雑味館抄 <あいさつ> 2005. 11. 11
私のホームページ(ぞうみかん)は定年後「毎日が日曜日」の生活の中での自分の思いを記し、いわば定年後の自分史にしたいと思っている。
2005年1月大部分を占めた「母の介護」を卒業した。いままで息抜きでやっていた「美術鑑賞」、「映画鑑賞」、「ウオーキング」、「たび」などを自分の仕事として精神生命を鍛えて生きたい。その中で感じたことを「藝」、「楽」、「生」などのテーマ別に記すつもりです。


福祉施設が並ぶエリア(05.11.10)
11月の声を聞いて思わず寒いとつぶやくことが多くなった。また苦手な冬がやってきた。それでも7日の立冬は気持ちが悪いほど暖かかった。

1週間から10日に一度、駅前のスーパーに食料品を求めて買い物に行く。
そのスーパーのパーキング・ビルは6階建で、あまり上の方に上がりたくないので開店早々に行くことにしているが、それでもたいがい2階に駐車することが多い。
その日は買い物の前に銀行に行こうと思ってすこし早めに出かけた。すると1階に駐車できた。
買い物を終え無意識にパーキング・ビルではいつもの2階にあがっていった。
すると自分の車が見当たらない。まだ気づいていない。あれっ。どうしたのだろう。自分がいる場所を認知できないでいる。駐車した場所を忘れてしまった。
車、どこに置いたんだろう。一瞬パニックになった。
違う階かもしれない。荷物をぶら下げて階段に向う。「そういえば、車を降りてから階段を下りなかった」1階に駐車したことをようやく思い出した。

10月中旬、開かれた介護家族会に参加して見学した新しい病院(写真左の建物)の「物忘れ外来」というのが頭をよぎった。「無意識」で行動しなければいいんだよと慰めながら・・・。


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