きいき
2004. 3. 1
(このページは2月23日、介護支援センターの「家族会」で私の介護体験としてお話・紹介したときの資料です)
[事例]   私の介護体験 
1.プロフィール

私   : 本河 洋   年齢:61歳 2002年4月 民間企業を定年退職 職業:なし 
介護対象: 母      年齢:91歳
家族  :娘二人、独立 妻は1999年死亡、現在母とふたり暮らし


母と私<府中の森公園にて>
2003.10.19 撮影


2.母親の状況<概要>

(1)要介護度:3

(2)痴呆の程度:老人性痴呆症
(比較的軽い)     
  • 服用薬の管理できず
    (何の薬を飲んでいるか理解できず)     
  • 衣類の汚れ物の区別つかず     
  • 人のものと区別つかず

    (3)身体的状況(近況)     
  • 食事、トイレは自立     
  • 体重 :33kg前後     
  • 体温 :35.5~36     
  • 血圧 :160~170/106~110

    (4)疾病等:骨折2回     
  • 狭心症(60歳時)     
  • 老人性難聴(痴呆の進行を加速?)

    (5)本人の状態(順不同)     
  • 食事は朝、昼、夕ほとんど全量食べる。(12月からおかゆを要求)       
  • 朝、起床するのが面倒らしく、食事するまで1時間を要す。     
  • ヘルパーさんがいる時は起床しているが、他の時間帯はベッドで眠っている。     
  • 食事の時、骨折した左腕を使おうとしない。      
  • 喘息の「喘鳴」はときどき聞かれる。     
  • 耳がますます遠くなったように思われる。     
  • シルバーカーを使えばかなり足取りはしっかりしている。      
  • たまの日曜日、長池公園、大塚公園などを散歩。10月は府中美術館へ。





    3.介護の状況

    (1)介護の始め:2000年12月  (詳細は別紙の
    「経過一覧」を参照)

    (2)介護保険の利用:在宅介護と施設入所介護を交互に行う
        
  • 厳冬期(1月~3月):施設入所(老人保健施設)     
  • 温暖期(4月~6月):在宅介護(訪問介護、通所サービス)     
  • 酷暑期(7月~9月):施設入所(老人保健施設)     
  • 温暖期(10月~12月):在宅介護(訪問介護、通所サービス)

    (3)在宅介護
    ①訪問介護:     
  • 火~土(午前、午後各1.5時間、ヘルパーさん:7人)     
  • 午前:天候がよければシルバー・カーを使って散歩。(1月は室内での話し相手)        
  • 水、金の午後:入浴。

    ②デイサービス:月曜日     
  • 午前9時半ごろ:迎、午後4時半ごろ:送り     
  • 参加:9日、不参加:2日

    ③ショートステイ:     
  • 月1回、1週間位を設定     
  • 11月(7日間・堀之内)、12月(8日間・ホロス由木)

    (4)施設介護
  • 毎週1~2回、面会。洗濯物を持って1時間弱、様子見
  • 最近、ナイフなどを持っていないかチェック依頼される。



    4.私の目標
  • 被介護者、介護者それぞれ50%の満足を
  • 被介護者、介護者も息抜きを


    5.参考
    私のホームページ: http://www2s.biglobe.ne.jp/~motokawa/
    検索で開く方法:「本河雑味館」と入力し検索する。



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