1月31日(土)その2

 さて、昨12月に行ったコンサートの筆頭株がこれ。パソ通で レポートしたんで、ちょっと手を加えて転記。

12/12 エルヴィン・ジョーンズ スペシャル カルテット
    at新宿ピットイン

  Elvin Jones(ds) McCoy Tyner(p)
  Sonny Fortune(ts/fl) Reginald Veal(b)

 マッコイ・タイナーを新ピで聞けるのは、ま、確かに凄いことですが。 何もブルーノート並の料金を取らんでも(TT)。1部・2部完全入れ替え、 ってとこまで一緒! 予約するときかなり腰が引けてたのですが、こんな 機会は二度とあるまい、えいっ、と清水の舞台。両方聞きました。 (契約の都合でツァーのオリジナルメンバーのウィントン・マルサリスが出られず、 代わりにフォーチュンを呼んでるので、その辺も料金に響いたか?)
 今回のコンサートテーマとも言うべきコルトレーンの至上の愛 は 1部・2部に分散。他に、チムチムチェリー、ナイーマ、アフロブルー、 花嫁人形 等々。

 例によって、ケイコ・ジョーンズの冒頭の挨拶からスタート。至上の愛 には差別廃絶への祈りがこめられている、という趣旨。その後、休憩まで 一気に演奏が続きます。やっぱ、聞き応えありますねえ。
 何であの人あんなに若いんでしょうね>エルヴィン。新ピのトイレの脇に、 武田和則とエルヴィン・ジョーンズの演奏中の写真が掛かってて(何年前!?) 見た目全く一緒。で、躍動感のある、元気で暖かみのあるドラム。
 ヴィールはこのメンバーの中では極端に若手(33才だそう)ですが、 結構骨太な音で、芸達者という感じ。2部は特に良かったです。
 フォーチュンはとにかくご機嫌。もしかしたら、この人の入ったバージョン で聞けたのは結構ラッキーだったのかも。チムチム−−、花嫁人形 は flで演奏。渋い。ちなみに、花嫁人形 は奥さんの入れ知恵による選曲、 と陰口をたたかれることがあるけど、エルヴィンがローマ三越で初めて耳にし 自発的に気に入った....とはケイコ夫人の弁。

 えー、でピアノ好きのミミズとしては、どーしてもマッコイ・タイナーに 目が行ってしまいます。1部はかなり近い席に座れたのでなおさら(^^;)
 何というきらびやかな音!新ピのピアノが、あんなに華やかな音を 奏でるとは。手を構える位置はそんなに高くないんですけど、 手がとにかくでかいのと、あれは指の瞬発力が相当なんだろうと推察。 とにかく、あの音色にはびっくりしました。
 しゃかりきに頑張って弾く、という弾き方では絶対ありませんが存在感が 凄い。実はパソ通のメンバーでオフの忘年会をやったときに、 エルヴィン・ジョーンズやマッコイ・タイナーはそこに居るだけでジャズだ、 などと語り合ったことがございます。まさにそんな感じです。

 アンコールも終わった後に、さらにケイコ・ジョーンズの独演会があったのには ちと参りましたが。でも(終電がそろそろやばい時間であったにも関わらず) 席を立つ人も無くみんな最後まで拝聴していたのは、それなりに訴える ものがあったからなのでしょう。(ということにしておこう。内容は、冒頭 のをもっと詳細に語ったもの。98年は日本で愛と平和の運動を展開する予定だそうです。)
 さて、1部あたり1万円というのが高かったのか安かったのか....。 私としては、行って後悔するコンサートではなかったけど、できればもう少し 安いと嬉しかったなあという感じ、かな?


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