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ゲーム制作ガイド − ダイナミックレイヤー(テキスト)

コミックメーカーでは、画面のイメージを自由に構成できるように設計されています。

例えば


このような画面は、ダイナミックレイヤーを使うことによって実現できます。

ダイナミックレイヤーとは

ゲーム制作ガイドのグラフィックの表示(応用編)で、ユーザーレイヤーを使ってグラフィックを表示する方法を解説しました。ダイナミックレイヤーはここで使った「ユーザーレイヤー」とどう違うのでしょうか?

「ユーザーレイヤー」は、ゲームの制作時にレイヤーの重なる順番や使える数を指定します。ゲーム中に増やしたり減らしたりすることはできません。また、重ね合わせの処理が比較的重いため、あまり頻繁に書き換える用途には向いていません。(例えば、マウスカーソルを上に乗せると画像を変える画面効果をユーザーレイヤーで行うと多少のもたつきが発生します)

ダイナミックレイヤーは、こうした欠点を補い、レイヤーの機能を補完するために使用します。

選択肢を表示してみる

ゲーム制作ガイドのシナリオの分岐で選択肢を表示してシナリオを分岐させました。このときに使った選択肢の表示コマンドも、内部でダイナミックレイヤーを作りだすことによって実現しています。

ここでは、ダイナミックレイヤーを使う練習として、選択肢の表示をダイナミックレイヤーを直接使って作ってみましょう。

テキストスタイルのダイナミックレイヤーを作る

まず、コマンドリストからダイナミックレイヤーの作成コマンドを選択して、コマンドの入力画面を表示します。

次に描画スタイルを「テキスト」に変更します。描画スタイルを変更するとダイアログ上部に「テキスト」タブが表示され、テキストスタイルの設定が行えるようになります。

「テキスト」タブを選択して、表示したい選択肢の1つをここに入力します。

「クリッカブル」タブを選択して「すべての範囲を有効」をチェックしてください。

次に、移動する先のブック名、ページ名を指定します。

それから「選択時に対象ウィンドウのダイナミックレイヤーを全て消去」を必ずチェックしておいてください。

最後に再び「基本設定」タブを開いて、表示先のウィンドウと、位置を入力します。

「ダイナミックレイヤーの作成」コマンドを使って選択肢を作る場合、1つのコマンドで1つの選択肢しか作成できません。例えば3つの選択肢を表示したい場合、上記のような手順で「ダイナミックレイヤーの作成」コマンドを3つ入力してください。

ユーザーが選択するのを待つ

以上の手順でダイナミックレイヤーを作成すれば、選択メッセージの表示はされますが、まだユーザーがそれを選択することができません。

ユーザーが選択肢を選択できるようにするには、ユーザーからの入力を待つ必要があります。

コマンドリストからしばらく待つコマンドを選択して、コマンドの入力画面を表示します。

「しばらく待つ」コマンドの解除条件として、「ユーザー操作による解除」を指定し、「クリッカブルエリアのクリックのみを有効」にします。

以上で、「選択肢の表示」コマンドの動作を「ダイナミックレイヤーの作成」コマンドを使って実現することができました。

入力したときのコマンドは、以下のようになっているはずです。

ダイナミックレイヤーの作成:移動先は「ブック1」「ページ1」
ダイナミックレイヤーの作成:移動先は「ブック1」「ページ2」
ダイナミックレイヤーの作成:移動先は「ブック1」「ページ3」
クリッカブル領域をクリックされるまで待つ

実際に実行してみて、選択肢がうまく表示されているか確かめてみてください。

ダイナミックレイヤーを操作する利点

「選択肢の表示」コマンドを使うのに比べて非常に面倒な手順を踏まないと、「ダイナミックレイヤーの作成」コマンドでは同じ動作を行うことができません。それだけの手順を踏んでもダイナミックレイヤーを使うだけのメリットがあります。

例えば、選択肢の表示コマンドでは「選択メッセージ」が縦に決められた間隔で並べられていました。選択メッセージを横に並べたいとか、斜めに並べたいとか、あるいは選択肢の途中に1行空けたいと思っても、それを行うことはできません。

ダイナミックレイヤーを直接扱う場合、このような配置を行うことは容易にできます。また、選択メッセージの代わりにイメージ(画像)を使用することもできます。

両者を使い分けることで、効率よく、また自由なデザインのゲームを作成することができるでしょう。

関連項目

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