袋井市の平成13年度予算



平成13年度予算編成の基本方針

◎ 新世紀の出発の年であり、新しい総合計画のスタートの年である。
  市民一人ひとりが、真の豊かさを実感でき、幸せを追求できる機会を創出、支援し
 ていく「日本一健康文化都市」の実現をめざして、みんなで語り、育み、歩む市政運
 営に努め、市民との協働によるまちづくりを推進する。


◎ まちの経営システムである行政改革大綱に基づき、地方分権時代にふさわしい行
 政機能の強化に努めていく。



基本方針
1健康と福祉の充実、人づくりと文化・スポーツの振興、産業の活力向上、水と緑の
 環境を守る、生活基盤の充実の視点から、まちづくりの基本目標である「市民(心と
 体)の健康」「地域と社会の健康」「都市と自然の健康」づくりを推進する。

2 リーディングプロジ工クトである、JR愛野駅、小笠山総合運動公園工コパ、月見の
 里学遊館の建設事業が完了したことから、これらを新たなまちづくりの礎にするとと
 もに、現在進めている高西橋の架橋をはじめ、公共下水道事業、小笠山総合運動
 公園の周辺整備事業などを、引き続き推進する。

3 少子化、高齢化、健康づくり、環境、教育など、時代の要請、市民ニーズに即応し
 た事業を推進するとともに、どまん中ふくろいの地域特性を生かし、人・情報・まちの
 交流を活発化させていく。特に、本年度から始まるビッグイベントの−つである東海
 道どまん中ふくろい400年祭の開催等を通して、まちの魅力を発信する。

4 都市間競争に勝ち残り、将来にわたって、豊かな市民生活を確保するために、今
 後の社会システムの発展基盤になると期待されている汀(情報通信技術)革命への
 対応をはじめ、地域活性化の柱として、産業振興に努める。


平成13年度一般会計
                     

歳入
                            単位:千円

13年度当初 12年度当初 増減額
1 市税 10530477 10219421 311056
2 地方譲与税 270000 269000 1000
3 利子割交付金 200000 170000 30000
4 地方消費税交付金 571700 552000 19700
5 ゴルフ場利用税交付金 60000 62000 −2000
6 特別地方消費税交付金 10 1000 −990
7 自動車取得税交付金 230000 220000 10000
8 地方特例交付金 300000 210000 90000
9 地方交付税 1100000 1020000 80000
10 交通安全対策特別交付金 13000 13000
11 分担金及び負担金 310651 294905 15746
12 使用料及び手数料 298964 240285 58679
13 国庫支出金 1466217 1281448 184769
14 県支出金 859050 1633516 −774466
15 財産収入 38071 31616 6455
16 寄付金 28900 186900 −160000
17 繰入金 460333 1177871 −717538
18 繰越金 250000 250000
19 諸収入 971027 885638 85389
20 市債 1003600 2661400 −1657800
歳入合計 18960000 21380000 −2420000

歳出

1 議会費            218019   205658 12361
2 総務費 1937548 1750837 186711
3 民生費 2234654 2140927 93727
4 衛生費 2455826 2433732 22094
5 労働費 275870 235332 40538
6 農林水産費 730198 870929 −140731
7 商工費 497138 485089 12049
8 土木費 5131527 6262197 −1130670
9 消防費 835915 854590 −18675
10 教育費 2779002 4405587 −1626585
11 災害復旧費 800 800
12 公債費 1813503 1634322 179181
13 予備費 50000 100000 −50000
歳出合計  18960000 21380000 −2420000

提案された主な議案


 議案

議第 5 号 平成12年度袋井市一般会計補正予算(第4号)について
議第 6 号 平成12年度袋井市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について
議第 7 号 平成12年度袋井市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について
議第 8号 平成12年度袋井市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について
議第 9 号 平成12年度袋井市介葦保険特別会計補正予算(第1号)について
議第 10号 平成12年度袋井市病院事業会計補正予算(第2号)について
議第 11号 平成13年度袋井市一般会計予算について
議第 12号 平成13年度袋井市国民健康保険特別会計予算について
議第 13号 平成13年度袋井市老人保健特別会計予算について
議第 14号 平成13年度袋井市土地取得特別会計予算について
議第 15号 平成13年度袋井市簡易水道事業特別会計予算について
議第 16号 平成13年度袋井市公共下水道事業特別会計予算について
議第 17号 平成13年度袋井市駐車場事業特別会計予算について
議第 18号 平成18年度袋井市農業集落排水事業特別会計予算について
議第 19号 平成13年度袋井市訪問着護事業特別会計予算について
議第 20号 平成13年度袋井市介蕎保険特別会計予算について
議第 21号 平成13年度袋井市水道事業会計予算について
議第 22号 平成13年度袋井市病院事業会計予算について
議第 23号 袋井市職員退職手当基金条例の制定について
議第 24号 袋井市子育て支援施設条例の制定について
議第 25号 袋井市法定外道路管理条例の制定について
議第 28号 袋井市行政改革推進委員会条例の一部改正について
議第 27号 袋井市印鑑条例の一部改正について
議第 28号 袋井市特別聴の聴員で非常勤のものの報酬及び費用弁償並びにその支給
        に関する条例の一部改正について
議第 29号 袋井市職員の退職手当に関する条例等の一部改正について
議第 30号 袋井市下水道条例の一部改正について
議第  31号 袋井市国民健康保険保険給付等支払準備基金条例の一部改正について
議第 32号 袋井市消防団員の定員、任免、報酬、費用弁膜及び服務等に関する条例
        の一部改正について
議第 33号 国土利用計画(第二次袋井市計画)を定めることについて
議第 34号 浜松市と袋井市との間の住民票の写しの交付等の事務委託に関する規約
        の変更について
議第 35号 磐田市と袋井市との問の住民票の写しの交付等の事務委託に関する規約
        の変更について
議第 36号 天竜市と袋井市との間の住民票の写しの交付等の事務委託に関する規約
        の変更について
議第 37号 浜北市と袋井市との間の住民票の写しの交付等の事務委託に関する規約
        の変更について
議第 38号 湖西市と袋井市との問の住氏票の写しの交付等の事務委託に関する規約
        の変更について
議第 39号 森町と袋井市との間の住民票の写しの交付等の事務委託に関する規約の
        変更について
議第 40号 春野町と袋井市との間の住民票の写しの交付等の事務委託に関する規約
        の変更について
議第 41号 浅羽町と袋井市との間の住民票の写しの交付等の事務委託に関する規約
        の変更について
議第 42号 福田町と袋井市との問の住民票の写しの交付等の事魂委託に関する規約
        の変更について
議第 43号 竜洋町と袋井市との間の住民票の写しの交付等の事務委託に関する規約
        の変更について
議第 44号 豊田町と袋井市との間の住民票の写しの交付等の事務委託に関する規約
        の変更について
議第 45号 豊岡村と袋井市との間の住民票の写しの交付等の事務委託に関する規約
        の変更について
議第 46号 龍山村と袋井市との間の住民票の写しの交付等の事務委託に関する規約
        の変更について
議第 47号 佐久間町と袋井市との間の住民票の写しの交付等の事務委託に関する規約
        の変更について
議第 48号 水窪町と袋井市との問の住民票の写しの交付等の事藤委託に関する規約
        の変更について
議第 49号 舞阪町と袋井市との間の住民票の写しの交付等の事務委託に関する規約
        の変更について
議第 50号 新居町と袋井市との間の住民票の写しの交付等の事務委託に関する規約
        の変更について
議第 51号 雄踏町と袋井市との間の住民票の写しの交付等の事務委託に関する規約
        の変更について
議第 52号 細江町と袋井市との間の住民票の写しの交付等の事務委託に関する鋭紛
        の変更について
議第 53号 引佐町と史井市との間の住民票の写しの交付等の事務委託に関する規約
        の変更について              
議第 54号 三ヶ日町と袋井市との間の住民票の写しの交付等の事務委託に関する規
        約の変更について
議第55号 工事請負契約の変更について
議第56号 工事請負契約の変更について
議第57号 袋井市道路線の認定について
議第59号 袋井市助役の選任につき同意を求めることについて
議第60号 袋井市収入役の選任につき同意を求めることについて
議第61号 袋井市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
議第62号 袋井市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
議第63号 袋井市外3組合公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて

議員提出議案

発議第1号 太田川ダム建設促進に関する意見書の提出について
発議第2号 袋井市議会政務調査費の交付に関する条例の制定について




事業の説明


市民(心と体)の健康
 〜より元気に、より心豊かに暮らすために〜

1 子どもが健やかに育つまちづくり
 
 Q 安心して子どもを生み育てられる環境の整備
  ア 乳幼児医療費助成については、通院時における医療費助成年齢を2歳引き上げ、
    対象年齢を4歳未満までとする。
  イ 保護者の社会参加と育児の両立支援を促進するため、延長保育を実施するととも
     に、新たに乳幼児健康支援一時預かり事業を実施する。
  ウ ファミリー・サポート・センターにおいては、「NPO法人」の認証取得に向け
    て、準備を進める。
 R 子どもをあたたかく育む社会の形成
  ア 放課後児童の保護と育成を図るために、保育ママ制度を導入し、放課後児童対策
    を充実する。
  イ 地域子育て支援事業については、南地区に、子育て支援施設が新たにオープンす
    ることから、放課後児童クラブ、子育て支援センター、母親クラブ、おもちゃ図書
    館の機能を持たせ、子育て家族を支援する。
2 人間性豊かな市民を育むまちづくり
 
 Q 未来を拓く子どもを育てる教育の推進
  ア 新設幼稚園については、平成14年度開園に向けて、施設整備を進める。
  イ 若草幼稚園については、3歳児就園に備えて、園舎の整備を進める。
  ウ 3歳児就園は、本年度、南幼稚園において実施することから、市立幼稚園9園で、
    3年保育が確立する。
  エ 給食センターについては、小学校6校の給食施設を統合させるため、5,000
    食の給食調理ができる施設に、改修・整備する。併せて、統合される6校において
    は受入施設を、現施設で継続する3校においては給食施設を改修する。
  オ 国際理解教育の推進については、外国語指導助手(ALT)を、各中学校に1名
     ずつ派遣し、充実を図る。
  カ 情報化教育の一層の推進を図るために、小学校6校のパソコン更新とインターネ
    ットの接続環境の整備を実施する。これにより、全小・中学校のパソコン教室にお 
     いて、インターネットを活用した教育体制が確立する。

 R 生涯にわたって自ら学び、ともに育つ環境づくり
  ア 月見の里学遊館のワークショップ、うさぎホール、図書館分室、水玉プール、山 
    梨公民館の諸機能を活用して、人づくりと地域づくりを進める。
  イ 勤労青少年ホームについては、外壁塗装・防水補修工事を行うとともに、調理実
    習台等を更新する。

 S 差別や偏見のない社会の形成
  ア 児童虐待防止等については、関係機関の連携を強化し、対応を促進するために、 
    子育て支援ネットワーク連絡会を設ける。
  イ 人権に関する正しい理解を深めるために、ビデオ活用による教育の充実を図る。
  ウ 今後の人権同和施策推進の基本資料とする人権問題市民意識調査を実施する。
3 生涯にわたって健康な市民を育むまちづくり

 Q 生涯にわたる健康づくりの支援
  ア 健康づくりの正しい知識の普及と生活習慣の改善を支援するために、個別健康教
     育を新たに実施する。また、基本健康診査の結果をもとに、指導対象者及びその家
     族に対して、保健婦・栄養士を訪問させ、生活習慣病の予防に関する指導を行う。
  イ 乳幼児の虫歯予防については、1歳6か月から3歳児までを対象に、フッ素塗布 
    事業を始める。
  ウ 健康づくり食生活推進協議会においては、地区活動の充実と会員確保を促進させ
     るために、育成セミナーを開催する。
  エ 日本一健康文化都市の拠点施設となる(仮称)総合健康管理センターについては、
     構想の確立に向けて、専門家を交えて、調査、研究を進める。

 R いつでも安心して受けられる医療サービスの充実
  ア 袋井市民病院においては、経営の改善、施設の改修、医療器械等の整備、職員の
     資質向上、医療における事故防止対策等を促進する。さらに、ヘリポートの整備を 
     含め、駐車場の拡張整備を実施するとともに、今後の病院施設及び設備の改修にか
     かるマスタープランの策定作業に着手する。
  イ 訪問看護ステーションについては、利用者も増加してきていることから、需要増
     に対応できる体制を整えていく。

 S だれもが楽しめる生涯スポーツの推進
  ア 生涯スポーツの推進については、市民が身近で健康づくりを行うことのできるウ
     ォーキングコースを引き続き整備し、計画の20コースを完成させる。併せて、遠 
    州三山健康ウォークコースも含めたウォーキングマップを作成していく。
  イ 遠州三山どまん中健康ウォークについては、東海道どまん中ふくろい400年祭
    のイベントの一つとして開催する。
  ウ 月見の里学遊館水玉プールにおいては、体力測定や自分に合った健康づくりを進           
    め、市民の健康づくりをより一層充実させていく。
  エ 笠原コミュニティ広場においては、夜間照明と防球ネットの改修を進め、安全で
    多様なスポーツ活動ができる施設として整備する。



地域と社会の健康
〜認めあい、支えあう人のつながりの中で暮らすために〜

4 年齢や障害をこえて安心して暮らせるまちづくり

 Q ともに支え合う地域社会の形成
  ア 社会福祉活動の中核となる社会福祉協議会に対し、人的及び財政的支援を充実さ          
    せ、地域福祉や在宅福祉等のより一層の推進を図る。
  イ 福祉のまちづくり事業で、東、西、笠原、高南の各公民館の玄関、トイレのスロ 
    ープ等を改修する。

 R 高齢者の住みよい社会の形成
  ア 健康で安心して暮らすことのできる長寿社会を目指して、生きがい対策、在宅及 
   び施設福祉サービスの充実に努めるとともに、痴呆予防講習会を新たに実施する。

 S 障害者の住みよい社会の形成
  ア 障害者の住みよい社会の形成のために、点訳奉仕員、手話奉仕員、精神保健福祉
    ボランティアの各養成事業等を引き続き実施する。
  イ 重度心身障害者の日常生活の利便と経済的負担の軽減を図るため、タクシー料金 
    助成にかかる割引券交付枚数を増加させる。
  ウ 知的障害者授産施設の整備・充実については、福田町内において、施設整備を進 
    めている社会福祉法人福浜会に、財政支援することで、通所における受け入れ施設 
    を確保する。

 T 暮らしを支える社会保障制度の充実
  ア 暮らしを支える社会保障制度の充実については、国民健康保険をはじめ、老人保
    健、国民年金、2年目となる介護保険の適正な運営に努めていく。
  イ 生活に困窮されている方々に対しては、きめ細かな指導と適正な援助に努め、自
    立を支援していく。
5 安全な暮らしを守るまちづくり

  Q 防犯対策・交通安全対策の推進
  ア 防犯対策と交通安全対策については、警察・家庭・学校・地域と連携した施策を 
    実施し、防犯意識の高揚を図るとともに、交通事故の発生を抑止していく。
  イ 夜間の犯罪を防止するために、自治会における防犯灯設置にかかる補助の予算枠 
    を拡充するとともに、防犯推進協会を中心に啓発活動を推進する。
  ウ 交通事故発生の未然防止を促進するために、交通マナー・ステップアップ事業を 
    推進する。
  エ 交通安全施設等整備事業については、駅前・神長・下山梨地区区画整理地内等の
    歩道をバリアフリー化するとともに、防護柵や道路反射鏡など、交通安全施設の整 
    備を計画的に進める。

 R 良質な水の安定供給
  ア 宇刈三沢地区に、第4配水池を新築・移転することにより、春岡土地区画整理事 
    業地内にある配水池を取り壊す。
  イ 小笠山配水系と三川配水系の配水管布設工事を進め、水の安定供給に努める。
6 ともに活動する市民を育むまちづくり
 
 Q 地域づくり活動への支援
  ア 市民、企業、行政の協働のまちづくりを更に進めるために、市民の主体的なまち
    づくりを支援するとともに、各種まちづくりグループの交流と連携を促進する。
  イ 地域づくりの拠点施設整備については、祢宜弥自治会公会堂の新築に対して財政
    支援をする。
  ウ 自治連合会・自治会をはじめ、地域づくり、まちづくりを推進する各種団体に対
    して、活発に活動が展開されるよう意を配していく。
7 個性豊かな地域文化と交流を育むまちづくり
 
 Q 個性豊かな文化の創造と発信
  ア 2002年ワールドカップサッカー大会、2003年NEW!!わかふじ国体、全
    国障害者スポーツ大会の開催に向けては、袋井市実行委員会を核に、市民参画のも 
    と、国際ボランティア年である本年から、本格的な準備を進めていく。
  イ 月見の里学遊館においては、ワークショップ活動やうさぎホールの自主事業等の
     開催を通して、生活にゆとりとうるおいを与える芸術文化の創造と発信に努める。

 R 地域資源を活かしたまちづくり
  ア 東海道どまん中ふくろい400年祭については、市民参画の実行委員会との協働 
    で開催していく。
  イ 東海道五十三次シンポジウム袋井宿大会・五街道どまん中サミットをはじめ、文
    化芸術ワークショップ、和太鼓祭、袋井大祭り、浮世絵看板設置などを通して、袋
    井の魅力を内外に発信する。
  ウ 観光施設整備については、JR愛野駅の南・北の駅前広場に観光案内板を設置す
    るとともに、油山寺自然観察の森遊歩道を修繕する。
  エ 市の鳥については、新世紀における本市の飛躍と国内外への情報発信のシンボル
    として、市民公募を行うなど、市民参画で制定していく。

 S 地域をこえた交流の推進
  ア 観光パンフレットについては、外国語表記のパンフレットを作成し、外国の方々
     の案内に活用していく。
  イ ビッグイベント関連事業として、JR愛野駅南口の駅前広場にイベントタワーを 
    設置するとともに、花文字広報板を設置する。
  ウ 袋井国際交流協会においては、ワールドカップサッカー大会等を支える人材を育
    成するために、通訳ボランティア養成事業にかかる支援を充実する。
 エ 長野県楢川村との交流については、これまでの成果を踏まえ、姉妹都市提携を目
    指した手続きを進める。



都市と自然の健康
〜充実した都市機能とうるおいの中で暮らすために〜

8 うるおいと魅力的な生活空間のあるまちづくり
 
Q 美しいまち並みの形成
  ア 月見の里公園の工事に着手するとともに、神長南公園、れんげ公園の整備を完了            
     させる。
  イ 神長北公園と春岡公園の設計に着手する。
  ウ 春岡の一般廃棄物最終処分場跡地の整備に向けて、測量調査を行う。
  エ クリーンセンター中遠においては、工場の周辺整備にかかる基本設計を行う。
  オ 河川環境整備については、小野田・広岡・柳原河川公園の整備を進める。
  カ 公園管理については、遊具の安全検査と砂場の殺菌消毒にも意を配していく。
 キ 花と緑のまちづくりについては、東海道どまん中ふくろい400年祭に合わせて、
    袋井宿景観形成事業を推進する。また、ワールドカップサッカー大会支援のための 
    フラワーロード花鉢設置事業の促進を図る。
  ク 花咲くふくろい地域活動の推進については、本年度は、東・南の両公民館に花の 
    材料を提供し、花と緑のまちづくりを推進する。

 R 快適な居住環境の実現
 ア 土地区画整理事業については、地域との連携を図る中で、駅前第二地区をはじめ、
    上山梨第二地区、春岡地区、上石野地区、祢宜弥地区の事業を引き続き推進する。
9 環境にやさしい資源循環型のまちづくり
 
 Q 環境にやさしい生活様式の構築
  ア 「循環型社会形成推進基本法」や「まちを美しくする条例」に基づき、市民・企 
    業・行政が一体となり、ごみの減量化、リサイクル化、環境保全・美化運動などを 
    推進するとともに、省資源・省エネルギーの促進に努める。
  イ 市役所のISO14001認証取得と今後の活動を通して、地球環境保全に向け 
    て、自らが率先して取り組み、市民に支持される環境行動自治体を目指す。
  ウ ごみの出し方にかかる外国語表記のチラシを作成し、広くごみ分別収集の啓発を
     図る。
  エ 生ごみ処理機設置にかかる補助については、要望に応え、予算枠を拡大する。
  オ 古紙等資源集団回収事業にかかる奨励金についても、予算枠の充実を図る。

 R 清潔で快適な水環境の推進
  ア 公共下水道事業については、計画的に事業推進を図るとともに、高尾処理区を廃
    止し、袋井浄化センターに統合する。南町下水処理場は閉鎖し、解体する。
  イ 農業集落排水事業・大日地区については、終末処理場が完成することから、平成
    14年度の供用開始に向けて、整備を進める。
  ウ 合併処理浄化槽の設置にかかる補助事業については、予算枠を大幅に拡大し、要 
    望に応えていく。

 S 清潔で快適な生活環境の推進
  ア 廃棄物、汚泥・し尿等にかかる生活環境対策の推進については、クリーンセンタ 
    ー中遠の飛灰処理施設を整備するとともに、クリーンピアあいのの主要機器の更新 
     を計画的に進め、汚水処理能力の維持に努める。
10 利便性の高い交通・通信体系を備えたまちづくり

Q だれもが通行しやすい道路網の整備
 ア 県道については、小笠山公園通り線、磐田掛川線、袋井小笠線、袋井駅森線(上 
    山梨工区)を整備する。
  イ 街路事業については、小野田田原線の高西橋、山梨中央通り線、山梨南通り線の 
    整備を進める。
  ウ 市道については、宝野菩提線、太田村松線、岡崎奥三沢線、太田小山線、掛之上 
    祢宜弥線など、幹線道路及び地区幹線道路の整備を進める。
  エ 生活道路の整備については、災害・緊急時における市民の安全性や日常生活の利 
    便性を高めるため、道路・橋梁の整備と維持修繕を進める。

 R 公共交通機関の利便性向上
  ア 公共交通機関の利便性の向上については、JR愛野駅が完成し、供用が開始され
    る。4月22日の開業日には、市民の皆様とともにお祝いしていく。
 イ JR愛野駅の駅前駐車場・駐輪場については、駅利用者の利便性の向上を図るた 
    めに、その整備を進める。

 S 高度情報通信基盤の整備
  ア 高度情報通信基盤の整備については、本市におけるIT化の推進について、その 
    基本的考え方と推進計画を策定する。
  イ 市民1人当たり12時間の受講時間で、2,300人の方が受講できるIT講習 
    会を、各公民館を会場にして開催する。
11 安全で災害に強いまちづくり
 
Q 治山・治水対策の推進
  ア 第3次排水路整備計画の見直しに併せて、鷲巣・村松・国本地域の常習冠水地域 
    の治水対策を図るため、沖之川流域の排水計画を作成する。
 イ 河川の整備については、準用河川の中沢川や普通河川の西木川をはじめ、村松西 
    ・山名・可睡・北四町・友永などの排水路を整備する。また、上区2号排水路、大
     谷川において、新たに測量設計に着手する。
  ウ 太田川をはじめ、原野谷川、蟹田川、宇刈川などの2級河川については、整備の 
    促進に向けて、県に要望していく。

 R 地震対策の推進
 ア 地震対策の推進については、機能的な防災体制を確立するとともに、公共施設等
    の耐震化や防災設備の整備を計画的に推進する。
 イ 新たに避難地防災エアーテントを購入し、地震災害時の仮設救護所、大規模災害 
    時の現場救護所として活用していく。
  ウ 宇刈三沢地区の第4配水池の緊急遮断弁設置事業を推進する。
  エ 広愛大橋の跨線橋については、耐震対策を講じるための設計を実施する。
  オ 上水道における石綿管布設替事業については、引き続き、県費補助事業を含めて、
     推進していく。

 S 消防・救急体制の充実
  ア 消防・救急体制の充実については、火災予防に対する啓発と指導、消防力の強化、
     救急・救助体制の充実を図り、災害・事故から市民の生命財産を守っていく。
12 活力あふれる産業を育むまちづくり

 Q 特色ある農業の振興
  ア 本市の農業については、安全で良質な農産物を生産し、消費者ニーズに対応でき
     る競争力ある産地化を目指して、引き続き、支援していく。
 イ (仮称)銘産品づくり推進協議会を設け、本市から全国に発信できる銘産品の創 
    出に努める。
  ウ 農村景観風景画・写真コンクールをはじめ、地域住民の活動支援事業として、田 
    んぼを舞台にイベントを開催する。
  エ 土地基盤整備については、ふるさと農道の促進をはじめ、県営畑地帯総合整備事  
     業の三沢・本谷地区の事業化に向けて、調査を進める。
  オ 県単土地改良事業については、山崎農道の整備、山田農道の測量設計、池田ケ谷 
     池の改修工事を進める。
  カ 市単独事業については、三輪農道、友永農道の整備等を進める。

 R 活力ある商工業の振興
  ア 活力ある商工業の振興については、引き続き、優良企業の立地促進と、中小企業 
    育成強化のための景気対策特別資金貸付枠を拡大することにより、地域経済の活性 
    化を図る。
 イ 将来にわたって、豊かな市民生活を確保するために、(仮称)IT革命に対応し
    た産業検討委員会を設け、企業誘致・産業振興・育成施策の確立を目指していく。
  ウ 中心市街地の駅前地区活性化については、袋井駅前商店街協同組合が実施するワ 
    ークショップに、中小商業活性化助成事業補助金を交付し、市街地活性化の方策を
     検討させる。
  エ 東海道どまん中ふくろい400年祭の街道まつりについても、展示や余興、物産
     の販売等を通して、産業振興につなげていく。
 S 新規産業分野への開拓支援
 ア 袋井市学術交流振興基金を活用し、産学共同研究への支援を充実させる中で、新 
   規産業分野の開拓を図る。

 T 働きやすい環境の整備
  ア 勤労者の豊かな生活と働きやすい環境づくりについては、労働団体等と連携し、
    労働者住宅建設資金の貸付枠をはじめとする福利厚生事業の支援、教養文化活動の 
    充実、就労機会の確保・相談について充実させる。
  イ サンライフ袋井のテニスコートについては、照明設備の増設を行う。また、中高 
    年離職者等の再雇用を促進するため、中高年パソコン技能習得講座を実施する。


行政経営


 Q 職員自らが判断し、責任を持って、将来のまちづくりを考えていくことのできる体
   制を整えるために、各部局に調査研究に対応できる予算付けをする。

 R 参議院議員選挙と県知事選挙及び県議会議員補欠選挙が予定されていることから、
    これらを公正かつ迅速に執行していく。

 S 広域行政サービスの提供については、静岡県西部22市町村をエリアに、これまで
    の住民票交付に加え、8月1日から、印鑑登録証明書、戸籍謄抄本の交付を開始する。

 T 庁内のIT化については、庁内職員のパソコン設置を一人一台にし、事務事業の効 
    率化を図るとともに、グループウエアの導入、例規検索システムの作成や住民基本台
    帳ネットワークシステムの開発、インターネットホームページ作成にかかる人材の育
    成などを進める。








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