大庭議員の一般質問・・・見てね!!
大庭議員は9月定例会において一般質問を行いました。
ここに、質問の全文と答弁をお知らせします。
○19番(大庭通嘉) それでは、通告に従いまして一般質問させていただきます。 まず最初に、一般廃棄物処分場についての考え方についてお伺いをいたします。 この問題、組合議会でやることで、袋井の市議会で質問するのはいかがかと言う方がいますけれども、袋井市議会の中で重要な問題、公式には全員協議会等で一度もまだ話合いがされていません。しかも、10月5日には最終処分場の方針が決まるかもしれないという大変重要な局面であります。そこで、方針決定をする中遠広域事務組合の管理者会に副管理者として臨んでおられる原田市長に、臨む市長の考え方、本市の方針ということでお伺いしたいと思います。 |
○議長(戸塚文彦) 原田市長。 〔市長 原田英之 登壇〕 ○市長(原田英之) では、大庭通嘉議員の御質問にお答えを申し上げます。 一般廃棄物最終処分場の建設の進め方についてでございます。 袋井市から、中遠広域事務組合に選出をされております4人の議員さんとも、今まで議論をしていることでございます。そこでの議論を基本として、以下お答えをさせていただきたいと存じます。 初めに、2市1町の覚書で約束された処分場建設を磐田市は断念したのかということについてでございます。 昨年の10月の中園広域事務組合議会定例会では、管理者であります磐田市長から、未来永劫最終処分場をつくらないということではないが、現時点ではなかなか難しいと言わざるを得ない。また、本圏域に最も適した手法を提案できるよう調査を行う。こういう意向が示されました。 そして、現在、委託調査中の最終処分場のあり方検討業務、これが、委託理由が今申し上げましたところで、本圏域に最も適した手法を提案できるよう調査を、ここにあるわけでございますが、そうした調査結果を踏まえまして、民間委託、あるいは、一宮最終処分場の延長、あるいは新しい最終処分場の建設につきまして検討していくということになっております。でありますので現時点におきまして、最終処分場の建設を断念したという認識は持っておりません。 |
2点目として、この覚書の履行について過去の経緯を踏まえまして、袋井市の立場で引き続き最終処分場の選定を磐田市に要請すべきと思いますが、原田市長の考え方をお伺いします。 |
次に、磐田市に対する処分場の覚書履行の要請についてであります。 |
3点目は、新たな一般廃棄物最終処分場の選定経過と結果についてであります。これまでの管理市である磐田市では、二十数カ所も候補地を挙げて建設地を探したということでありましたが、具体的にどのように進めてきたのか、管理者会でも話合い等共有し、検証してきたのかお伺いします。 |
次に、磐田市の選定経過等の管理者会での検証についてでございます。 |
4点目は、来月の10月5日に組合議会が開催され、そこで、最適な廃棄物の最終処分のあり方が決定されると伺っております。先般8月24日、袋井市議会議員を対象とした勉強会がありましたが、その説明では、最終処分のまとめ案も示されませんでした。あと1カ月足らず、この後、どのようなスケジュールで進めていくのかお伺いします。 |
次に、10月5日の組合議会に向けたスケジュールについてでございます。 |
5点目、現森町一宮最終処分場の延長搬入ができないかということであります。伺うところ、令和4年12月の期限での予測は約70%程度と言われておりますが、実態はどのような状況かお伺いします。森町一宮処分場の埋立て可能な容量がまだどの程度あるのか、今後何年分の埋立てが可能なのかお伺いします。こうした現況を踏まえて、森町さんに延長要請をしていくか、原田市長の見解をお伺いするものであります。 |
次に、森町一宮最終処分場の使用見通しと延長要請についてであります。 |
6点目は、磐田、袋井、森で、令和元年度ベースで、最終処分量7,861トンが出されていますが、そのうち磐田市分3,974トンありますが、この磐田市の主灰、飛灰が令和3年度からなくなる可能性があるということで、それによる影響があるかということであります。 |
次に、令和3年度からの磐田市クリーンセンターの包括委託についてでございますが、磐田市クリーンセンターでは、スラグ、メタルなどの資源化処理を行うというのが建設当初の予定でございました。それはそうでございましたが、その資源化処理が、スラグ作製コストの高さとか、値段、コストが高い、あるいはスラグ需要の低迷などの理由によりまして、うまくいかないということで、今後は民間による資源化を進めるため、現在の包括委託の更新時期に合わせて、来年度からは一宮最終処分場への埋立てから民間による処分委託に切り替えていくということでございます。 これに関し、組合管理者会やあるいは課長会議で共有をしていたか、こういうことでございますけれども、担当課長会議ではそうした話は出ていたということでございますけれども、管理者会では一切話題に出ておらず、現時点でも別にそれは正式に伺っておりませんし、また、磐田市内の話でございますが、磐田市議会への報告もこれからであるとお伺いをいたしております。 |
2点目、イ として、現状における磐田市から排出される埋立てごみ約4,000トンですが、今後、森町一宮最終処分場に搬入されなくなるのか、それとも今までどおり磐田市さんは搬入されるのか。いずれにしてもどのような影響が出るのかお伺いしたいと思います。 |
次に、一宮最終処分場への搬入と中遠広域事務組合への影響についてでございます。 |
ウ として、磐田市が民間への包括委託をした場合の具体的な影響についてであります。 もし磐田市分の埋立てごみがなくなった場合、現在、磐田市対袋井市対森が66対29対5、金額ベースで約1億3,000万円対6,000万円対1,000万円の割合が、新たにどの程度になるのか、その袋井市の影響分はどれほどの額になるのかお伺いします。 |
次に、袋井市、森町への影響額についてでございますが、搬入量割合に応じて分担金の計算をしておりますことから、現在の埋立て量の半分を占める磐田市の灰が入らないということになりますと、袋井、森の分担率、相互の割合の意味では相対的に上がることになります。例えばその額をざら計算してみますと、袋井市が6,000万円増額、森が1,000万円増額と見込まれます。それから1トン当たりの処分費は、その結果、1トン当たりの処分費が現状の3万円から約6万円ということになります。 |
次に、エ ですが、これまで、民間への包括委託による資源化が予定されていたために排出される廃棄物がなくなる、あるいは大幅な減量が想定され、そのような前提もあって、最終処分場建設選定に影響が出たのかお伺いします。 |
次に、灰の民間処理委託とそれから処分場建設選定の関係についてでございます。 |
オ ですが、8月24日の袋井市議会への広域事務組合の事務局長説明がありました。この説明では7割の自治体が資源化をしている、あるいは民間委託をしているなど、暗に最終処分場建設の必要性が今日的には薄れてきているというようなレポートであったと思います。昨年議会で出された補正予算は、民間委託を前提とした調査研究であったのかお伺いします。 |
次に、組合の調査研究が民間委託を前提としていた調査であったかということについてでございますが、最終処分場のあり方検討業務の中で、コストやあるいは安定処理、災害時の災害廃棄物等の対応問題、それから地元負担合意形成など、このような項目ごとにそれぞれ、メリットデメリットを整理し、比較ができるようにまとめているところでありまして、民間委託を前提とした調査ではない。民間委託をした場合のケースも、ケーススタディー的には入っているんですが、それを前提とした調査ではないという認識をしております。 |
カ ですが、主灰や飛灰等民間処理で圏域外あるいは県外に出すメリット、デメリットと、これまでどおり最終処分場での処理する方法でのメリット、デメリット、これらトータルコストの比較が具体的にどのようにされているのか、お伺いしたいと思います。 |
次に、民間委託と新しい最終処分場建設のメリット、デメリットやあるいはトータルコストの比較についてでございますが、先ほど申し上げましたように、検討業務委託の中で様々なパターンにおけるメリット、あるいはコストの比較がされておりますので、これらを判断材料として2市1町にとりまして、あるいは2市1町、とりわけ私どもにとりましては、袋井にとりまして一番よい方向にまとめてまいりたいと考えております。 |
最後の質問になりますが、7点目、キ として、10月5日の組合議会の方針決定まで、期間は限られてきています。最終処分場をこれまでどおり継続運営する場合、あるいはしない場合、また圏域内の最終処分場を断念する場合、あるいはしない場合等々、選択肢は、あるいは課題は山ほどあります。いずれにせよ2市1町のベストな廃棄物処理スキームとはどのようなものかお伺いをいたしまして、大きな項目の1点目の一般廃棄物最終処分場建設の進め方についての質問を終わります。 |
最後に、2市1町のベストな廃棄物処理のスキームについてでございますが、現在は、最終処分場及び粗大ごみ、中間処理施設を共同処理しています。こうした施設は、できるだけ広域なエリアによるスケールメリットを活用することに加え、将来の人口減少により、自治体財政の状況が厳しくなるということなどを考慮いたしますと、2市1町が協調しながら現在のフレームを維持していくことがベストであると現時点では考えておりますので、今後、管理者会あるいは組合議会の中で、私はそういう意見を持ちながら、これは相互に、管理者会あるいは組合議会の中で決定をしていく必要があると考えております。 |
一問一答 | |
○議長(戸塚文彦) 大庭通嘉議員。 ○議長(戸塚文彦) 通嘉議員、(4)でいいですか。 |
○議長(戸塚文彦) 原田市長。 ○市長(原田英之) 10月5日の会議に、最終的ないわゆる方向の決定をするには、先ほど少し私申し上げましたように、やはり、中できちんと、事務方いわゆる副管理者、うちで申しましたら副市長、それから担当部長、担当課長レベルでのまず合意の積み重ねがあって、その後に、この会議に原案が出てこないと話がおかしいわけですから、そういう意味で、そうした過程を今一生懸命いわゆる副市長なんかが集めてくれていますけれども、そこの合意がなかなかできない場合には、ある程度合意できた部分については、それはせっかく10月5日にあるんですからお話しできると思いますけれども、そうでなくて基本的に合意できない部分につきましては、やはり私は、生煮えのまま話を、やはり、この種の話というのは、生煮えのまま話をすべきじゃなくて、やはり事務的にある程度みんな納得したんだよねという上で合同会議を開いて納得しないといけないと思っておりますので、その趣旨でお答えを申し上げました。 |
○議長(戸塚文彦) 大庭議員。 ○19番(大庭通嘉) ぜひとも納得した形で進めていただきたいと思いますが、2番目の、これは大事なことで、最終処分場の覚書履行、平成12年、平成25年にやっているわけですが、これについては要請していくという御答弁はいただけませんでしたけれども、引き続き要請すべきだと思っております。と言いますのは、私ども戸塚議長、亀沢議長が、4月30日に議会の立場で磐田渡部市長に、管理者にお願いをしているということがあります。これについてやはり強く要請をすべきだと思いますがいかがでしょうか。 |
○議長(戸塚文彦) 原田市長。 |
○議長(戸塚文彦) 大庭議員。 ○19番(大庭通嘉) それこそ袋井の市議会でも要請すべきだという強い意見があったということを、お含みをいただきたいと。実は御案内のように平成6年から平成16年まで、袋井市がお受けした、当時2市5町1村だったです、磐田、袋井、浅羽、福田、竜洋、豊田、豊岡、この8市町村でやっていたときに、当時、平成2年に故豊田市長が全体の組合議会の中で受けますって言っちゃったんですよね。言っちゃったじゃなくて決意を持って言った。そのときは議会も知らなかった。当局の職員も知なんだ、そのぐらいに2市5町1村のいわゆる1市5町1村、袋井以外の皆さん、要するに、磐田市は20年やったよと、あとこの次は、次は袋井市だねと、何かわかりますよね、そのときの雰囲気が。そういう強い要望があって、当時豊田市長が言明し、決断をされたという経過がある。私もその当時を知っている1人として、これをお伝えするとともに、ぜひとも要請をしていただきたいということだけお願いしたいと思いますが、御心底を、一言お願いします。 |
○議長(戸塚文彦) 原田市長。 |
○議長(戸塚文彦) 大庭議員。 |
○議長(戸塚文彦) 原田市長。 |
○議長(戸塚文彦) 大庭議員。 続いて、再質問の6のア、について質問させていただきます。 |
○議長(戸塚文彦) 神谷産業観光部長。 〔産業環境部長 神谷正祐 登壇〕 ○産業観光部長(神谷正裕)磐田市が灰の処理を民間委託することにつきましては、磐田市の担当課長からの報告で伺っておりましたけれども、ホームページの内容やプロポーザルの結果までは課長会議でも特に報告もなく、承知をしていなかったという状況でございます。 以上でございます。 |
○議長(戸塚文彦) 大庭議員。 6のウ、の関係で見ますと、先ほど、ア、イ、ウの質問答弁を聞かせていただく中では、いわゆる磐田市さんは粛々といろいろ仕事を進めていたんです。先ほどの話だと袋井市が6,000万円アップする、森町さんが1000万円アップする。そうすると、現状、今6,000万円が1億2,000万円になるんです、袋井は。森町が2,000万円になると。要するにこういうことなのか、改めて確認をさせていただきます。 |
○議長(戸塚文彦) 神谷産業環境部長。 ○産業観光部長(神谷正祐) 議員がおっしゃられたとおり、袋井市につきましては6,000万円の増額、森については1,000万円の増額、これが見込まれるという現段階でございますが、そういった状況でございます。 |
○議長(戸塚文彦) 大庭議員。 ○19番(大庭通嘉) これは大変重要な問題で、今日質問する中のある意味で肝だと思います。 4人の我々議会議員が代表で出てくれていますけれども、磐田市さんが当初予定どおり入れていただいた、約束どおり入れていただければ、そのままよかったものが6,000万円、磐田市さんがもう既にプロポーザルで民間委託が決定して抜けてしまう、それでアップするというのは、痛い話だと思います。 つきましては、一部本来溶融飛灰は磐田市さんで計算して一緒に入れましょうという約束だったのではないかと思うんですが、磐田市さんに一部そういう御負担をいただく、そういうような話合いができるのかどうなのか、また要請もしないといけないと思うんですが、そこら辺についての考え方についてお伺いしたいと思います。 |
○議長(戸塚文彦) 原田市長。 |
○議長(戸塚文彦) 大庭議員。 最後の質問になりますが、質問6、キについて質問させていただきたいと思いますが、今後の廃棄物処理のスキームはどのように考えるかということで、現在フレームの維持がベスト、そういう答弁がありました。私も、磐田市さんがいろいろな御諸事情あろうかと思いますけれども、今の仕組み、これは崩さないようにお願いしたい。 振り返れば、古い話ですが昭和46年に中遠広域市町村圏が県から指定されました、当時。処分場が造られる。そして、昭和47年に中遠広域市町村圏事務組合議会組合ができて、2市5町1村がスタートしたわけです。そして、昭和48年から埋立てが始まった。 |
○議長(戸塚文彦) 原田市長。 ○市長(原田英之) いずれにつきましても、私ども認識をしていまして、そして、いわゆる副首長、副市長、最後レベルと事務的な詰めを行っております。 お互いにやはり、お金に関することなのでなかなかそう簡単にいかない可能性があります。ぜひ、私は、これは森の太田町長とも話をしていますが、私どもと森町長さんとは、やはり利害が共通します。これは議会の皆さん方も同じだと思います。これは、やはり確かに、一部事務組合の業務になっておりますけれども、当初は当市の議員の皆さん、というのは市民負担にかかわることでございますので、ぜひ議員の皆さん方も、御理解といいますか、一緒なって、いわゆる交渉というとおかしいんですけど、交渉なんだよね。そういうものに組み入っていただきたいと。場合によったら、お金の話がありますが、時には、いつもにこにこ笑っているというわけにはまいりませんので、いやな顔をしなくちゃいけないし、いやな表現をしなくちゃいけないことも場合によったらあり得ますけれども、やはり、それはそれで立場上そういうことをとりながら、2市1町のスキームを壊すということは何も私は願っているわけでございませんけれども、しかしながら、それぞれの主張が際立って対立するときには、やはり、ある種とことん話をしなければいけないのかなと。このような、気持ちでございます。 また、議員の皆さん方に、議長さんはじめ皆さん方に御支援と御協力をお願い申し上げます。 |
○議長(戸塚文彦) 大庭議員。 ○19番(大庭通嘉) 市長の力強いお言葉をいただきました。支援も協力もしますので、頑張ってください。 |
それでは、時間がありませんので次に、二つ目の質問、スポーツ協会の世帯会費の考え方その対応についてお伺いします。 この問題はそもそも一般社団法人としてのスポーツ協会、この民間団体がその社員、会員から会費を規約に基づき徴収しているものでありまして、市民や規約に賛同し、自発的にスポーツ協会に年会費を納めているというものであります。 しかし、この税外負担ともいえる会費について自治会から出していますから、多くの市民から疑問やなくしてほしいといった問題提起がされています。 そこでお伺いしますが、1点目、静岡県内でスポーツ協会あるいは体育協会会費として、全戸会員として会費徴収している市が何市あるのか、23市のうち、お伺いします。 |
○議長(戸塚文彦) 原田市長。 |
2点目、御案内のようにPFIでさわやかアリーナが昨年完成しました。これの建設に向けて平成28年当時、総合体育館建設特別委員会を設置していましたが、当時のスポーツ協会役員より、市行政に対する要望として、世帯会費の件について、市と私が担当していた特別委員会にも要望が投げかけられました。 その内容というのは、市の世帯会費に対する今後の方針や考えを教えてほしいというもので、スポーツ協会としても、世帯会費を継続していくか、検証を明確にしなければいけない。世帯会費が途絶えると活動に影響が出るとそのような事態を回避したいので、市の方針を確認したいというものでした。 そこでお伺いしますが、こうしたスポーツ協会の世帯会費のあり方に対する市への質問、要望に対する市としての考え方についてお伺いします。 |
次に、世帯会費についての市の考え方でございますが、世帯会費の納付は、年度当初に各自治会に対して依頼し、自治会を通じてスポーツ協会に納付されますことから、市内の世帯数の増加により、一定の額は維持しているものの、市内全体の世帯数に占める納付世帯の割合は、実際加入率の減少もあり、合併直後の平成17年度が74.5%であったものが、令和2年度では61.2%と減少をいたしております。 なお、これまで、世帯会費導入当時の制度の意義など検証されることなく、毎年継続をされてまいりましたが、現状におきましては、袋井市スポーツ協会からの助成対象となる地域での運動会、あるいは球技大会などのスポーツイベントの開催状況が地域によって異なっている状況がございます。こうした状況を考慮し、世帯会費につきましては、今後、袋井市スポーツ協会及び自治会連合会と見直しに向けて協議を進めてまいりたいと存じます。 |
質問の最後になりますが3点目、スポーツ協会への世帯会費を廃止して、適切な額を市よりスポーツ協会に補助する考えがあるか、お伺いしまして質問とさせていただきます。 |
次に、世帯会費に替わる市からの補助についてでございますが、袋井市スポーツ協会は、一般社団法人から公益社団法人への移行を準備しておりますが、現在の組織体制や事業内容、財政状況を踏まえまして、供用を開始したさわやかアリーナを活用した今後の事業方針や、財源確保に対する考え方などについての確認などの意見交換を行った上で、他の自治体におけるスポーツ協会、または体育協会への補助とか、あるいは委託状況などを参考に今後の支援方法につきましても検討してまいりたいと存じます。 以上でございます。 |
一問一答 | |
○議長(戸塚文彦) 大庭議員。 ○19番(大庭通嘉) 全体として大変前向きな御答弁をいただいたと、ある意味で歴史のターニングポイントを私なりに感じた次第です。 そもそも、もう各支部で運動会をやっている、みんなから集めたお金をコミュニティセンター経由あるいは自治会連合会経由でスポーツ協会に入る、スポーツ協会がまたそのお金をコミュニティセンターに戻す、運動会をする、運動会も、もう7カ所ぐらいしか前年度やっていなかったですよね。そういう意味で、交付や助成されている実績、そういうものをもう少し詳しくわかるようだったら御答弁いただきたいと思います。 1番に関連する。 |
○議長(戸塚文彦) 乗松市民生活部長。 〔市民生活部長 乗松里好 登壇〕 |
○議長(戸塚文彦) 大庭議員。 ○19番(大庭通嘉)見直し に向けて協議をする、あるいは連合会等と、それからあわせて少し聞き取れなかったですが、別の支援方法を検討するとともに世帯回収は廃止する方向でと聞き取れたんですが、具体的にどのように進めていくイメージでいらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。 |
○議長(戸塚文彦) 乗松市民生活部長。 ○市民生活部長(乗松里好) 大庭議員の御質問にお答え申し上げます。 先ほど市長のほうから御答弁させていただきましたけど、来年度からスポーツ協会は、公益社団法人へ移行していくというようなことも伺っております。今現在の組織体制や事業内容、また財政状況を踏まえまして、またさわやかアリーナに移行していただいております。その中でさわやかアリーナ自体につきましては、振興スポーツのほうに運営のほうを任せさせていただいておりますので、現状のほうを踏まえながら、世帯会費については、今後どうしていくかという部分はスポーツ協会と調整をさせていただきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。 |
○議長(戸塚文彦) 大庭議員。 ○19番(大庭通嘉) 今の3番に関連してなんですが、現状、市民生活部長の所管でもありますけれども、スポーツ協会以外に社会福祉協議に500円、赤い羽根共同募金240円、歳末助け合い募金に220円、日赤赤十字社会員費に500円、社会を明るくする運動会費に50円、こういうようなものが払われています。 教育長が前にいらっしゃいますが、教育関係も、まだ小学校はかなりやめたんですが、中学校はまだ残っている。全て、これが悪いものかどうかということではなくて、その町に必要な文化があり、また今までの歴史があって決められてきたことで、全て否定するものではありませんけれども、一番問題なのは、先ほども少し触れられていましたけれども、平成17年当時、74%、75%ぐらい世帯のうち納めてくれいたんです。その前、昭和50年代っていったら、80%、85%ぐらいみんなそういう世帯会費を納めていた。 |
○議長(戸塚文彦) 乗松市民生活部長。 ○市民生活部長(乗松里好) 大庭議員の御質問にお答え申し上げます。 今議員のほうからお話いただいたとおり、市民生活部については、福祉関係の全校の皆様から御寄附いただいているというものがございます。それぞれ会費を頂く内容については、経緯やまた、県の赤十字、また、県の赤い羽根共同募金等々、そちらのほうに、また、こちらから納めるというような状況もあったり、システム自体の違いもありますけれども、今後それぞれ、各市の状況も確認しているところがございますけれども、状況も確認しながら、今おっしゃっていただいた中で、1,410円の金額を納めていただいております、年間通して。ですので、そういった、皆さんからいただいている御寄附について、今後どうしていくかという部分については、再度検討させていただきたいと思います。ただ、県の同じ組織の中の支部として活動しているものもございますので、そういった部分もあるということは御理解いただきたいと思います。 以上、答弁とさせていただきます。 |
○議長(戸塚文彦) 大庭議員。 ○19番(大庭通嘉) それぞれ前向きな答弁をいただいたと、このように受け止めています。 今日は通告してありませんので教育委員会には質問しませんが、以前、教育委員会に質問したときもやはりこれは見直すべきものであると御答弁をいただいたことがあります。 いずれにしても、袋井市としての経過の中でこういうようなものが出てまいります。特にスポーツ協会のようにふと気がついたら、23市のうち袋井市だけだったと。しかも、それが以前はそれを運動会に使うよだとか、いろいろそれなりの理由があったんですが、運動会とてコロナ禍の中で大きく変わろうとしている。事ほどさように、やはり時代とともに変わるものについては他市をベンチマークしていただいて、調査をしていただいて、その中で袋井としての一番いいあり方、それを行政の中でさらに研究していただきたいと思います。 |
○議長(戸塚文彦) 原田市長。 ○市長(原田英之) 税外負担、いわゆる俗に言う税外負担の一番いけないところは、不公平だということです。やはり、実は所得に差があって、所得に差があっても同じ金額を出すというのは不公平なんですよね。だからそういう意味で、私はやはり税外負担というのは基本的になくすべきだと思っていますが、先ほど少し議員からそれぞれの地に文化がありますということは、歴史があってこういうことを負担する経緯があってということであります。 やはり、一、二の三で全部やめちゃいましょう、全部税金でもって補塡しましょうというわけにも、そういう意味ではいきません。ですから、やはり一つずつ丁寧にひもといていかなければいけませんけれども、やはり時代が変わっている、いわゆる時代が、社会状況が変わっていることを理解しながら一つずつひもといていくことが必要だと思いますので、行政の長としてそういう努力をさせていただきたいと存じます。 以上です。 ○議長(戸塚文彦) 以上で19番 大庭道嘉議員の一般質問を終わります。 |