活きいき
2009.11. 23
随録(冬の近さを・・・ )
寒くなった!
天気予報を見ていると、12月下旬並みとか寒中の寒さと言う。
ここのところ寒さが厳しいと思うことが多い、日差しがありがたく感じられるこのごろである。
気象情報では週間天気が発表されるが、その予報の信頼度も表示されている。 例えば
東京地方(23日朝)は今月の25日:曇り時々雨(信頼度B)、26日:曇り時々晴れ(信頼度A)となっている。
25日より遠い時期の26日の方が確度が高い。 ちょっと不思議な気がするがおそらく25日は低気圧が通り、26日は通り抜けることは確かなのだろう。
低気圧の位置によって東京地方に雨が降るか”自信を持って”言えないのだろう。 スパコンを使っていても・・・!!
現役時代、同じ年代の仲間8人が年に2回「情報交換会」と称して一杯やっている。
今年は3人が体調不良で欠席との知らせがあり、結局流会となった。 あれほど元気そうだったTさん、Yさんはちょっと大変そう、Oさんの病気は私も気懸かりなもの。
来年8月に元気な顔を見られることを祈る。
シニア料金・・・
先日の新聞投書欄に60歳の男性が映画をシニア割引で見た、安い料金で見られるのはもっと若い現役世代にも必要では・・・。 という趣旨のことが載っていた。
私も12日に新宿に出たついでに美術館で通常料金1000円のところ、800円のシルバー料金で絵画を鑑賞し喜んだばかりだった。
私が驚いたのはその欄のデスクの反応だった。
それは「長年働いてきた人たちの負担を少しでも減らそうと行われているシルバー割引、シニア割引。 その人たちから心配してもらう世の中にがっかりです」
このデスク氏(あるいは嬢)はおじいちゃん、おばあちゃんに少しでも多く楽しんでもらおうと思いやりからなのだろうか。
たいていのシニアは年金暮らしで、資産は何億もないが、”裕福な家庭に育ったから、金の管理ができなかった・・・”というような生活ではないだろう。
現役世代の大変な生活ぶりをみてなんとかならないものかと思っているのではないだろうか。
私は健歩クラブのウオーキングで朝の通勤時間帯に電車に乗ったとき、シートのビジネスマン、オフィスレディの疲れきった姿を見ると”自分は遊びにいってるんだが悪いなぁ”と思うことがある。
世の中の価値観が金・金・金・・・では、しょうがないのかなぁ。
人生最後の楽しみ!
サブタイトル「人生最後・・・」というのは少々引っ掛るが、これからの長い間の楽しみと考えれば問題なさそう。
さて、11月4日は今年二度目、陣馬山から高尾山口まで歩いた。 二三日前に寒い日があったが陣馬の山頂近く北斜面には雪が残っていた。 もうそんな時期になったのかと思う。
このコースは19kmと記されている、久しぶりに歩いたのでその夜の入浴時は足を丹念にマッサージした。 その効果があったのか翌朝は筋肉痛を感じなかった。
考えてみればこのコースは道幅も広く、アップダウンはそれほどでもない。むしろ北高尾の方がキツイのではないだろうか。
今月26日には健歩クラブで大山阿夫利神社から見晴台までが予定されている。 9日にOさんとその下見に出かけたが、私は山頂まで登るつもりでいた。 見晴台で昼食後、Oさんを山頂に誘ってみた。 そのつもりではなかったらしいがご一緒してもらった。
今年80歳になるOさんはよく山登りをするようだ。 いつもマイペース、自分のスピードで歩む。 登りながら途中での休憩をと持ちかけると、休まなくても大丈夫とのこと。 足と心肺が鉄人なのであろう。
大山は1250mで陣馬より400mほど高いしかも傾斜が急で長い。 この日はケーブルを使わず女坂を歩いた。 女坂という名前から緩やかな登り道を想像していたが、急な階段が多く、下りは特に足への負担が大きい。 男坂に比べて緩やかということらしい。
9日の週は別のコースの下見もありかなりへばってしまった。
まぁ、いいかこんな楽しみを続けても・・・。
「義務」ではなく「楽しもう」・・・
健歩クラブに入会して3年が経った、人が作ったコースを歩く。 半年くらい経って歩き終わったら誘われるままにあちこちの駅前で一杯やって帰るようになった。 気楽に「人生最後の楽しみ」を満喫していた。
今年夏の終わりごろ行事計画を作っているO女史から体調を崩したから交代してくれないかと打診があった。
女史の仕事ぶりを見聞きしていると、おそらく半分以上はそのことに時間を使っているように思える。
自分自身の山歩きも気ままにやりたいし、なんと言っても”東京人”でない私に勤まるのか。
会員は120名強、会員歴10年以上のベテランばかり、中には30年という方もいらっしゃる。
低山ハイキング8回、史跡巡り4回、植物探勝4回、通常のウオーキング28回のほかに日帰りバス、一泊バス旅行を3~4回を企画書にまとめなくてはならない。
ずぶの素人の企画ではブーイングが出そう、多くの提案を期待しよう。
ちょっと気が重くなっているところに、O女史が入院したそうだ、さあ、たいへん。
来年1月~3月の計画は既にできているそうだが、詳細を記して配布しなければならない。 12日の理事会ではとりあえず、準備すると申し出た。
肩にズシ~ンとプレッシャーを感じたところ、退院の知らせと3分の2は出来ているよとのこと。
ホッとしたが定年退職後久々に感じた義務感だった。
会員の中で私が負けないことは、足が多少丈夫ということだろう。
この持ち味を生かし続けて、5年先、10年先、あるいは20年先にも、年若い会員に
「このコースは多少アップダウンがありますが、エスケープしますか、大丈夫ですよ」と
教えて上げられるようになろう。
それには歩きを楽しまなくては・・・。