ずーーっっと、PCの前に座れない生活が続いてます。 でも、えー加減、こっちも更新せにゃ...。と言うわけで、睡眠時間削って書いてます。
11/16 ジュニア・マンス・トリオ +綾戸智絵 at六本木アルフィー
ジュニア・マンス(p)、アール・メイ(b)、アキラ・タナ(ds)、綾戸智絵(vo)
ゲスト:セシル・ブリッジウォーター(tp)、トモ・イノウエ(g)
頭からは聞けなかったんですよね...。前半はジュニア・マンスのステージ、
後半になって綾戸さんを呼び出して、という構成だった模様で、
チー坊(綾戸さん)が目当てのお客さんは拍子抜けした人も多かったみたいですが。
あのー、こういう時は変に不満を持つより、
普段聞く機会のない人をいっぱい聞けてラッキー!、って気持ちを入れ替えた方が
楽しいと思う。駄目?
ジュニア・マンスが「ミス・ダイナマイト」(!!!)という、実にぴったりなネーミングで
呼び入れたチー坊。共演者がギャージンさんだらけだったので、いつもより
シャベクリは少な目だったけど、無茶苦茶御機嫌でハッピーなのはいつも通り。
この日、多めに取り入れていたブルース(ジュニア・マンスのことを盛んに
「ミスター・ブルース」と紹介してました)のナンバーでさえ、もの凄くハッピー。
1度聞いてみたかったアキラ・タナ。重いドラムも軽いドラムも自由自在。
あんまりドカドカ派手に叩く人じゃないのね。ベースともども
グループを雰囲気良くまとめる原動力、という感じがする。
とにかく豪華メンバー・フルコース状態だったんだけど、特に印象に残っているのは
ゲスト参加のセシル・ブリッジウォーター。ペットのマウスピースだけで
お茶目でユーモラスな演奏をしたかと思ったら、アンコールのGeorgea on My Mind
では、すすり泣くような情感たっぷりのソロを聞かせてくれて、素晴らしかった!
11/20 津上研太3 at赤羽 DIKIDIKI
津上研太(ss,as)、村山浩(p)、塩田哲嗣(b)
う、うーん、そう言えばこんなこともあったっけなあ(苦笑)。
このDIKIDIKIという店もよく分かんないところで、ジャズ専門誌にも紹介されてない。
んだけど、そこそこスペースあってピアノもあって、きちんと食べるものも出す。
時々結構メジャーなミュージシャンが出演してるらしい。
確か夜8時位、よく一緒にライブに行く某女史から会社に電話があったと思いねえ。
その口調がかなり切迫していて、「今日は何が何でも来て!」という感じだったので
何事かと思いながら店に9時過ぎ(?)に到着すると...演奏してる気配がない。
恐る恐る中に入ると、客が、彼女1人しか、いない!(^^;;; 聞けば、もう1人客
(ミミズのことだ)が来るという情報を頼みに、まだ開演してないんだって!あららら。
絵に描いたような貸し切り状態でしたが、良い演奏聞かせてもらって感謝感謝...
です。あーゆー状況になると、お客さんのことなんぞお構いなしに
没入状態になるんですかね。面白かったなあ。(2部始める時のメンバー紹介なんて
「ピアノ村山浩、ベース塩田哲嗣、サックス津上研太、お客さん○野さん水野さん!」
だもんね(^^) 津上さんサービス精神旺盛。)
ベースが、1曲目から洒脱な感じで印象的でした。
終始センス良く出過ぎず控えめ過ぎずでもきっちり主張してる感じ、なかなか。
ピアノは曲が進むにつれてどんどん乗ってきて、そうするとこの方、
早いパッセージが多くなるのね。後半は相当頑張ってた気がします。
まあ、曲によってはドラムが欲しい!というのもありましたけどね。
もっともっともっとドライブ感が増して、さぞ、面白かろう、
という場面が時々ありました。
で、リーダーの津上さん。すっごい良く唄ってて本当に気持ちよかった。
私が最初に津上さんを聞いたのって、山下洋輔DuoPlusだったと思うけど(あれって
96年?)、あの頃の津上さんのサックス、もっと大人しかったよなあ。
今は、お世辞抜きに聞き惚れちゃう場面が多い。2年間でこの変わり様だから、
これからが楽しみですね〜。(別にプレッシャーかけるわけじゃないけど!)
最後の最後に、ドヤドヤと集団酔っぱらいが入ってきて(明らかに聞く気がない奴多し)
ちょっと雰囲気壊れちゃったんだけど、3人ともかえって闘志を燃やして
熱気たっぷりの演奏でした。
いやはや何にせよご苦労様!