議長選挙
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〔開票〕
◯副議長(久保田龍平) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数26票。これは、先ほどの出席議員数に符合いたします。そのうち、有効投票26票、無効投票はなし。 有効投票中、22番 大庭通嘉議員12票、25番 伊豫田貞雄議員11票、9番 浅田二郎議員3票。以上のとおりでございます。 この選挙の法定得票数は7票であります。したがって、大庭通嘉議員が議長に当選されました。 ただいま議長に当選されました大庭通嘉議員が議場におられますので、会議規則第31条第2項の規定により告知をいたします。 議長に当選されました大庭通嘉議員からのごあいさつをお願いいたします。 〔議長 大庭通嘉 議員 登壇〕
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就任挨拶
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◯議長(大庭通嘉) 一言ごあいさつを申し上げます。 ただいまは議員皆様の御推挙をいただき、新市2代目の議長を拝命させていただくこととなりました。大変光栄なことでありまして、心より御礼申し上げます。と同時に、今、その重責に身の引き締まる思いであります。もとより浅学非才、その器ではありませんが、皆様方の期待を意に体し、全力でこの職務に臨んでまいる覚悟であります。どうか、初代議長でありました永田議長に倍しまして御指導、御協力を賜りますとともに、さきに就任をされました久保田副議長ともどもによろしくお願いを申し上げます。 さて、御案内のように、今、国の流れは、少子高齢化の到来、地方分権の推進、さらには三位一体改革の推進等々、国の財政事情を受けまして大きく変わり、平成の大合併が断行されてまいっております。私ども地方自治体を取り巻く環境は、今後とも大きく激変すると予想されるわけであります。袋井市におきましても、旧浅羽町、旧袋井市が一体となりまして昨年合併をいたしまして、8万3,000人の新市としてスタートいたしまして既に1年が経過をいたしました。原田市政のもと、行政当局はもとより、議会、市民皆様の協力をいただく中、若干の課題はありましたものの、まずは順調にスタートが切れた、このように承知をいたしております。 いよいよことしは新市2年目であります。合併協議時、多くの論議をし、新市の建設計画が立てられ、ことしは、それに基づいて、この6月に袋井市の基本構想が議決をされる予定でありますし、この秋には、グランドデザインともいうべく袋井市の総合計画が決定する運びとなっております。行政改革の集中改革プランを初め基幹計画がスタートする、まさに実質的なスタート年度となると、このようにも承知をいたしております。 合併協議時におきましては、各種の事業についても論議をされました。例えば健康文化都市、これを具現化する諸施策の展開、あるいは旧浅羽町と旧袋井市が一体となるべく、JR駅舎の改築、そして駅南の開発、旧浅羽地区におけます地域交流プラザの建設、そして清掃工場の建設や仮称の総合健康管理センターの建設、市民病院の今後のあり方、かてて加えまして、今話題となっております大型商業施設の進出に対してどのようにしていくか等々、多くの課題が山積しているわけであります。 しかし、こうした課題は、ある意味では袋井市のこれからのまちづくりの可能性であり、いわゆるポテンシャリティー、こういうように思いますし、夢であり希望であると、このように認識をいたしております。時あたかも2002年、この地でワールドカップサッカーが開催をされ、ことしはドイツで決定されまして、一昨日、選手が決定されております。2003年には国体が開催をされまして、その大イベントに次ぐイベント、ねんりんピックがこの秋にこの袋井で開会式が開催されるということでございます。まさに天の時であろうかというように思います。この袋井市の地の利を生かし、みんなの力、和をもって、文字どおり、「人も自然も美しく 活力あふれる日本一健康文化都市」の建設をしていかなければならない、このように思います。 よく議会と当局は車の両輪に例えられますが、この大きな和を皆様方ともどもに、和の心を持って前進させ、市政進展、発展に微力ながらその一役を買ってまいりたい、お役に立たせていただきたい、そのことを表明いたしまして、私の就任のごあいさつにかえさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
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◯副議長(久保田龍平) 以上をもちまして、議長のあいさつを終わります。 皆さんのおかげをもちまして、議長選挙も大変スムーズに執行することができました。これも皆さんの御協力のたまものと、厚く御礼申し上げます。 それでは、大庭通嘉議長、議長席にお着き願います。 〔議長交代〕 |