HIDを取りつけてからバッテリーの寿命が極端に短くなった我がガンマ
私の91年式Vガンマ、常時点灯になる前のモデルですので
実はライトを点けると低回転ではほとんど充電できません(T_T)
実はHIDの35wと言う低電力に期待をしていたんです
これで、少しでも省電力化が出来るのではないかと・・・・・・
ところが・・・・・・
実はHIDって安定するまでは70wくらいの電力を食うんですよね
短距離の移動が多い私のガンマ、HID点灯で消費した電力を
充電できずにいたずらにバッテリーの消耗を早める状態になってしまったんです。
結果、HIDを取りつけてから2年でバッテリーを2回も取り替えました(T_T)
このままでは、いくらバッテリーを取り替えても意味が無い
なんとか電気の消費を抑えないと、
しかし、HIDは外したくない

で、色々考えているうちにふと気付きました
そう言えば、バッテリーが死んだあと
ブレーキをかけるとHIDがちらつくなと
ひどい時は点火も出来ずにエンジンストップ・・・・・・
テール/ブレーキって何w食っているんだろうと
調べてみると・・・・・・
21/5wのW球、しかもダブルテールなので
×2でブレーキ点灯時には何と52wも食っている計算です

じゃあ、これをLED化すればかなりの省電力化が期待できるのじゃないか?
と考え、早速実行
まずは市販の商品を調べます
安くても1個1000円以上・・・・・・高い
しかも、ガンマはテールライトでナンバーも照らす構造
市販品はそんな事は考慮していない
ならば自作しちゃえと思い、早速試作開始しました。



製作中の写真を撮り忘れましたが
材料は、φ15の樹脂パイプとφ25の樹脂パイプ
それとアクリル板とM2のネジ、アルミテープ
高輝度赤LEDが8個と超高輝度白色LEDが1個
10mAのCRD(定電流ダイオード)が4個です。

ちなみに、これは試作1号機
指向角の狭い白色LEDの光を拡散させようと思い
白色LEDの頭の部分を切り落としています。

作成時に悩んだのがどうやって輝度を変えるかと言う事
電流制限抵抗を計算してかませても
ほんのわずかの電圧変化で最大輝度に達してしまい
思うように輝度を変化させられません(T_T)

悩んだ末、CRDを使用することに決定
テールのみの時はCRDで10mAだけ流し
ブレーキング時には並列に繋いでいるCRDで
20mA流れるようにしています。

一応、これで輝度の変化は出たのですが・・・・・・




試作2号機
φ25のパイプの中にLEDを全て納めた1号機は
予想通り外から見ると光が広がらず
暗く感じたので
2号機はLEDの足を長めにして
LEDを若干外向きにしています。

1号機と比較しようと思い
白色LEDの頭は切っていません




試作2号機を後ろから見た様子
電極にM2のナベネジを使用しています。
また、ソケットに固定する出っ張りの部分は
M2のネジを締めこんで瞬間接着剤で固定
その後、頭の部分を切り落とし
リューターで削って形を作っています。
この出っ張りの部分をアースに使用しています。
外側にアルミテープを巻いているのは
アースを確実に取る為です。
(アース用ですからアルミテープは両面共に電導性の有るものを使用)



試作2号機を正面から見たところです。
あと2個くらいはLEDを増やせそうです。




LEDテール装着
テールランプのみ点灯状態です。
左側に1号機、右側に2号機が入っています

う〜ん、デジカメのCCDは見えない光にも反応しますね。
実際にはこんなに明るく見えません(汗



ブレーキをかけた状態です。
テールのみの時とあまり明るさが変らないのが悩みです。
ナンバープレートは一応照らしていますが
やはり2号機の方は照らす範囲が狭いようです。
次回に色々と課題を残してしまいました。

次回はまた違ったアプローチでLEDテールを作ってみようと思います。