1月31日(土)その1

 連休もらいました。と言っても、5日間ですけどねー。なんでもっとどどーんと 取らなかったんだろう?小心者の自分が我ながら歯がゆい。ともあれ休みは休みだ!

 という訳で、溜め込んでたネタ大放出です。もっとも、これまでのように 事細かに書いてたら、また途中で挫折するのは目に見えてますんで、 コメントは1コンサート5行くらいに制限してみようかなと。うーん、ちょっと難しいか!?

11/29 N響 at埼玉会館大ホール
 指揮:外山雄三
 バイオリン協奏曲(メンデルスゾーン)/前橋汀子(vl)
 大地の歌(マーラー)/西明美(メゾソプラノ)・川上洋司(テノール)

このホールは去年の春だったかに改装して、木の柔らかな響きが美しいホール、ってのが売り。 が、当日は雨で湿気がこもってたせいか、ソリストの音や声が今一まっすぐに届かない。 隔靴掻痒状態。プラス、外山さんの指揮ぶりを初めて見て一言。 あたしゃ、あーたの指揮では絶対演奏したくないね。そんな機会はありっこないけど。 (楽団員に対して凄く失礼な指揮法とお見受けした。単なる素人の見誤りだろうか。)

11/30 浅川マキ(vo) at新宿PIT INN
 共演:渋谷毅(p,key)、セシル・モンロー(ds)

 以前からとても気になっていた、山下さんの初期のエッセイでお馴染みの浅川さん。 暗めの照明の中、大きなサングラスにトレンチコート姿の浅川さんとドラムとのデュオでスタートした 時点では、結構無機質な感じもあったのですが、そこに渋谷さんのオルガンが加わったら 妙にあったかく人間くさい感じがクローズアップされてきました。おかしくて哀しくて しょうがねーなーと苦笑を誘うような人間模様。この後帰宅途上、電車の中で 酔っぱらいを見ても、まあこういうこともあるよね、と許せてしまったから不思議です。

12/5 赤尾三千子(笛) at埼玉会館小ホール
 共演:寺田農(朗読)/孟暁亮(中国打撃楽)
 STRATUS(猿谷紀郎)、蛍(西村朗)、羽衣の舞(松下功)、
 KA−GU−LA V(赤尾三千子)

能管・龍笛・篠笛。日本の笛を自在に操る赤尾さん。幽玄の世界そのもののか細い音、 鋭く激しい奔流のような音、お祭りのお神楽の楽しげな音。私、長年のファンです。 (NHKのドラマ「宮本武蔵」主演:役所広司−−で笛の出演をなさってたのがきっかけ。) 羽衣の舞は羽衣伝説に題材をとった作品で朗読付き。演奏の後、赤尾さんが 「寺尾さんの朗読はとても音楽的だ」と絶賛してましたが、まさにその通りですね。 それに中国の打楽器(ものすごく色々な楽器を組み合わせてました)というとギャンギャン(!?) いうイメージがあったのですが、今回のはとても神秘的な感じがして、新鮮でした。

12/8 クリスティーナ・オヨス at彩の国埼玉芸術劇場大ホール
 言わずと知れたフラメンコの巨匠。何ということか、この日はちょっと残業になっちゃった上に ドロドロに疲れてて、例によってゼーハー言いながら着席した頃には演目は半分以上 終わっており、しかも襲ってくる抗しがたい睡魔。ああ、結局ほとんど見てなかったのです。
 思ったのは、フラメンコ=人間の情念−−ややもするとドロドロした−−というイメージが 全てではなく、明るく陽気なスペイン人気質も十分表現されたダンスなんだな、ということ。
 ....にしても勿体ないことをした。

まだまだ続く(^^;)


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