大庭の活動スナップより


 

3月22日、市議会議場にて
20年務められた原田市長に市議会議員を代表して大庭議員より
送辞が送られました。

「送辞」

今定例会中にも、市内各地 桜の開花便りが聞こえてまいりました。
 この度、原田英之袋井市長が四月二十三日をもって、ご退任されるに 
あたりまして袋井市議会を代表いたしまして、僭越ながら私から一言、
「送辞」、感謝の言葉を申し上げます。
今さら私が申し上げるまでもなく、原田市長のこれまでの市政運営に
対する御功績、そして実績は 実に大なるものでありました。
 先般の私からの一般質問にも触れさせていただきましたが、前石川
知事のお言葉のとおり、卓越した手腕、また、発想力、創造性、そして
優れた判断力、見識にて、確かな袋井市政の舵取りをしていただいて
まいりました。
二00一年一月に市長にご就任され、爾来、合併前の旧袋井市長として、
また二00五年四月以降の、袋井市・浅羽町との合併による新市の初代
市長として、やがて二0年にわたり、中東遠地区の中核都市「袋井」の
リーダーとして、本市の位置づけや、特性、機能を十分に生かした市政
運営をしていただいてまいりました。
 原田市長におかれましては、色紙に御揮毫をしたためる際、「至誠」と
いう言葉をよく書かれておられましたが、文字通り常に誠実でクリーン、
且つ、人格高潔にて、休日も厭わず公務に身を投じていただいてまいり
ました。
 そうした原田市長とは、私共、市議会も住民福祉の向上、市民の健康、
安心、安全、本市の発展のために、時には対峙し、また、時には信頼・
協力のもと、熱い議論を交わさせていただいてまいりました。
 いずれにせよ、これまでを振り返りますれば、二00一年の宿駅四00年
祭を皮切りに、Wカップサッカーや、国民体育大会、ラグビーWカップの
開催など、国の内外に向けて、袋井市の名声を発信していただくとともに、
他方では、市町村合併や市民病院統合問題など平成の大事業をも、期を
逃すこと無く、確実に断行していただいてまいりました。
とりわけ、未曾有の東日本大震災や、コロナ禍にあっても、常に冷静に事
に当たられ、誤りの無い堅実な行政運営をされてきた。
いま、過ぎ越し二0年間を、その様に回顧させていただいております。
ここに、あらためまして、これまでのお勤め、ご尽力に対しまして、深甚なる
敬意を表すると共に、併せて、衷心より感謝・御礼を申し上げる次第で
あります。
 本日、これをもちまして原田市長とはお別れとなりますが、引き続き、
袋井市の発展のため、また、私共袋井市議会、市行政に対しましても、これ
まで同様のご指導、ご教導、ご高配を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、原田市長のなお一層のご多幸、ご健勝、併せて、ご家族の弥栄を
ご祈念申し上げ、誠に粗辞ではありますが、送辞、感謝のの言葉とさせて
いただきます。
     長い間、有り難うございました。

令和三年三月二十二日
      
                      袋井市議会議員  大 庭 通 嘉

袋井市長 原田英之 様

 





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