『グローカル』766号(2012/01/01)より

三・一一で国政挑戦への期待と責務を実感

みどりの未来共同代表 八木聡


 八木聡「みどりの未来」は、国政に緑の党を誕生させることを主たる目的に設立され、早三年が経とうとしています。私は前身団体からこの運動に約八年間関わっています。
 三月十一日の東日本大震災、それに伴う福島第一原子力発電所の事故で、この運動を取り巻く環境は一変しました。
 以前から脱原発やリサイクル社会の実現などには、緑の党が国政で活躍することが必要だとの信念で活動を行ってきましたが、私たちが微力であったこともあり、世間の反応はほとんどありませんでした。三・一一以降、市民だけでなく、知識人、マスコミも緑の党の実現に注目しています。会員は、三・一一前と比較して、約四百人から六百人へ一・五倍。メルマガ登録数は以前の月十人増から、月百人増に大きく伸びています。
 また、海外からは日本での緑の党設立の大きな期待が寄せられています。「みどりの未来」は世界九三カ国の緑の党・団体で構成されるグローバルグリーンズに参加しています。そのつながりから、ドイツ緑の党のジルビア・コッティング・ウールさんが三・一一以後二回来日し、福岡や大阪、静岡、東京などで講演を行ってくれました。また、ドイツの緑の党のベアベル・ヘーンさんやフランス緑の党エヴァ・ジョリーさんなども来日するなど、世界の緑の党と連携をとって活動をしています。
 三・一一による原発事故、そして対処の中で、今回ほど私たちと同じ感覚で働く国会議員とそれを支える専門スタッフが欲しいと思ったことはありません。ほとんどのスタッフが別の仕事を持ちながら運営をしている「みどりの未来」の現状では、十分な対処ができていません。ある人は「三・一一は国政に緑の党を実現するチャンスだ」と表現しましたが、私は「責務」だと実感しています。
 脱原発への第一歩として、二〇一三年の参院選には絶対に勝ちたいと思っています。皆さんのご支援・ご協力をよろしくお願いします。 


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