雑味館抄 <あいさつ> 2005. 9. 1
私のホームページ(ぞうみかん)は定年後「毎日が日曜日」の生活の中での自分の思いを記し、いわば定年後の自分史にしたいと思っている。
2005年1月大部分を占めた「母の介護」を卒業した。いままで息抜きでやっていた「美術鑑賞」、「映画鑑賞」、「ウオーキング」、「たび」などを自分の仕事として精神生命を鍛えて生きたい。その中で感じたことを「藝」、「楽」、「生」などのテーマ別に記すつもりです。


夏(から秋(栗)の気配が・・
ここ数日朝夕、涼しい日が続いている。今日から9月、夏も終わりだろうか、あちこちで少しだけ秋の気配が感じられる。
それほど親しかったわけではなく、入社した当時同期のよしみで声をかけていた人が訃報情報に載っていた。同じ年齢の人が旅立っていくのを目のあたりにすると心が穏やかではいられない。

8月下旬、介護家族会に参加した。新しく介護をはじめ、何をすればよいのか戸惑っている方もいた。相談相手になってくれる支援センターなどは支えになるだろう。
いつも参加されているHさん、Mさんの顔が見えない。姑を介護されているUさん、高齢の両親を介護されているNさんは出席されている。
ご主人を介護されているOさんの話は、ショートステイから帰ってくると以前出来ていた生活レベルが出来なくなっている、たぶん施設では自分でやらなくてもいろいろやってもらえるからだろう。ショートステイを利用しないと家族の息抜きの時間がない、しかし終わったあとの生活力が落ちているのをみると戸惑うというものだった。
私も母が施設にいるとき、たびたびそのご主人をお見かけしていたので、お話を伺うと嗚呼と涙が浮かんでくる。
その人々の状態に合わせた介護がベストであるが、施設の中では望むべくもない。
緩やかなスロープを歩かれることを祈るのみである。


WHAT’S NEW
シネマ(最近の鑑賞作品 05夏
マイ・レシピ(冷しゃぶ)


ゲストブック
書き込むときはゲストブックにログイン
見るときはゲストブックの表示


雑味館抄<あいさつ>