〜氷室京介から、山田かまちへ送られたメッセージ〜

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  かまちと氷室京介とは、小・中学校の時の同級生。
  お互いの家に行ってはよく遊んだ仲だった。
  子供時代は一緒に怪獣ゴッコに熱中し、ロックに
  目覚めた中学時代には、プロを目ざしてバンドの
  練習をしていたという仲。
  そんな友達だった氷室からの直筆メッセージです。

  また、BOOWY時代の「MORAL」という曲は、
  かまちのことを歌っています。



『山田かまち』
                1960年群馬県高崎市に生まれ、幼い頃から絵や詩などを
                創作するのが好きな少年でした。中学に入りロックに目覚め
                氷室京介や松井常松に誘われロックバンドに参加することも
                あったそうです。そんな少年がわずか、17歳と20日でこの
                世を去ってしまいました...。
                 連日34度を越す猛暑が続いていた。少年は白昼、自分の部屋で
                雨戸と窓を閉め切り、上半身裸のまま、数日前、父親が誕生日プレ
                ゼントしてくれたエレキギターをかき鳴らしていた。
                「お昼にするから降りてきなさい」...そう母親は呼びかけたが
                返事がない。2階へ上がってドアをあけると少年は半裸のまま倒れ
                ていた。起こそうと思い体にふれると、手にビリビリとしびれを感
                じた。そばには汗で濡れたTシャツが脱ぎ捨ててあった。慌てて
                救急車を呼び病院へ運んだがすでに遅かった。
                 死因は改造したギターのコードが体にふれた感電死だった...。

                死後、少年の部屋からはおびただしい数のスケッチブックとノートが
                発見されました。そんな水彩画、鉛筆デッサン、詩の数々がとても
                すばらしく、感動します。小学生が書くとは思えないような絵とか、
                詩とかもすごく生きる勇気があふれだすようなものがあります。
                かまちの心の叫びが伝わってきます。
                そんな作品のひとつを紹介します。

「 激しく生きろ 激しく生きろ 激しく生きろ
  宇宙に飛び出す時代 寝ている時じゃない
  ばか友達が何を言おうが ばかな教師が何を言おうが 
  親がどんな顔をしようが 君はよく考えて 自分の幸せをつかむんだ
  激しく生きろ 激しく生きろ 激しく生きろ 」

「 分かり合うことが愛なら
  ひとりぼっちの人たちが多すぎる
  愛も知らないで愛を語り、ひとりぼっちで死んでいく
  これも神様のさしずなら、神様なんていらないね 」


  ▲山田かまち水彩デッサン美術館 : 群馬県高崎市片岡町3−23−5
                          JR高崎駅西口よりタクシーで10分
                          開館10:00〜18:00(毎週水曜は休館)