7月13日(日)


 さっき(3時間ほど前?)家族旅行から帰ってきたところ。 群馬県鬼石町の八塩温泉にある、神水館(じんすいかん)というのに 泊まって来たのです。観光と言えばこの辺に点在するダム湖や 渓谷の眺望、鮎釣り、ゴルフなど。はっきり言って何にも無いところ です。
 ミミズはもともと、こういう何にもないひなびた温泉宿でぼーっと するの、好きです。但し今回は父親の希望でここが選ばれたです。 還暦のお祝いに、上の娘二人からのプレゼントだったのだ。

 途中、秩父を経由して行きました。一直線に行くと、あまりにも 呆気なく現地に到着してしまう、というので、父親の意見をいれて 寄ってみました。
 ところがですねえ、今回、車をレンタして唯一免許を持っている 父親の運転で出かけたのですが、ミミズはこんなに長時間車に乗って いるの、ゆうに三年ぶりくらいだったのですね。ここのところ体調が 今一だったのがてきめんに出て、すっかり車酔いしてしまいました。 30分くらい並んで入った秩父のうまそうな蕎麦屋で、わたしゃお茶だけ 飲んで寝ていたという....。あまりのしんどさに、悔しいとも思いません でしたよ。ああ、健康管理には気をつけよう。

 それでも、秩父神社に参拝して、有名な左甚五郎の龍の彫刻を眺め −−あまりにリアルなので、夜な夜な彫刻から抜け出して悪さをし、 鎖で繋がれてしまった、という代物−−、秩父まつり会館では 秩父の夜祭りで使われる山車の実物大複製や資料を見ました。 山車は細かい細工まで凝りに凝った、素晴らしいものです。夜祭りの ドキュメント映画も見ましたけど、ナマで見たらさぞかし凄かろう。 夜祭りは無理でも、せめて、毎年秩父で開催されている太鼓祭りくらいは トライしたいものだ、などと話したことでした。(すぐ、そういう方向に 行く!)

 宿に着いて、車から降り温泉につかった頃には、現金なものでかなり 元気になっていて、夕飯は揚げ物をのぞいて平らげたし、冷酒も ちょっと嘗められた(苦笑)。
 そうそう、ここの温泉もなかなかオツでしたよ。混浴の露天風呂が あるのだけど、夕方5時から7時はレディースタイムになっていて、 気兼ねなく入れるのだ。早速言ってみたところ、夏のこととてまだ かなり明るく、胸まである柵越しに広い川っ原やどうどうと流れる 神流川とそれにかかる赤い吊り橋、対岸の濃い緑が一望のもとに見渡せる という。しかも辺りには人っ子一人なし。
 夕飯は、基本的にところで取れたものを出す方針らしく、わりと あっさり系でした。近くの三波石峡でとれたごろた石を熱して 合鴨のたたきをさらに焼いて食べるという、これが何ともジューシーで うまかったっす。ただ、ちょっと全体的に塩分が濃いのには辟易しました。 去年一ヶ月ほどこの辺で過ごした妹(下の方)に言わせると、そういう味付けの 傾向なんだそうな。
 翌朝の朝食は、これまたここの名物の鉱泉湯豆腐。鉱泉の働きで豆腐が ふっくらやわらかに暖まり、あわせて鉱泉も飲めるというもの。 確かに、お豆腐がすごくおいしかった。

 10時チェックアウト。中里村恐竜センターへ。日本で初めて恐竜の 足跡化石が出た、というのでそれをネタに村おこしをはかっている模様。 出てくる化石にモンゴルと共通のものが多いので、モンゴルとの交流も はかっているそう。行ってみると、典型的な山村に突如現れる大層立派な 施設で、これ、お客さんが入らなかったら悲惨だなあ。
 妹がこの辺に来てたというのは、実はここで恐竜のレプリカを作る バイトをしてたのだな。腕でかかえられるくらいの小型のやつを2体 作ったそうで、どれどれそいつを見てやろう、てんでわざわざ出掛けてきたわけ。
 そのレプリカの出来のほどは、素人のわれわれには分かりませんでしたが、 展示の内容は十分わかりやすく面白いものでした。恐竜→怪獣→子供の見るもの、 と連想しがちだけど、大人になってからこういうものを見ると、内容がちゃんと理解 できるだけに興味がつきない。時間をかけて丁寧に見ていたら、すっかり ひとり取り残されてしまって....、外に出たら家族が目を点にして待っていた (^^;;) 。

 大人になると、家族旅行ってなんか照れちゃうんだけど、たまには 良いものです。何てったって、気を使わなくてすむし。今回、車酔いで 相当お荷物だったミミズですが、どうどうと(?)へろへろ状態でいられた わけなんで、これ、他人といっしょだったらこうは行かない。

 でも、できれば旅行は電車がいいや、わし。(飛行機は大丈夫!)


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