みなさんは、アクアマリンと言う宝石をご存知でしょうか?
淡いブルーの石、アクアマリンは特に3月の誕生石としてご存知の方も多いでしょう。
アクアマリンは、いろいろな意味を持ちますが、中でも幸せな結婚という意味がとても有名で、誕生石と言うこと以外でも、とても人気がある天然石です。
女性に特に人気がある石である理由は、このような意味を持つことかもしれませんね。
独身女性にしてみれば「幸せな結婚」は目下の夢でしょうからね。
さて、アクアマリンという名称ですが、他の誕生石もラテン語から由来している石が多いように、その語源はラテン語です。
アクアは水を意味することはみなさんもご存知ですよね?
そして、海を意味するマリン、この二つから由来した名前です。
フランス王妃であの有名なマリーアントワネット、みなさんも歴史の勉強、または本、映画などでご存知でしょう。
彼女はダイヤモンドが大好きなことで有名ですが、このアクアマリンをダイヤと同じくらい愛していたそうです。
夜に美しく輝くアクアマリンは、中世ヨーロッパで夜用の宝石として身に付けられたそうです。
「月の光を受けて輝く」と言う、特性のあるアクアマリンは、「人魚石」と呼ばれることもありました。
神話の中でも、この3月の誕生石である、アクアマリンは登場します。
物語の中では、「海の精の宝物が、海岸へと打ち上げられて、それが宝石になった」と記されています。
海の美しさを閉じ込めた色合いのアクアマリンにぴったりな物語ですよね。