山陰ドライブは三度....(1999.3.13)
そんな私達夫婦、山陰をドライブするときは決まっていつも雨。既に
私は、雨男である。自信を持ってそう言える。(笑)
就職で大阪に出てきてから、何度仙台へ行ったか分からないけれど、
最初の1年は延べ20日くらい行ったのに、晴れたのはわずか1日。
その後も、嫁さんといろんなところへドライブに行ったけれど、
天候に恵まれないことが多い。蔵王のお釜も、お隣さんと一緒に
行って初めて晴れた絶景を嫁さんに見せてあげることができたし、
冬の蔵王の樹氷も、会社の後輩達と一緒に滑って初めて快晴の絶景を
見ることができた(これは自分も含めて)。長野の野麦峠も、夫婦で
行ったときはどんよりと曇って暗いイメージしかなかったけれど、
嫁さんのお母さんを連れていったら素晴らしい景色だった。
この位強烈な雨男となると、並みの晴れ男と一緒ではそう晴れない。
嫁さんのお母さんのような強烈な晴れ女によって負かされるか、又は
お隣の奥さんのような強烈な雨女と一緒になって、マイナス同士の
掛け算でプラスにするしかない。
3回行っているが、すべて雨だった。
1回目は、まだトレノに乗っている頃に中国地方1周の旅をしたとき。
山陽側からまわって、萩まではなんとか持ったけれど、津和野で夜を
迎え、益田で雨。そのまま夜&雨の山陰路を東進した。翌日の出雲
大社はかろうじて晴れたけど、にわか雨。米子から鳥取は曇り。ここ
から内陸側に逸れたので、結局晴れたのは出雲大社だけだった。
2回目は、会社の同僚と鳥取〜倉吉〜米子に行ったとき。この時も
ずっと雨。羽合温泉も雨だった。
3回目は、このHPにも乗っている、大山へのドライブ。1日目は
快晴、天気予報では2日目もなんとか晴れるところだったのに、日が
変わってみればやはり雨。境港の魚市場も雨。鳥取〜兵庫のきれいな
海岸線もどしゃぶりの大雨だった。
そして今回が4回目のトライ。天気予報では、太平洋側よりも日本海
側の方が天気がよいとのことだったので、それを信じて北上。姫路から
北上して氷ノ山を越え、鳥取市内までは晴れていたのだが、温泉町で
曇となり、日本海へ抜けて香住町はまたしても雨だった。一体いつに
なったら、晴れた山陰海岸を見ることができるのだろうか?
下の写真は、この時撮った、香住町にある余部鉄橋です。鉄道橋と
しては日本一の高さです。列車が通っていないとそう高いと思わないの
ですが、この写真を撮る数分前に特急列車が通過したときの様子は圧巻
でした。10年ほど前の列車転落事故が思い出され、橋の下の国道沿い
には慰霊碑もありますが、その時の状況を思うと背筋が寒くなります。
(写真をよく見ると、山には雪が少しだけ残っていますね。)
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