実はLEDテールの最終バージョン
最終と言いつつ、密かに仕様変更が行なわれ
今ではこれをベースにして作ったVer2を使っています。
BBSで回路図、寸法のお問い合わせがありましたので
早速、最終形態の回路図をアップします。


赤LEDはVer1ではこれを
Ver2ではこれを使用しています。
スペックほどの明るさの違いはありません。
Ver1で使用したLEDは全体的に明るくスペック以上に斜め方向からの視認度が高く
Ver2で使用した物はスペックどうりの指向角で斜め方向からの視認度が悪いです、が
ガンマのテールレンズカットのおかげでどちらを入れても見た目の指向角は変わりませんでした。
明るさは若干Ver2の方が明るいかな?程度の違いです。
ナンバー灯に使用している物はこれです。
今使うならば指向角の広いこれをチョイスします。
この白色LEDですが曲者です、データシート上ではVf=3.6Vになっていますが、実際に測定すると3.1〜3.2V程度しかありません。
最初、これに気付かず何度も白色LEDを飛ばしてしまいました(^^;
ダイオードは逆流防止用ですので出来れば整流用ダイオードが良いです。
私は手元に有ったスイッチングダイオードで代用しています。
一応Io=200mAですので計算上は十分に大丈夫なはずです(サージが怖いですが)
抵抗R1〜R5は200Ω・1/4Wカーボン抵抗、R6は240Ω・1/4Wカーボン抵抗です。

制動灯
ダイオード(0.6V)+赤LED(1.8V×6)=11.4V
電圧14.4V-11.4V=3V
3V/200Ω=15mA
LEDの電圧は実測です。
データシートは当てになりませんし、熱を持つとさらに電圧降下が少なくなりますので
このくらいの電流で抑えるようにしています。
もっとも赤LEDはかなり過電流に強いので
少々の事では飛びません。

尾灯は半固定抵抗(1kΩ)で明るさを変えられるようにしました。

ナンバー灯ですが
ダイオード(0.6V)+白LED(3.2V×3)=10.2V
電圧14.4V-10.2V=4.2V
4.2V/240Ω=17.5mA
白LEDは過電流に物凄く弱いので
この電流値でも少々怖いです。
国産の白LEDを使うか、電流を10mA位にしたほうが
安心して使えるかもしれませんね。



基板は秋月で購入したこれを使用しています

基板の加工無しでかなり絶妙のクリアランスで入ります(笑
固定はVer1は両面テープ、Ver2はホットボンドです。
元々純正で付いている上部の鉄板?がかなり良い感じで使用できます
使用する部品によって誤差が多いですし
同じ型式の単車でも色々と条件が違いますので
この通りに作ったからといって間違いなく動作する保障はありません。
参考程度になればと思っております

最近HIDの寿命が近いようで、バーナーにかなり電気を食われていますが
LEDテールのおかげで以前のようないきなりエンスト、HID消灯等といったトラブルは今の所皆無です(^^)
発電量の少ないレプリカ、かなり効果的なアイテムだと思っています