オケでもいけると思う。 どこかのマンドリンクラブの方、とりあげてみません?

 実は前から3列目1番左寄り、というちょっと凄い席であって、座った瞬間はどうなる ことかと思ったんだけど。これが思いの外Goodな席。脇からのぞき見る格好になるので 指揮者の表情がよく見える。次のピアノ協奏曲も、鍵盤を走る手をバッチリ背中越しに 見られる上に、ソリストと指揮者のコンタクトしあう様子もしっかり見える。ワオ! しかし席の善し悪しは難しいもんだ。

 伊藤 恵がノリノリで、とても楽しめた。自分の出番がないところでも、結構陶酔した 様子でオケの音に聞き入っている。オケと一体になってる感じでいい。

 「田園」。よく知られている曲ってのは、粗が見えやすくてねえ。某木管楽器 方面でちょっと「????」な場面があったものの、やっぱ良い曲だあね。 こうやって生で聞いてみると、各パートに見せ場が作られているのがよく分かる。 弾いてる方も楽しいと思う。気相いれて一生懸命弾くところも要所要所にあるし。

多分この調子で、全国放送を省みず何かあるごとに言いたい放題やると思います。

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