大庭の活動スナップより




2022.8.7  三川剣道教室の50周年の記念式典が行われました。
          袋井剣道連盟の会長として来賓として挨拶をしました。
          下の祝辞は50周年記念誌に寄稿したものです。


 祝辞    
                  袋井剣道連盟会長  教士七段 大庭通嘉

 三川剣道教室が五十周年の節目を迎えられるにあたり、衷心よりお祝い申し上げます。 日本の伝統文化「剣道」伝承のもと、多くの青少年の健全育成に努めてこられました関係皆様に深甚なる敬意と感謝を申し上げます。 三川剣道教室は昭和四十七年、故太田宏先生、現代表の西尾明廣先生を中心に十四名の子ども達と共に発足されました。爾来、当教室からは多くの優秀な剣士が輩出され地域への貢献は言うに及ばず、袋井剣道連盟発展にも大きく寄与されてまいりました。
 今日、旧袋井市剣道連盟と浅羽町、森町の地区連盟が統合し十七年目になりますが、ここまで充実した剣連組織に成長できましたのも、その陰には三川剣道教室のご尽力があったことは言うまでもありません。
 とりわけ、第四十四回を数える恒例の太田旗争奪三川剣道大会ですが、この大会は三川剣道教室が単独で開催されているもので、近隣市町の多くの少年・少女剣士達が入門者から参加できるということで、市内外の道場関係者からも登竜門的大会として高い評価を受けています。 
 ところで、全日本剣道連盟では剣道修錬の心構えを定めていますが、その中に「剣道を正しく真剣に学び、心身を錬磨して旺盛なる気力を養い、剣道の特性を通じて礼節を尊び、・・・」とありますが、こうした教えを確かに具現化されているのが三川剣道教室と言えるかと思います。一言で五十年、継続は力と言いますが、まさに三川剣道教室の地道な活動こそが斯道の範として、後世にも語り継がれるものと思います。
 結びにこれまでご指導されてまいりました西尾先生をはじめ、教室を支えてこられた関係皆様に重ねて敬意を表すると共に、今後も、益々のご発展ご健勝を祈念し祝辞といたします。




詳細はohba@mxu.mesh.ne.jpまで。


「戻る」


「ホームページ」へ戻る