雑味館抄 <あいさつ> 2006. 12. 11
私のホームページ(ぞうみかん)は定年後「毎日が日曜日」の生活の中での自分の思いを記し、いわば定年後の自分史にしたいと思っている。
2005年1月大部分を占めた「母の介護」を卒業した。いままで息抜きでやっていた「美術鑑賞」、「映画鑑賞」、「ウオーキング」、「たび」などを自分の仕事として精神生命を鍛えて生きたい。その中で感じたことを「藝」、「楽」、「生」などのテーマ別に記すつもりです。
元気を確かめあう時期
ウオーキングに向う途中駅にて
(12月 5日)
12月2日、町内の忘年会が近くの寿司屋で開かれた。今年の忘年会には、ある思いをもって参加した。それは昨年参加したあと、
随録(DNA型健康)
というページを書いたが、そこで記した方ふたりが病に倒れ、ひとりはこの席にいない。
しかし、もうひとりとその前年に倒れた方は復活された、人間は強いものだと感心し。がんばった方々に心から敬意を表したい。
またこの歳になると一年の間にいろんなことが起こるものだという感慨を持つ。
一年といえば、10歳年長の叔父が脳梗塞で倒れたと聞き、4日に見舞いを兼ねて訪ねてみた。 比較的元気で、車も運転するという。叔母と私を乗せて紅葉を観に出かけた。
来年1月には手術を受けるという。
(クリックすると拡大します。)
昨年紅葉を観に訪ね近くの山に案内してくれた。そのとき坂道を「すこし、心臓がパクパクするよ」と冗談のように言いながら登っていたことを思い出す。
足取りは軽く元気そのものだったが、昨年のはつらつとした元気さは感じらなかった、一年の重みを感じずにはいられない。
北九州に住む義父と久しぶりに電話で話しあった。ちょっとしたものを送ったのだがその礼の電話だった。今年94歳になるが自分で、ダイヤルしたのである。元気な声が受話器から聞こえると安心する。
日頃ご無沙汰している人と会ったり、電話をしたり元気を確認している。
巷では・・・
駅前の広場などにクリスマス・ツリーが飾られている、近くの民家でもデコレーションを競いあっている。
クリスマスのデコレーションといえば、私は映画「ドライビング・Missデイジー」を思い出す。
かなりお年のMissデイジーはユダヤ教の信徒である。息子の嫁が華やかにデコレーションするのを見ながら「私はクリスチャンではありません!!」と苦々しく思っている。そんな毅然とした姿が印象に残っている。
クリスチャンといえば前述の叔父は長崎県出身でクリスチャンである。私の父方の祖母も長崎市の出である、出身の町を訪ねてみたいと思いつつ1年が過ぎてしまった。
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