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音楽演奏処理の概略と機種依存トラブル

コミックプレーヤー内部では実際に音楽/効果音の処理を行っていません。

MCI(Multimedia Control Interface)を経由して、Windowsに「〜というファイルを演奏してね」と指示しているだけで、実際の演奏処理はWindowsシステムとサウンドドライバが行っています。

そのため、音関係はもっとも機種依存のトラブルを起こしやすいところといっても過言ではないでしょう。

音関係のエラーの場合、「MMSYSTEM〜」で始まるエラーメッセージが表示されますが、このエラー原因については、私としても経験則からの推定しか言えません。

正確性は保証できませんが、以下の条件のときに起きやすいようです。

GMフォーマット以外のMIDIファイルを使ったとき
RolandのGS音源や、YAMAHAのXG音源など、固有のエクスクルーシブを使ったMIDIファイルをソフトウェアMIDI音源で再生したときに異常動作をすることがあります。
曲を高速で切り替えたとき
演奏する曲を高い頻度で切り替え(音楽の演奏コマンドを連続させるなど)すると、ソフトウェアMIDI音源が切り替えについてこれないことがあるようです。
マシンパワーやユーザーのキー連打に左右されている危険性があります。
半角のスペースを含むファイル/フォルダ名が危ない
完全に憶測です。
Windows95以降ではファイル名に半角スペースを使えますが、コマンドラインパラメータの区切り文字にも半角スペースを使うため、区別のためにファイル名を「"」で括らなければならない、という規則があります(これはMS-DOSの名残です)
コミックメーカー自身で完結する処理なら「確実にできてる」といえるのですが、上に書いたとおり音関係はファイル名をWindowsに渡しているだけなので、その後の処理をきちんとやっているか確認していません。
まさかとは思いますが…過去にMS-Word95がこれ関係で「My Documents内のファイルが開けない」というバグを出してたという事実があるので…。
演奏コマンドでショートファイルネームを指定してしまった
ファイルのプロパティを見ると「MS-DOSファイル名」という、そのファイルのもう一つの名前が付けられているのが分かります(元のファイル名を8+3形式に納まるように変形したものです)
このショートファイル名は、ロングファイルネーム対応のLHAなどで圧縮して、再度解凍すると、同じ名前になるという保証がありません。
ただ、現実的にはコミックメーカーを使ってファイル名を指定している場合、ロングファイル名が設定されますのでこのようなミスをする可能性は低いと言えます。

推定原因は以上です。これらの情報はあくまで参考程度にとどめて下さい。

なお、「サウンドカードのドライバをバージョンアップしたら直った」などという事例もあるので予断はできません。

関連項目

MMSYSTEM〜のエラーが発生する

BGM再生中に効果音再生をしたときにエラーが出る/再生されない