くるまのページ <ドライブ編>


日本唯一の飛地の村へ(1998.4.11)

執筆が遅くなったため、かなり記憶が薄れています。ご容赦下さい。
(一体何カ月かかってるんだろ)

[大塔村]

[十津川村]

    大塔温泉を過ぎてすぐのトンネルを抜けると、そこはもう十津川村。
    日本一面積の広い村としても有名です。ホント広いです。奈良県の面積の
    1/5位が十津川村だったと思います。
    村に入って最初の名所は、谷瀬の吊り橋。歩行者専用の吊り橋として
    日本一の長さを誇ってきましたが、最近になって茨城県にできた鉄筋製の
    新しい橋に記録を破られました。でも、恐怖感で言ったらこちらの方が
    はるかに上でしょう。昔ながらの本当の「吊り橋」です。高所恐怖症の
    私にはとても渡れません。真下は十津川、谷瀬のオートキャンプ場です。
    1回渡るのに¥500だったと思います。
    ここから先は暫く十津川沿いの細い道。ちょうどこの谷瀬地区を迂回する
    ようにトンネルを建設中なので、R169同様もう少しで快適な道になるで
    しょう。そのままひたすら南下していくと十津川村役場へたどり着きます。
    さらりと書いてしまうといとも簡単に着くように思えますが、大塔温泉から
    十津川村役場までは1時間程度かかります。
    私はかなり頻繁に(ハイシーズンには月1回位)、ここ十津川村へやって
    来ます。その理由は、この村役場のすぐ近くにある「湯泉地温泉」。ここ
    2年ほどハマっている温泉巡りで入った近畿地方の温泉の中で、私の
    イチオシの温泉です。詳細は嫁さんのページに任せるとして、近畿地方
    では数少ない硫黄泉ということと、満天の星空を眺めながら入れる露天
    風呂が気に入っています。料金は大人400円(村民は200円)です。

    さて、半年以上も前のことを書こうとすると、この先どういう旅をしたか、
    正確に言うと、同じ様なルートで旅をした何回か分の記憶がごっちゃに
    なってきてきています。確か別の時に行ったはずなのですが、十津川村の
    ことを書いているのでついでに。
    村役場を過ぎて更に南下すると、十津川温泉に到着します。ここはかなり
    大きな(奈良県としては)温泉街で、旅館も20件程度あったと思います。
    公衆浴場も何件か有るはずなのですが、私達が入ったのは1件だけ、観光
    客用の駐車場の向かいにあるところです。当時(この旅行の1年ほど前)は
    古めかしい民家の一部と錯覚するような造りでしたが、今回のドライブ時は
    ログハウス風に立て替えられており、2階が喫茶店になっていました。
    他にも、川沿いの露天風呂に入れるところがあるはずなのですが....情報を
    お持ちの方がおりましたらメール下さい。
    十津川村でもうひとつ忘れてならないのが、上湯温泉です。十津川温泉を
    過ぎて1kmほど走ってR425へと入り、更に1kmほど走ったらR425から別れて
    県道(トンネルではない方)へ入っていきます。ここから数km更に山奥へ
    入っていくと、山奥の温泉には似つかない鉄筋造りの立派なホテルが現れ、
    これが一件宿の上湯温泉です。ところが、上湯温泉には露天風呂の公衆
    浴場もあるはずなのですが、探してみてもなかなか発見できません。諦めて
    帰ろうとしたその時、ホテルから300mほど下流側に「露天風呂」の看板が。
    川底を覗いてみると、ありました! 駐車場は道路沿いに数台分だけで、
    後は歩いて下りなければなりません。行ってみると、ホテルが管理する
    露天風呂と村営の公衆露天風呂の2つがありました。どちらに入るか悩み
    ましたが、ホテル側の浴槽があまりきれいでなかったことと、村営の方が
    安かったので、村営の方に入ることに。ところが、男湯はお湯がない!
    恐る恐る女湯へ近づいてみると、ん? 男の姿が。あっちが男湯なのかな?
    と思ったら、彼女と混浴中でした!(失礼しました) 彼らが上がるのを
    待って私達も混浴! 岩を組んで屋根を付けただけのものですが、ぬるぬる
    したきれいなお湯で二人とも大満足。外を見れば清流と青い空。これこそ
    秘湯中の秘湯を発見です!

      入浴料は「気持ちを込めて」払いましょう!(意味ありげ)

    さて、本題はここから、いよいよ「飛び地の村」へ向かいます。

つづく