活きいき
2010. 1. 11
随録(クラブのお仕事<1>)
このページの前回(2009.11.23)、『クラブのお仕事』を引き受ける経緯と仕事を楽しもうと記した。
その後12月になるとO女史から段ボール箱に入った資料が送られてきた。 平成8年ごろからの行事計画書と未だ実施していない提案書などである。 しばらくするとメールで引継書が送られてきた。
当初、11月ごろ引継ぎの打ち合わせをしましょうと言われていたので少々ノンビリ構えていた。 資料を見ながら
勉強を始め、4月~6月分の行事13件を計画書(案)にすべくフォーマットをパソコン上につくり始める。
頭で考えてもまとまらないから、目に見えるようにすることが重要だと考えている。
12月中旬ごろになると、いつも頭の中に計画しなければ行事が浮かんでくるのである。 ”定年退職後になんでこんなに義務感が必要なんだ!”と重荷に感じた。
まぁ、無意識のうちに新聞やテレビを眺めているよりはいいことだと言い聞かせながら、とにかく3ヶ月のワンパスを乗り切ろう・・・と思う。
1.日程の設定と行事の選定
日にちを決めるにも講師が付く行事では先生の日程が優先される。 また月内で同じ曜日に設定しないこと、間隔を4日から9日空けること・・・、あけ過ぎてもいけないし近接もダメ。
若いときは直ちに脳内メモリーに記憶されるが、なかなか条件が覚えきれない。 慣れるしかないようだ。
前任のO女史は自分で歩いてはコースを設定し提案書にまとめていた。 クラブのT会長も提案書をよく作っている、コースが記された地図と提案書ペアになって数十件はある。
素人の私には提案するのは負担が重過ぎる。 提案しようと思うコースの話をすると、たいがい何年前かに実施されている。 そこで当面、あるいは任期中になるかもしれないが過去の提案書などから選定しようと考えている。
13のコースを選んで日程に割り振り、O女史に相談のメールを送った。
2.アドバイスを受く・・・
花見や野草見の時期について、日程の間隔についてアドバイスのメールが届いた。 地球温暖化が進めば観桜が早まる、特に都内での花見は早くなっていく傾向にあるようだ。
植物探勝のコースも月曜日のアドバイスを頂いたが、である! おみ足の弱い方を意識して植物園巡りを想定したところ、月曜日はどこも休園なのである。
樹木の多そうな和光樹林公園、東高根森林公園などをネットで探しだす。 4月は北部ばかりに集中しそうになり、お花見をむかし実施したらしい横浜の公園を候補に選ぶ。
登戸駅から二ヶ領用水を通って東高根森林公園へ、溝の口への7kmコースを提案書にまとめる。
バス旅行を除きコースの案をまとめ、12月24日の高尾登山のあと反省会の席で、会長に見てくれるように頼む。
翌日いろいろとアドバイスの電話を頂いた、横浜の花見はアップダウンが多い。・・・なるほど、こりゃ行ったものでなければ分からない。 東高根森林公園も昔実施したそうだが、高台にあり距離を短くした方がいい・・・と。
26日昼から南武線・津田山駅から東高根森林公園へ歩いてみる。 園内のパークセンターでいろいろとお話を伺う。 この日は園内を見るというより、コースを歩いてみて高齢の方の負担がどうだろうかという観点だった。 数年前、鉄道会社のウオーキングでこの公園を訪れている、記憶をたどりながら長尾神社、あじさい寺に立ち寄り宿河原駅へ向かう。 ああ・・・、あの坂を登るのは大変だ。
昨日、グーグルのストリートビューで宿河原からの登り坂を確認しておいた。 このサイトも利用させてもらっているが、いかんせん歩行者用に不適である。
3.担当のアサイン
ひとつのコースには当日まで下見を行うリーダー2人、最後尾を歩くサブリーダー1人、受付を行う当番2人
がアサインされる。 いや、企画者の私がアサインしなければならない。1月2日から始める。
一都3県に住んでいらっしゃるから住まい、集合駅、コースのスタート駅などを勘案してアサインする必要がある。 前任のO女史からの情報で私は簡単な路線図と住まい、集合駅、スタート駅をプロットし、写真のように見える形にし4、5,6月それぞれを1枚に収める。
担当する方は都合の悪い曜日が決まっていてそれも勘案する。
良しと決めたアサインでも見直してみる、頭の中で考えていても処理能力が低いため問題を起こしやすい、どっか勘違いをしている場合がある。 人を入れ替えるのはまるでパズルのようだ。 ここはAさんはダメ、Bさんにしよう、じゃこの日のBさんの代わりにCさんを・・・。
リーダーは3人だが、うちひとりは正規の集合駅に行かねばならないという。
日にちをおいて見直してみると、ダメじゃんとなる。
1月8日になんとかアサイン完了。
この間、私は東高根森林公園へのスタート駅を津田山駅から溝の口駅に変更し、午後のショートカットが必要な場合のために久地駅から緑ヶ丘霊園を通るコースの確認に出かけた。
どうにか案らしく・・・
コース毎の提案書と担当アサイン表をもとに、写真左上に示すような表に記入する。
電車の出発、到着時刻、乗り継ぎ時刻および交通費はネットの路線案内を利用する。 表が全部埋まればほぼ完成。
今回はバス旅行の情報を業者さんが12日に送ってくれることになった。
25部を用意し14日の理事会にて説明し承認を貰えば、まずは第一段階は終わるのだろう。 しかしそう簡単に承認してもらえないかも・・・。
さて、案が出来れば会員に配布する形の「ニュース」を作らねばならない。