5月19日(火)その3

 4月にはまじに全然行ってなかったのね。貴重な1本。

●4/8 斎藤徹2dys 2日目 ニュー・グループ結成記念 @新宿PIT INN

  斎藤徹(b)、前田祐希(vo)、黒田京子(p)、小山彰太(ds)

 これは絶対行くぞ、と心に決めてました。凄くそそられるメンバーなので。 このメンバーになんと彰太さんが入っているという。聞くところによると、 斎藤徹さんがドラマーとグループを組むのは初めてだそうなんです。

 前田祐希さんという、長年ガーシュインに取り組んでいる方が入っているので、 (たとえばこんなの) その辺もありかな?と思っていたのですが、斎藤徹さんのオリジナル中心でした。 あ、斎藤さん黒田さんともに、 特異な活動を続けていらっしゃる方々ですので、是非ホームページのチェックを!

 さて、斎藤さんのオリジナルと書きましたが、曲調は全方位型です。 ジャズ風にも現代音楽風にも中世の舞踊曲風にもなり、ついでに1部最後の曲から 某バイオリニストが乱入して居座った(文字通りの sit in です。笑)ため 民族音楽風もかなり強くなり...。

 voはメロディラインのはっきりした(時には歌詞入り)曲もあれば、 voiceとして参加する曲もありましたが、後者の方が個人的には好きです。 ひとつには、きちんとメロディの作られた曲でも不安定な音程で歌ってしまう ことが多くて、(意図的な不安定と言うより...まだちゃんと曲が入ってないのかな?) ちょっとはらはらさせられたせい。もうひとつは、小山彰太さんの参加で、 とにかくリズムの応酬が面白くて。
 完全にフリーな状態になったときの、それぞれの音のぶつかり合い重なり合い絡み合い、 これ、すごく良い!p+b+dsのリズム隊、いいチームになりそうな予感がします。 どうかすると、きりきり系に行ってしまいかねないこのメンバーで、 彰太さんのドラムが中和剤の役を果たしそうな気もしますし、逆に、 生きの良いリズムが生まれてくる、という気もするし。

 ただ、今回とにかく飛び入りが多かったんですよね。開演前から、楽器ケース 持参の太田恵資さんをみかけて、ははあ出てくるな、と思ったら1部最後に登場。 2部は出ずっぱりでした(笑)。で、アラブ風のスパイスがどっと降りかかった訳です。
 他にもパフォーマー2人が飛び入り。1部では韓国から来たという青年、2部では 日本人女性のダンサー。どちらも斎藤さんのお友達で、音出す方と演じる方との 即興の応酬となりました。2部の女性のは結構迫力。立っているのがやっとの ステージの際のところで、最大限見応えのある動きを見せてくれました。

 そんなこんなで、大分ごった煮状態のコンサートになってました。 (それはそれで、面白かったんですけど。)まだまだ、グループとしても 初動時期の混沌状態という感じもしましたが、楽しみな要素がいっぱい詰まっていると 思います。これから林栄一さんも参加するというし、ますます見逃せない。
 そう、宇宙のチリがギュッと集まったガスの状態。そのガスがどんどん集約して どんどん熱を発し初めて、やがて超新星が生まれてくるのも、時間の問題でしょう。


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