実家へ帰省するといつも困るのが、「子どもと一緒に出かけるところが無い」こと。
大阪ならば、近くには立派な府営公園がいくつかあるし、奈良や和歌山まで足をのばせば
駐車場も入園料もタダという公園も多く、遊具で遊んだり、自転車を持ち込んだりして
1日中遊べる。また、雨が降っても楽しめる屋内施設も多く、税金(?)で建てられた
立派な「箱モノ」は、都会よりも地方の方が充実している、という認識があった。
ところが、いわき市はどうも事情が違う、ということがここ数年で徐々に分かってきた。
・小学校の頃に遠足で行った所は、今でも一応存在するけれど設備は当時のまま。
・その後できた施設も、現地へ行ってみると開設当時のままメンテされていない。
(最悪だったのは「県立いわき公園」。遊具故障立入禁止って、それでも県立か?)
・両親や旧友に聞いても、子どもと遊ぶならココ! という場所が出てこない。
・ネットで検索しても情報がほどんど無い。市役所など公的機関の情報も皆無。
つまり、調べれば調べるほど「いわきの子どもは一体何処で遊んでいる?」という疑問が。
こんな状態のなか、ようやく1つ見つけたのがココ、小名浜市民プール。高校生の時は、
「足の届かない深いプール」という記憶しか無かったのだけれど、ネットで検索すると、
子ども用のプールもあるらしい、ということが分かった。(それも2001年の情報で....)
ダメもとで、子どもを連れて現地へ行ってみました。
場所はこちら
こちらは幼児用プール。水深は約30cm。いちばん混んでいる時でこのくらいでした。
こちらは児童用プール。水深は約50cm。滑り台があり、子ども達の大人気です。
こちらは競技用プール。水深は最大1.7m。「足の届かないプール」は健在でした。
幼児用プールの横にあるロッカー。約200人分あり。100円玉は使用後に戻ります。
スタンドの向こうが競技用プール。時計の下にあるのが休憩室。うどんが食べられます。
これだけの設備が揃って、3時間料金が大人100円、子ども50円、未就学児は無料!
膝より下の水遊び程度ならば、大人は水着に着替えなくても子どもの相手をできます。
大人も子どもも水泳キャップが必要ですが、忘れて行っても受付で無料で貸してくれます。
これで、来年以降のお盆の帰省は、プール行きが必須になりそうです。