カーオーディオ ハイファイ大作戦
セレナ純正のカーステがあまりにもひどかったために始めた、カー・
1.スピーカー交換
2.ヘッドユニット交換
3.ファインチューン
4.カーハイファイの神髄
連休前の予定では、手芸店フェルトにて制音を図るつもりでしたが....
見事な改善効果が得られたウレタン作戦の成功をいいことに、昨日更なる
ここからは、5月末に実施した、通称
箱鳴りをどうやって止めるかが課題だったのですが、別便でも書いた
| ドアノブは |
#こういうのって、デジカメがあれば一発なんだけどねぇ。
効果の程は....
まず、中高音のヌケが良くなりました。これは単純に、ダストガードの
今回のチューニングによって、遂にトーンコントロールdefeatの状態で
現在施されているチューニングにかかる概算費用(失敗したものは除く)
オーディオハイファイ大作戦。私が参加しているML(決してカー
オーディオMLではない)でいろいろアドバイスを受け、少しづつ
進化してきたので、その過程をご紹介します。
まずはじめに換えたのは、音の出口、スピーカー。セレナを新車で2月に
買って、その年の夏頃に換えたと思う。
セレナの場合、セダンとは違いリアトレーにボックス型や埋込型のスピー
カーを置くようなことができないため、必然的に純正スピーカーのユニット
だけを取り替えることになる。
(巷のズンドコに〜ちゃんとは趣向が違うので)
私が選んだのは、carrozzeriaのTS-1688A(F)とTS-4688(R)。(F)はφ16cm、
(R)は15×10cm楕円のどちらも3ウェイだ。選んだ理由は、別にパイオニア
信者だったからではなく(全くないとは言わないが)、単に「安いから」。
純正交換タイプで、他社と比較していちばん安く、トップモデルを買えた
ためだ。上を見れば限りないが、元々車内があまり静かではないセレナで
そこまで凝っても仕方ないので、リーズナブルなユニットで抑えた。値段は
確か、買値で3万円位だったと思う。当然、交換作業は自分で行った。
効果の程は、「もやが取れて快晴になった」感じ。やっぱりスピーカーは
大事だなぁと痛感。取り外した純正スピーカーを見ると、まさに「コスト
ダウンの賜物」。(F)に至っては、15×10cm楕円のユニットが、φ16cmの
鉄板に埋め込まれていた。
しかしこれが、後々のチューニングにハマるきっかけとなろうとは......
次に換えたのがヘッドユニット。新車購入1年後位に換えたと思う。
私が選んだのは、ALPINEのTDM-7535J(amp+tuner+cassette)と
5907(cd)。ついこの間まで乗っていたAE92トレノはcarrozzeriaだった
ので、次も、と思っていたのだが、最近のcarrozzeriaはどうも好かない。
ボタンが小さすぎてパネルが非常に煩雑なのだ。オーナーにしてみれば
単なる「慣れ」の問題だが、友人同士で旅行ともなると、お気に入りの
テープやCDをかけてもらうことも多いので、やはり操作系は大きなボタンと
明解な操作方法の方が良いと思う。その点、この時代のALPINEは良い。
Volumeボタンとtuning&tape用の+−(FF&REW)ボタンが際だって
大きい。ソースセレクトボタンも大きめ、メモリーボタンも大きめである。
(間違っても「夜光る面積が大きいから」なんては言えない....)
効果の程は、1.の比ではなかった。ホームオーディオの世界でも、
「スピーカーよりもアンプに金を掛ける」というのが通説だが、それは
カーオーディオでも同じことであった。今回選んだヘッドユニットは、
資金的な問題もあって5万円程度のものにしたが、純正と比べれば天地の
差である。外された純正ユニットをばらして見ると、出力段のパワー
トランジスタが見当たらない。これではお話にならない。
なお、CDユニットは、上でも述べたように、友人同士でいつでもお気に
入りのCDを掛けられるようにと、わざわざ生産終了品の旧型1枚掛けCDを
在庫処分でゲットした。10連奏チェンジャーなどハナから眼中になかった
のだ。しかし、今思えば、これはちょっと失敗だったかもしれない。
素直に、ALPINEお得意の「インダッシュ3連奏チェンジャー」にしておけば
良かった。走行中のCD挿入はやはり危険を伴うもの。その点、アタッチ
メントにあらかじめ装着してからユニットに挿入するコレは良い。チェン
ジャー動作時にだいぶ時間がかかるのが難点らしいが、裸のCDを走行中に
挿入する危険性を考えれば、これは我慢できる範囲内だ。
それにしても、イマドキのカーCDはすごい。音飛びなんぞした試しがない。
学生時代に乗せて貰った先輩のクルマのそれとは、全く別次元である。
技術の進歩というのはすばらしいものだ。
(メーカーで開発をやっている人間がこんなことを言うのも何だが)
ここ3ヶ月ほど、暇な週末はこればっかり、と言っても過言ではないほど
毎週のようにいじっています。それほど奥が深いです。
(単に自作のノウハウがないだけという話もあるが)
ドアの内張りを外し、Dピラー(セレナのリアSPはここにある)の内張りを
外すとスピーカーユニットの装着状態が分かるのだが、これがひどい。
ホーム用のスピーカーはおろかラジカセ以下である。エンクロージャー
(箱)というものとはあまりにもかけ離れている。
最初のうちは、ユニット前面からの音がドア内部に漏れないように隙間埋め
用のスポンジを使ったりしたのだが、エンクロージャーをしっかりと作って
あげないといい「響き」が得られる訳がない。小手先の技ではどうにもなら
ないのである。
今年に入って遂に本腰を入れ、鉛シートによる加工を施した。それまでは、
できるだけ安い投資でなんとか済ませようと思ったのだが、いろいろ相談
した結果、やはり最低でも鉛シートは使わないと話にならないとのこと。
街へ出て、カーオーディオ専門店で鉛シートを購入。ドア2枚分+αの
大きさで¥6,000であった。
早速、鉛シートでの加工へ。と言ってもやることは簡単で、ドア内部の
「穴」を塞ぐだけ。要は、スピーカーの前面と背面との空間をしっかりと
遮断してあげるだけである。ところが、ドア内部は思った以上に凹凸が
多い。しかも、ドア開閉の機構部分のほか、最近のクルマは、パワーウィン
ドウや集中ドアロックなどの快適装備が備わっているため配線類がやたらと
多く、これらをどう「片付ける」かが問題となった。鉛シートの裏側には
前面に接着剤が塗布されているのだが、これがドア機構部を塞ぐ際に災い
するのである。(接着剤で固定され、施錠・解錠が不能になっては困る)
ここで考え、採用したのがゴムシート。これなら、必要部分に接着剤を
塗って張り付ければ、機構部分には何ら影響しないし吸音効果も得られる。
ちなみに、接着剤とは言ったものの、実際に使っているのはオーディオ
チューンでは常識の「ブチルゴム」である。
2ヶ月間の悪戦苦闘の末、現在ほぼ完成された状態にまでこぎつけた。
現在の仕様は、
たったこれだけである。しかし、その過程では様々な失敗があった。その
ゴムシートはブチルゴムで接着。(F)
ノウハウを少しだけ紹介すると、
ここまでやって、現時点ではほぼ100点の出来映えだと思っていますが、
なくなりザラつき感が現象、落ちついた音になる。
ので、無理に低音を出そうとしない。(バランスが崩れてしまう)
(音像がまとまる)
方を残す。
ので、これによって周波数特性を補正する。遠くに設けるほど低い
周波数を補えるが、反面音像はなまってくるので、過度に遠くには
設けない。無理に低音は出そうとしない。
このGWに本格的チューニングが施されたカペラワゴンの音を聞く機会が
あるので、それを聞いてしまえば更に不満が出ることでしょう。いま既に
悩んでいるのが「吸音」。ホーム用のスピーカー同様、カーオーディオでも
吸音材が必要なのだが、そのノウハウがまだないのである。これまでは、
本来出るべき音をいかにして出すかに力を入れてきたが、これからは不要な
音をどれだけ削げるかが課題となりそうです。目指す目標は、トーンコント
ロールをBASS,TREBLEとも±0にすることです。
先述の通り、このGWにMLのオフ会がありました。このMLでは、いつの
間にか「ハイファイ党党首」なるものをやらせて頂いている(肩書きだけと
いう噂もあったが)のと、カーオーディオショップで本格的チューニングを
施された、通称ハイファイカッペらカーゴとカペゴンのオーナーが参加する
とのことだったので、ぜひカーハイファイの神髄なるものを聴いてみたいと
いう思いもありました。ところが、カーゴの方はオフ会へは奥様のマーチ
(闘うマーチ!)で参加するとのことだったので、オフ会に先立ち、前日の
晩に直接相談役(MLではこういう肩書きになっている)とアポを取って
ハイファイカッペらカーゴの音を聴きました。翌日のオフ会集合時には、
ハイファイカペゴンの音も聴き、両方とも試聴できました。
結果は.... 私のチューニングなんぞ足下にも及ばぬ素晴らしい音。ホーム
オーディオとひけを取らないほどでした。私の好みとしては、カペゴンの
音の方が気に入りましたが、いずれにしてもすごかったです。音像はまと
まっているし、スピード感はあるし、バラード系もじっくり聴けるし。
この音を目指して、GW明けから更なるハイファイ化を進めることにしま
した。コンセプトは、先述の通り「吸音・制音」。以下、MLに投稿した
記事をほぼそのまま引用します。
SATY内で見つけた手芸店で、アイロンプリント用のフェルト各色を見つけた
のが1ヶ月ほど前。今日こそは、@¥80(15cm*15cm)×10枚をゲットして
フェルト作戦実行だ! ハイファイカーゴ&カペゴンの音を聞いて、何を
しなければ行けないか分かったのだから。
ところが日曜の午後3時。ファミリーのお買いものタイムと見事に重なり、
SATYへの道は長蛇の列。こりゃ30分待ちは堅いなぁ。時間も余りないので、
SATYの手芸店を諦めて別の店へ急ぐことにした。結果的にこれが良いことに
なるとは...
その途中、ホームセンターへ立ち寄ってみた。三上さんも使ったウレタンを
ゲットしてみようと思ったのだ。しかし、店員に聞いてもウレタンはない
らしい。仕方なく代用できる物を探す。あ、そうだ、家にも使っている水槽
濾過装置用のスポンジがいいや! これをスプレーのりで内張りに張れば
オッケイだぁ! しかし、スプレーのりの説明には「ポリエチレンは接着
しません」と書いてある。参ったなぁ...お金もないから、今日のところは
昔使った「隙間埋め用ウレタン」にて我慢しよう。フェルトも、家具防音用
の硬質t=2mmの方が、手芸店フェルトよりは肉厚だから効果有るかな。
とりあえず家に戻る。ちょっと我慢できなくて、内張りを外して走って
いた。どんな音だったっけ。ん? BASSを上げてもあまり変化しない。
内張り有りなら、30HzをコントロールするALPINEによってもっと重低音が
響いたはずなのに。LOUDNESSをonにしてもほとんどブーミー感が出ない。
あれれ? ドアの穴を鉛シートとゴムシートでほぼ完全に塞いだから、
内張り有無は関係ないと思っていたのに。どうやら、ほぼ塞いであるドア
鉄板と内張りの間にある空間によって低域が増幅されているらしい。そう
いえばゴムシート部分はちょっと隙間があったっけ。音が漏れているのかも
しれない。
この推論を信じ、当初のドア鉄板内部へのフェルト作戦を変更し、鉄板と
内張りの間の空間に隙間埋め用ウレタンテープを張ることにした。音が
漏れているゴムシートの開口部と、そこから繋がる空間に、幅30mm×厚さ
20mmのウレタンテープを貼っていく。片側のドアだけで、2mのロールを使い
きった。計2本、¥760。気休めで、硬質フェルトも貼った。スピーカー
ユニットの背面に70mm×140mmを2枚。φ160mmのスピーカーだから、とり
あえずはこれでいいだろう。左右で計4枚¥760。ウレタンと合わせても
¥1,520。安いもんだ。
早速内張りをセットし、試聴。FMを聴いてみる。ちょっとメリハリが付いた
かな? ちょうど嫁が駐車場に下りてきた。何かCDを持ってきて聴いてみる
ように薦める。
クラシックなんて車では滅多に聴かないが、ホームに匹敵する音だった。
気のせいかな?と思って達郎さんを聴いてみる。以前調整で使ったので、
差が分かるはず。
(決してベスト録音ではありません。悪くはないが...)
あ、LOUDNESSをoffにするの忘れたかな? あれ、offだ。本当に?
本当だ。BASS=+1だけなのに、こんなに出てる。低域だけではない。ほぼ
全音域でレベルアップしている。ツイーターで指向性を....なんて考えなく
ても良いほど、定位性も良い。BASSも+-0にしてみる。ちょっと低域が細く
なったが、十分聴ける。+0.5があったらベストなくらい。
結果として、嫁も認めるほど音は改善された。しかし、なぜ?
そういえば、昔読んだ「オーディオクリニック」だったかな、読者の家に
出向いてクリニックをした記録をまとめた本である。その中の事例を思い
出した。スピーカーの背面の壁に当たって反射してくる音が、ユニット
からの直接音と逆位相になって打ち消しあってしまう周波数が存在し、
その音域だけ薄くなるというものだ。音も波であるので、この例では壁面
との距離によって落ち込む周波数が変わることを、実験的にも証明して
いた。
今日施した作戦は、ブチルゴムで制震処理するようなものではないので、
不要振動が抑えられたのとは違うことから、どうも上記のような理論に
よって、反射音(内張り内での不要共鳴)を効果的に抑えられたからだと
思う。同じ理屈で考えれば、リアスピーカーも同様の対処法で効果がある
はずだし、フロントもウレタンの量と貼付場所を増やせば、更に効果が
上がると思う。
この時点での設定は、BASS=+1/+7、TREBLE=0、LOUDNWSS=off、
VOLUME=15/35 でほぼベストバランス。FMや、VOLUMEが12以下だと
ちょっと低域が薄めになるが、従来よりはかなり改善されているはず。
ウレタン作戦を実行しました。ところが....
前回は、ゴムシートの隙間から漏れてくる音を吸収するために、肘掛け
(って言うの?)部分の内側に隙間埋め用ウレタンテープ@ニトムズ
(W=30mm*t=20mm)を片側2mづつ張ったのでありました。これによって、
先述の通りの効果が得られたわけです。で、今回は、シート座面の横
(下?)にあたる部分にも貼り付けてみました。
結論から先に言うと、恐らくここまでは間違いなく効果が得られたの
ですが、ついでに施したもうひとつの処理が思わぬ結果を招きました。
それは何かというと、....
セレナの内張りは、上側はガラスとドアの間に引っかけ、下側はロッキング
サポート?(パッチンと止めるやつ)ではめて、中間部のみ5箇所でネジ
止めされています。ヒンジ側1箇所、内ポケット2箇所、ドアエッジ部2
箇所です。で、スピーカーユニットが納められている下側からの音洩れを
無くそうと思い、ロッキングサポートのポイント間に、t=3mm程度の硬質
ウレタンゴムを貼ってみたのです。結果的に音洩れはかなり改善されたの
ですが、密閉度が向上したことで更に低音が出るようになりました。
こう書くと、「おぉ、いいじゃない」ということになるのですが、今回
密閉度が上がったのはスピーカーユニットの内側ではなく、ドア本体
(スピーカーユニット)と内張りの間の空間なのです。ボードにユニットを
固定している皆様とは違い、純正状態のままハイファイ化しているため、
どうしてもこの空間ができてしまい、今回密閉度が上がったことでこの空間
での共鳴度が向上し、予想外の周波数でブーストがかかったような状態に
なってしまいました。
お陰で(?)、今までの設定
BASS=+1 TREBLE=0 LOUDNESS=off
から、遂に
BASS=+0 TREBLE=0 LOUDNESS=off
までこぎつけることができました!
上記のブースト状態というのも、音圧レベル的には丁度良いので助かり
ましたが、音像的に少しボケてしまったので、今度はこのあたりを改善
できるように頑張ってみます。
とはいえ、悪い方向に向かっていないのは事実のようで、音楽ソースを
かなり選ばないと厳しい状況になってきました。録音の悪いものはすぐに
分かるようになりました。
「ウレタン作戦改めフェルト作戦」
です。今まで放っておきましたが、遂に実行へ。またまたMLへの
投稿をそのまま引用します。
ようにホーム用のスピーカーの内部もかなりウレタンで埋まっていた
ので、鉛シートの状態確認も兼ねてフェルト作戦を実行に移すことに
しました。
使ったのは、「フェルト作戦改めウレタン作戦」で使おうと思っていた
手芸用のアイロンプリント用フェルト。15cm×15cm、厚さ1mm程度。
これを10枚買って(@¥90)、左右5枚づつ貼ることに。どこに貼るか
悩んだ末、既に貼ってある硬質フェルトとあわせて3枚をスピーカー
ユニットの直背後に、残り2枚は後ろ方向へ貼った。イメージ図は下の
通り。◎印がスピーカーユニット(径が合っていませんが)、/印が
硬質フェルト、それ以外が今回貼った手芸用フェルト。運転席側の例で
左手が進行方向。
| このあたり |
| |
| |
| |
| +−−−−+ |
| | |−−−−+−−−−+−−−−+ |
| | | | | | |
| | | | | | |
| +−−−−+ | | | |
| |///|−−−−+−−−−+−−−−+ |
| −◎− | |
| −−− | |
| |///| | |
| −−−−+−−−−+ |
| |
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
等幅フォントでないとちゃんと表示されないし。
実は、今回はフェルトと同時に、前回行ったフェルトの量を更に2倍に
増やすことと、内張りのダストガード?の中央部分ををカットすることを
同時に行ったので、どれがどう効いたのか難しいのですが....
カットによるものと思われます。
次に、中低音の音像ボケがかなり改善され、低音が更に今まで以上に
響くようになりました。これは、ドア外板に貼った手芸用フェルトと
内張りに貼ったウレタンとの相乗効果によるものと考えられますが、
音像ボケ改善には後者が効いていると思われます。これによって中低
音が適度に抑えられ、相対的に低音が出るようになったものと思われ
ます。手芸用フェルトの効果ですが、いわゆる「箱鳴り感」も多少
改善されたことから、無意味ではなかったと思われます。ドア面積の
大きなセレナでは、やはり片側だけで10枚以上は必要だったようです。
試聴には、相川七瀬、マドンナ、レベッカを使用。相川七瀬はホームに
匹敵する音となり、これまでチェック用に聴いていたマドンナも同様
でした。これで迷わず "Paradox" を買えます。
レベッカはCDではなくテープだったうえ、録音レベルが多少低かった
ので、比較にならないほど安っぽい音でした。三上さんの言うとおり、
スピーカー背面ウレタン詰め作戦は、録音の悪いものは聴くに耐え難い
ものになってしまうかもしれませんね。ごく僅かですが、ウレタン量の
アップによってそんな気配を感じとれました。
ほぼフラットな特性にすることができました。ごく僅か箱鳴りが発生
していますが、許容範囲です。手芸店フェルトも捨てたものではない
ことが判明しました。
次の課題は、ダストカバーを完全に切り取ってしまってサランネットを
貼ることでしょうか。とはいえ、ウレタン作戦以来放ったらかしのリアと
聴き比べると、レベル差がかなり大きくなっていたため、今回のチュー
ニングでフロントの完成度はかなり高まったと思われますので、暫くの
間はカーハイファイ作戦をお休みしようと思います。
合計 ¥11,000