7月13日(月)その3

 もとねたがあると楽だなあ(苦笑)。どんどん行きます。そうそう、これも凄かった。

●5/10 ホルヘ・クンボ at南青山マンダラ

  Jorge Cumbo(ケーナ,サンポーニャ,Vo)、八尋知洋(prc)、
  Gustavo Gregorio(b)、岡本博文(g)、Gerardo di Giusto(p,vo)

 何種類かチラシを見ましたが、みんな「サイモンとガーファンクルの 'コンドルは飛んでいく'の、あの!」という感じのキャッチ・コピー。 (あのバックで吹いている、という意味。)そーゆー宣伝の仕方しないと、 お客さん呼べないのかなあ。何だか寂しいですね。もっとも、あの満員のお客さん、 その手のコピーに引かれて来た人はいなかったような気がしますけど。

 はい、ケーナという楽器を誤解しておりました。あれは、情緒的とか 牧歌的とか、それだけのものではありません。可能性のいっぱいつまった、 もっともっと人を興奮させる楽器です。
 八尋さんの突き動かすようなパーカスに乗って、次々に流れ出すホルヘ・クンボの ケーナの音色は、まるで人間の肉声のように豊かで多彩で魅力的でした。
 シンガーとして出発したというだけあって、声もまた素晴らしい。 1部最後の曲でのバブリングは最高にスリリングでした。

 他のメンバーも、誰をとってもみんな凄いんですが、とりあえずミミズは 八尋さんを追っかけていったようなものなので(笑)、八尋さんの活躍ぶりが 嬉しくて。楽しそうに叩いてたし、マイクとっても、完璧に上がっていた (超おしゃべりなはずの)岡本さんよりはるかに元気にしゃべってたし、 ホルヘ・クンボのメッセージを通訳したり、ホント、大活躍だったのですよ。 この日が、ツアーの最終日だったということもあってか、、珍しく口調が興奮してました。 うふふふ(^^)
 岡本さん、駄目でしょ、ピアノの紹介を忘れちゃあ。→でも、 いったん楽器もっちゃえばこっちのもの、でしたね。
 両極端に舞い上がってた2人を後目に、誰よりも平静だったのは グスタボ・グレゴリオだったかも?
 明るく透明感があって、時々Jazzyな雰囲気になるピアノもかなり好きでした。 また、例によってピアノ側に座ってたんですけどね。

 アルゼンチン・サンバというのがあって、ブラジルのサンバよりももっとソウルフルな リズム、なんてことも覚えたり。(あれは、グスタボさん作の「サンババ」という曲だった。) それに最後にやった「コンドルは飛んでいく」は、エキゾチックでモダンなアレンジが 凄く格好良かった!
 少しずつ少しずつ、ラテンの世界に惹かれて行くのが恐い今日この頃(^^;)

 とにかく、面白かった、楽しかった、素敵だった!また来年も出来れば、 という話しもあるようです。是非お願いしたい!


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