雑味館抄 <あいさつ> 2007. 3. 5
私のホームページ(ぞうみかん)は定年後「毎日が日曜日」の生活の中での自分の思いを記し、いわば定年後の自分史にしたいと思っている。
2005年1月大部分を占めた「母の介護」を卒業した。いままで息抜きでやっていた「美術鑑賞」、「映画鑑賞」、「ウオーキング」、「たび」などを自分の仕事として精神生命を鍛えて生きたい。その中で感じたことを「藝」、「楽」、「生」などのテーマ別に記すつもりです。
3月は春・・・
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サクラ?・・・モモ?・・・(3.3)
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3月に入って早5日目となった朝、春らしくなったとたん、我が鼻も敏感に浮遊する見えない粉末を感じはじめたようだ。朝起き窓を明けて新鮮な空気を胸いっぱいに吸いたいところだがやめる、ガラス越しに見える畑の向こうに桃色の花が鮮やかだ。
昼食を挟んで隔月に開催されるパソコンクラブに出かけるとき、その鮮やかな桃色の花の近くに寄ってみた。早咲きのヒカンザクラと思って通り過ぎた。帰りにまた寄ってみる、いま時分に咲くのはモモかな。
まあ、どちらでもいいか。自然の美しさなら・・・。と思いつつ、 香りをかいでいると鼻の奥の方がツーと刺激を感じる。困ったもんだ。今年は対策が後手にまわった。
2月の終りに新宿で会合があり、そのあとMQさんと短い時間であったが、稲荷鬼王神社、花園神社をまわってみた。花園神社の境内にも稲荷神社が祀ってある。稲荷神社は稲生、農耕の神様のようであり江戸時代はあちこちで信仰されていたのかもしれない。
鬼王神社には水琴窟がある、これは「つくばい」の排水装置だそうだが、なんとも昔の人は優雅な愉しみを知っていたものだと感心した。境内を出ると現代の愉しみ処、飲み屋街はまだ時間にはほど遠く静まり返っていた。
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