4月のライブはこれでお終い。って、実は2月でまだ残っているネタがあるのですが、 あえて後回し(^^;)
●4/25(土)シャクシャイン・ラストコンサート @吉祥寺Star Pine's Cafe
実は記憶が混乱してまして、あれが25日だったのかそれとも24日だったのか
判然としないんです。手帳上は24日になってるんですよ(^^;;; でも、あの日の
梅津さんの言動が2日間やったうちの2日目のようではなかったか!?
ま、気にしないで下さい。
メンバー:梅津和時(s)、清水一登(p,key)、三好功郎(g)、今堀恒雄(g)、水野正敏(b)、
新井田耕三(ds)、ヤヒロトモヒロ(prc)
曲目は...諦めた。(なんだよ、このメモは!)
えー、スター・パインズ・カフェに初めて足を踏み入れました。こりゃあ なかなか良い場所ではないですか!雰囲気が非常によろしい。ラスト・ステージに ふさわしい、ちょっと華やかで立派なライブスペースであります。 お客さん、ぎっしり。(シャクシャインの)常連さんが沢山いる模様。
とにかく曲をいっぱいやろうというので、休憩時間もとらずにとにかく演奏して
演奏して、でも、だべりも一杯(!)という、シャクシャインらしいステージでした。
とは言え、最後だからって超気合い入ってたという感じはないし、
寂寥感が漂うでもなし、まして打ち上げ気分のどんちゃん騒ぎでもなかったし、
あのお、本当に終わっちゃうんでしょうか??? というのが正直な感想。
(どんちゃん騒ぎと言えば、いつもどんちゃん騒ぎだからねえ(笑))
頑張るときは頑張る、てのが彼らの持ち味。三好さんの口笛は相変わらず
笑ってしまうし(ゴメン!)、普段はバッキングに回っている今堀さんや水野さんに
ソロがきたときの格好良さはもう!(重鎮、という感じがします。)
清水さんも、大人しげに見えますけど実は突っ走ると凄くて、時折見せてくれる
ノリノリの演奏が嬉しい。
注目すべきは、やっぱり新井田・八尋コンビのパーカス合戦ですよね。
八尋さんは得物がたくさんあるから、新井田さん、対抗するのが大変なんじゃないかと
思うんだけど、これが負けじとパワーで食い下がっていくのね。笑えます。
肝心の梅津さんは、これが最後、最後と口では繰り返してましたけど、 結構ケロリとしてまして。三好さんが何度か「ねえ、何で止めるの?」と突っ込んでは、 梅津さんが「まあいいじゃない」とかわすという情景も。
まあ、強いて言えば、「アジアでたくさん買ってきたんだけど、僕は上手く
吹けないからあげる」と言って、いきなり竹製の横笛を10本あまり、客席に
バラ撒いて、ついでに、あの梅津さんの巨大なつば広の帽子(直径70〜80センチくらい
ありそうなやつ!フェルト製?)も、「これももう要らないから」って客席に投げ込んで、
受け取った女の子が嬉しそうに持って帰った、という場面もあったりして。
だから、やっぱりこれが最後だったのね。
常に同時進行で色んなものに取り組んで、常に何かを始めてる状態の梅津さんですから、
時にはスクラップするものも必要だと、そんなところなんでしょうかね。
一区切り付けたというか。
一番気合い入っていたのは、ついこの間亡くなったトム・コラ(vc)に捧げた ベトナーミンズ・ゴスペル。梅津さんのあんなに力んで、 感情をほとばしらせたサックスはあまり聞いたことがなくて、 かなりずしんと来るものがありました。