バトルト・ランペッター講座


カート式ショットガンについて
                     今回はモンゴリアン代筆





今回はトイガンの中でも一段とファンが多く、趣味な人しか購入しないショットガン(笑)
しかも、その中でもリアルタイプと呼ばれるカート式のエアーガンの事で考えている事を公開してみます

一般にエアーガンはサバイバルゲームなどの撃つ事を目的としたタイプと
実銃に近い、外観や特徴を目的としたタイプがありますよね?
そんな中でショットガンはもっとも趣味的に、そして高性能なら性能的に欲しがる人は多いのですが
今までのトイガンのショットガンはあまり実用的(遊びでね)な物では無かったと思います
しかし、ここ数年はパワーを上げる事なく、ホップアップを標準装備する事で
一昔前に比べるとかなり高性能となりました(命中精度・外観・飛距離・等など)
まあ、その分値段も上がりましたがね(笑)

その使えるようになってきたショットガンですが
撃つ事に目的を置いている人にしてみると、やはりカートが排出されるのは邪魔なようで
最近はカースレスのショットガンの方が完全に多いですね(マルイ製スパス12もこちらに含む)
たしかに、一回の発射で多数のBB弾を発射できるショットガンは特定の条件の中ではかなり有効です
そこへ更に速射性能が(カートを気にしないで撃てる)有ればなお更有効ですからね
でも

でもそれじゃあつまらないじゃないですか!

それに
カート式にしか出来ない楽しい事があるんですよ!?



でわその辺の事を
マルゼンM1100
マルゼン M1100(BV)
全長1045mm 重量2700g ライブシェル ガスブローバック
カート装弾数 7+1発  カート内BB弾装弾数 最大9発
メーカー定価 29800円



さてさて、そんな訳でこのM1100を使って話しを進めましょう

普通のケースレスショットガンでは、1回トリガーを引くと
そのエアーガンの決められた性能分のBB弾しか発射されませんよね?
しかし、カート式でしたらカートの中に入れられる弾数内でしたら
好きな数のBB弾が入れられます(以後除くマルイ製スパス12)
ですから、射撃の時に必要な数のBB弾が打てるのです

実銃でしたら装填している散弾の種類を変えて対処するのですが例えば
「バードショット」 これは鳥など用で、小さい数mmの鉄球が100個近く入っています
「OO(ダブルオー)バックショット」 8mmの鉄球が9個ほど入っています
「ガス」SWATなどが室内突入の際に使用する鎮圧用の特殊弾で催涙ガスが入っています
「スラッグ」 映画などでよく出てくるデカイ弾が1発入っています
これら数種類が有名ですが他にも種類はあります
映画等で有名なスラッグ弾は、弾にライフリングが切ってあり主に貫通が目的ですので
うかつに室内などで使用すると、ターゲットの後ろのモノまで貫通してしまいます

エアーガンでも、1つのカートに最大装弾数の9発も入れてしまうと
射程距離は短くなります、しかし、近距離での命中率は格段に上がります
つまり味方が側にいる時に、うかつに最大装弾数のカートを撃ってしますと味方にまで
弾が飛んでしまう恐れが発生してしまう訳です


カート比較

これはマルイ製のスパス12のカートと
マルゼン製のM1100のカートの比較です

両方ともイメージは12番ゲージのようですが
マルゼン製は安全性の関係か、一回り小さいようです
マルイ製は意外と実物に近いようで大きいようです(笑)

マルイ製スパス用カートには30発ものBB弾が入りますが
製品の特性で3発ずつの発射しかできません
マルイ製スパス、シースルーカート


これはマルイ製スパスのカートの内部が良く解る画像です
このようにダブルカラアムでUの字型に30発装填出来ます

この透明なカートは
マルイがエアガンイベントでスパスの宣伝がわりに配っていた景品です
スパスを持っていない友人達がみんなくれたので
何故かたくさん所有する事になりましたが(みんなアリガトウ!)


さて、話しがそれましたが・・・・
マルイ製のカートは置いておいてマルゼン製の事ですが

マルゼン製カート各種

マルゼン製カート各種
これが今回の話しの中核になるマルゼン製のカートです
内部にBB弾を1発〜最大で9発まで装弾出来ます
赤と緑は色違いの同じ物ですが、青色のカートはM1100専用のようです
説明書にはM1100には青色のカートしか使用出来ないと明記されています
比べてみても同じ物のにしか見えないんだけど・・・
今度マルゼンに電話して聞いてみます、結果が解ったらここも更新しますので

さて、長〜〜〜〜〜〜〜〜〜かった前ふりも終わりまして
いよいよ本題に突入です(^^;

ここまで読んでくれたという事はショットガンが好きか、興味が有ると言う事でいいのかな?(笑)

でわ、まず
カートの中に3発のBB弾を入れたカートと9発入れたカートを用意します
マルゼン製のショットガン(M870シリーズ、M1100シリーズ)でHOP付きでしたら
たいてい0.25gのBB弾ですと5発ぐらいまでは普通に撃てます
最大の9発ですと飛距離は20m以下に落ちます

普段は攻撃(バックアップ)用にBB弾3発入りカートを装填しておきます
しかし、手元の取り出しやすい場所にBB弾9発入りのカートを数初用意しておけば
緊急事態(囲まれたり、階段などでの援護)の時に急いで9発入りのカートを装填します
これで弾幕効果や視覚的威嚇にはなります
9発もBB弾を入れてしまってはBB弾1発1発のパワーは落ちますが
撃たれる側は、見た目10発近いBB弾が飛んでくると身の危険を感じるものです
そのスキに逃げるなり体制を立て直すなりが出来ます

で、これを通っぽく最初から考えて装填するのが楽しいのです(笑)
例えば

カートの状態

これは内部にこうカートが入っているとういうイメージです

このカート1発にBB弾を3発ずつ入れておけば基本的な装弾になります
(3発なら装弾不良も少なく、安定した弾道なので)
でも、初弾に9発、そして次弾から3発なんてのはどうですか?
え、何故かって?
それはですね、普通1発目というのは接近しての攻撃になりませんか?
アンブッシュして敵を待つ、もしくは気付かれずに接近して裏を取る
そんな大事な局面だったらできるだけ有利に射撃したいじゃないですか!?
1撃必殺とは良く言いますが、その1撃がBB弾1発と9発では雲泥の差です
そして、もしその大切な初弾を外したら・・・・
そんな事を考えるのでしたら次弾までを9発装填にしておけば


カート内部のイメージ

装弾数を表示したイメージです

初弾を外しても、すかさず次弾を発射して体制を立て直し
次からは3発ずつのBB弾で精密(?)な射撃で勝利に向かう訳です
結構やってみると意味が無い場合が多いですが
自分の中でこうかな?と考えるのが楽しく、普通のエアガンとは違うんだぞ
と自分自身に言い聞かせるものでも有ります(^^;

確かに最初から9発ずつBB弾を装弾しておけばいいかもしれませんが
9発ずつでは作動不良も多いですし、射程距離も半分以下になってしまいますから
あまり欲張ると良い事は無いようです(笑)

それに、我々がよく参加しているSWATコンペのような競技では
精密射撃が求められますので、1発or2発装填のカートで競技に参加したりします
まぁ、周りの参加者から「カート式はジャムを起こすからケースレスがいいよ」と
言われますが、やはりイメージからしてこっちじゃないと楽しくないんですよ〜(個人的に)
現場の雰囲気と「こんな使いにくいのに使っているんだぞ!」と言う感覚の為に
頑張って使っているのです。

そんな「ショットガン使い」のあなたをSUN-BAHRAINは応援します!(笑)

単なる自己満足かもしれませんが
使いにくいが自分(あなた)が使えば凄い性能を発揮するショットガン!
「じゃあ今回のバックアップはお前にまかせるぞ」と周りから言われるように
数少ないショットガン使いの皆さん、これからも頑張りましょうね!





一応最後にフォローしておくと、ケースレスでもショットガンならいいんです
自分の意識の問題ですので・・・・
私も場合によっては好んでケースレスショットガン使いますし
今回はちょっとカート式ショットガンの楽しさを言いたかったものですので
誤解なさらないように願います。






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