2006年10月24日 AM−ML日産座間記念庫見学オフ

10月24、神奈川県座間市の日産座間記念庫にて
AM−ML(オートメカニック・メーリングリスト)の
オフライン・ミーティングを行いました。


日産座間記念庫って知っていますか?
カレスト座間のすぐ傍にある日産の倉庫なのですが
ここには歴代の名車(日産だけでなくプリンスもあります)
歴代のレーシングカーなんかが置いてあります。
博物館等ではなく倉庫なので展示しているわけではなく
ここで保管&レストアがされており
各地のイベントに持っていくと言う形態になっており
普通なら立ち入ることの出来ない場所なんですが
今回、幹事の吉田さんのおかげで見学することが出来ました。
オフミと謳っていますが、車の見学ですので
車の写真しか撮っていません(笑
平日にもかかわらず13名の方が参加して下さいました。

今回のオフミの様子は幹事の吉田さんのHPで詳しく紹介されています。
こちらもどうぞご覧になってくださいm(__)m


倉庫の中はこんな感じになっています。
これで全体の1/3くらいでしょうか?
かなり広く、車が所狭しと詰め込んであります。
滅多にお目にかかれないレアな車が
無造作に置いてあったりしてびっくりします。

入ってすぐの所に置いてあったのがこれ
MID4です。
VG30DEをミッドに積み、4WDで4WS
私が免許を取った1980年代後半
雑誌等でも市販されるとか開発中とか
散々気を持たせた挙句、お蔵入りになった車ですorz
発売されたら私は本気で購入しようと思っていました。

P.S
この4WDシステムがGT-Rのアテーサ4WDに
フィードバックされたのは有名な話です。

初代スカイラインですね
日産ではなくプリンス自動車の車です。
書籍等では見た事がありましたが
現車を見るのは初めてでした。
雰囲気が有って良い車です。

2代目スカイラインS50ですね。
54Bかと思いきや、1500ccのS50でした・・・・・・
これも日産ではなくプリンス自動車の車です。

ここで、この車をご紹介
プリンスR380です。
この車のエンジンがデチューンされて
S20エンジンとしてハコスカ、ケンメリGT−Rに搭載されました。

3代目スカイライン、通称ハコスカです。
キャッチコピーは愛のスカイライン

4代目スカイライン、通称ケンメリ
キャッチコピーはケンとメリーのスカイライン
下の写真はレース仕様のGT-Rです(実際にはレースに出走していません)。
書籍等では見た事がありますが
現物が存在しているとは思いませんでした。
確か高橋国光さんと一緒にカタログか何かに載っていたような記憶が・・・
生産台数197台と言う話のケンメリRですが
至る所に置いてありました。
集めているのでしょうか?

5代目スカイライン、通称ジャパン
排ガス規制の影響をもろに喰らった車ですね。
"牙を抜かれたGT"だの"名ばかりのGT達は、道をあける。"だのと・・・・・・
ターボを搭載した時の鏡文字のステッカーが話題になりましたね。
あとは西部警察の"マシンーX"もこの車ですね。
この年式になると私にとっては"子供の頃に普通に走っていた車"
ってイメージしかなくて旧車とは思えないです。

6代目スカイライン、通称はニューマン・スカイライン
後期型が鉄仮面として有名ですね。
一生懸命探したのですが鉄仮面は置いていませんでした(苦笑
てつやさんも鉄仮面がいなくて残念がっていました。
西部警察では"マシンRS"として登場していましたね。

7代目スカイライン、通称は7th(セブンス)
2ドアGTSのオートスポイラーがかっこよかったですね。
世間での評判は散々な車ですが私は大好きです。
上はグループAのホモロゲ獲得の為に800台限定で生産されたレアな車のはずです・・・・・・
何台か置いてありましたが本当に800台限定なのでしょうか(笑
下はグループA参戦車両です。

8代目R32GT-Rと9代目R33GT-Rです
R32はGT-R復活のエポックメイキングな車
当時のグループAで無敵の強さを誇りました。
V35を忘れていました(苦笑
私の中でV35がスカイライン扱いされていない事が判明・・・・・・
て言うか置いてあったかな?V35

10代目R34GT-Rです。
スカイラインはこの型で直列エンジンが終了
この後のV35からV型エンジンに・・・・・・
寂しいですね(^^;

スカイラインシリーズはこれくらいにして
これはR381
リアショックと連動してリアウイングが左右別に動くそうな(驚
中を覗いて見ましたがショックの油圧をそのまま利用しているようですね。

マッチのマーチ
初代マーチK10
レースにラリーに大活躍の車?
ダートラ仕様のマーチも置いてありました。

S30Zのレース車両でしょうか?
写真で見た事がありますが詳細不明です。
多分吉田さんのHPで紹介してくれるでしょう(笑

モンテカルロ仕様のS30Zですね。
サファリ仕様と違い補助灯がグリル内に並んでいます。
横のドライバー名が見えますでしょうか?
コ・ドライバーは現フェラーリF1監督のジャン・トッドです。

サファリラリーの410ブルです。

CSP311シルビア
セミハンドメイドの流麗なボディ
クリスプカットと呼ばれた繋ぎ目の無いボディラインですが
今見てもちっとも古さを感じさせません。
SP311フェアレディがベースですが
フェアレディよりも価格が高く
販売面では苦労した車です。

皆の興味を惹きまくった車
ダットサンロードスター
手動ワイパーです。
2枚目の写真で判るとおり矢羽式方向指示器です。
これを見てください
売値が1650円です(笑
現地で皆で考えましたよ、今の価格に換算したらいくら位なのだろうかと・・・・・・
掛け蕎麦の価格を参考に今なら300万以上だろうということで決着(笑
ペダル位置も今の車とは全く違うし
黎明期の車の進化を見れる面白い車両でした。
クランク棒で始動する車ですが
使い終わったクランク棒は何処にしまうのだろうか?と言うのが
最後まで謎でした。

nobbyさんへのお土産写真
サファリの510ブルです。

こっちはカメさんへのお土産写真
シルエットスカイラインの前カウルと
シルエットシルビア
シルエットスカイラインは後部破損で修理中とか・・・・・・
見れなかったのが残念
シルエットフォーミュラー・・・・・・
竹やりを着ければまんま族車ですね(笑

この後、カレスト座間で何名かで軽く食事&談笑
普段のオフミと違い見学メインのオフミでしたが
とても楽しい一日でした。
さて、あとは吉田さんから集合写真を貰って
アップしましょうか(^^)

最後に撮影した集合写真です。
吉田さんから頂きましたm(__)m