きいき
2004. 8. 21
随録  (心身の鍛錬)
お墓参り

8月12日、お盆の前日にお墓参りをした。この日、東京は真夏日が38日間続き新記録となった。墓地もかなり暑い。写真を撮り後で見ると白っぽくなってしまった。

ボケの始まり?
「おーい、あれどこへ置いた?。 いつもの所へ置いとけよ」
私は少しイライラしてもうひとりの私にどなり、散らかっている新聞を引っくり返しながらアレを探す。
朝の涼しいうちにウオーキングに出かけようといつも持って出かけるペットボトルのケースを探す。
ボトル・ケースはノートの下に隠れていた。

帰宅後、手を洗うため外した腕時計を洗濯機の上に置く。しばらくして腕時計をどこに置いたか忘れ、イライラしながら探す。
最近このようなケースが生じることが多くなった。年齢と共にボケが始まってきたかと思う。
ついでながら問題の状況を三件。

①昼食後、洗濯をして庭に干した。夕刻になって外に出たとき洗濯物を干していることに気がついた。すっかり忘れてしまっていた。
これには自分もちょっとショックだった。痴呆症では 行為の一部ではなくそのものを忘れてしまうという。ヤバイと思う。

つぎのふたつは別のことを考えながら、あるいは無意識にうちに行動していたので余り気にとめていないが、やはりちょっと心配かな。
②その日は早朝ウオーキングはやらず出かけ、帰りにスーパーで買った物をトランクに入れて帰宅した。すぐウオーキングに出かけた。ウオーキングの終わりごろになって「あれ!。買ったものを冷蔵庫にいれてないぞ」と気づく。
③朝食後、夕食のごはんを茶碗にもり、冷蔵庫に入れるつもりが食器棚に入れてしまった。
手を拱いているとヤバイ。脳、精神(心)を鍛錬しなければ!

心身の鍛錬
私はいわゆる「PPK」を目標に、「老化は足から」を予防するために、ほとんど毎日、平均10km前後のウオーキングをする。
最近の猛暑では熱中症を避けるため早朝歩く。健康診断の時の指導通り、ウオーキングにジョギングを加えている。
結果、体脂肪率は15%で筋肉質、BMIは20、やせ気味である。肉体(いわゆるハードウェア)は部分的に異常なところもあるが、総体的に見れば健康のようである。
しかし前述のように肉体に宿る精神、脳力つまりソフトウェアは脆弱のようである。
ジョギングしながら考える。精神(心)をもっとトレラントなものに鍛え、その上で脳力を鍛えるのが課題だろうと。
ハードウェアは限界を求めてジョギングを続けることにしよう。
精神(心)の鍛錬はハードの限界探求と同時に行うことがいいだろう。

ついでながら、わたしが参加しているサイトを記そう。
健康ウオーキング


脳力の鍛錬
脳の老化は避けられないが、鍛錬により少しでも痴呆症を予防したい。
以前読んだ本(参考文献)によれば、概ね次のようなことが記されていた。キーワードを拾ってみる。
個々により実現できるものと出来ないものは異なると思う。
人間関係を活発にすることが一番のようだが、なかなか実現は難しい。 出来るところから取り入れることだろうか。最近、オリンピックが始まったが「ときめき」を感じない。失った感性は取り戻せないかもしれないが、自分が興味を引かれる分野の感性をなくさないように保ち続けたい。

脳の動脈硬化は避けられない。誰にでも小さな脳梗塞はいくつかある。
老化予防→ベーターカロチン、ビタミンC、ビタミンE
コレステロール:セロトニンに重要。
糖の不足→老化、脳にもよくない。 糖:脳の老化予防

「禁欲」より「快体験」  「禁止」より積極的な生き方
最近の精神免疫学 快体験→免疫機能を増す
不快体験、ストレス→免疫機能低下

「夢を持つ」、希望、創造性→前頭葉を刺激→感情の老化予防
胸がときめく、エキサイト→感情の刺激
(例)映画、サッカー。見るだけでなく参画する
人付き合い、人間関係を活発にする。 勝負事、賭け事、恋愛   :不確実性、向上心

参考文献:「40歳からの積極人間」和田秀樹

髄録