雑味館抄 <あいさつ> 2006. 4. 21
私のホームページ(ぞうみかん)は定年後「毎日が日曜日」の生活の中での自分の思いを記し、いわば定年後の自分史にしたいと思っている。
2005年1月大部分を占めた「母の介護」を卒業した。いままで息抜きでやっていた「美術鑑賞」、「映画鑑賞」、「ウオーキング」、「たび」などを自分の仕事として精神生命を鍛えて生きたい。その中で感じたことを「藝」、「楽」、「生」などのテーマ別に記すつもりです。


北原白秋の墓所(06. 4. 12)
5年に一度の大仕事?
自動車免許の更新ハガキが来た。前回は5年前の59歳のときで高尾警察署に行って手続きをした。私にとって5年に一度のことは大仕事である。
今回は警察署ではダメだという。2年位前にUターン禁止のところで”やっちゃた!”から試験場へ招待された。
その”Uターン禁止”は2年前のそのときの少し前までは、そんな設定になっていなかった交差点である。たびたびUターンをしていて体が覚えてしまっていたのだ。そのとき町内会の役をやっていて会長さんと年度末の仕事に行くところだった。
その交差点に差し掛かったところ”時間指定の転回禁止”の標識が目に入ってきた。”あれっ、いつからこの標識が?”と思いつつ時刻はその指定時間に数分入っていた。体はスーッとハンドルを回していた。”ピッピッ”。

”何故ここを転回禁止にしなければならないんだ。”、”やるにしても休日だけでいいじゃんか”声に出そうなのをグッと堪えて6500円(だったかな)を払った。
そんなことから免許更新に府中自動車試験場にやってきた。
ここに来たのは10年以上前だろうか。手続きは言われたとおりに動けば比較的容易で、1時間の講習を受けたら新しい免許証が出来上がっていた。
帰りは試験場のすぐ南にある多磨霊園を通って多磨霊園駅まで歩く。
古い公園墓地のメーンストリート歩いていると映画「第三の男」のラストシーンを思い出す。アントンカラスのチターの音色が聞こえてくるようだ。ふと横を見ると「北原白秋」と右から記された墓名があった。少し歩くと「山本五十六」の墓も目についた。
しぶしぶ試験場まで来たが、霊園の中でゆったりとした時を味わえてよかったのかも。


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