雑味館抄 <あいさつ> 2007. 5. 28
私のホームページ(ぞうみかん)は定年後「毎日が日曜日」の生活の中での自分の思いを記し、いわば定年後の自分史にしたいと思っている。
2005年1月大部分を占めた「母の介護」を卒業した。いままで息抜きでやっていた「美術鑑賞」、「映画鑑賞」、「ウオーキング」、「たび」などを自分の仕事として精神生命を鍛えて生きたい。その中で感じたことを「藝」、「楽」、「生」などのテーマ別に記すつもりです。
花の命は・・・
朴の木
( 5月20日)
その公園に菖蒲の咲きぐあいを見に行く途中、幹線道路のトンネルの上を通って私鉄との間の道を下る。
線路が見える高台にある都水道局の施設のブロックに幼い男の子と若い母親が座っていた。 時刻は11時半くらい、母親が男の子にオニギリのようなものを食べさせている。
「こんにちは、おいしそうだね」と声をかける。ここで通る電車を見ながらお弁当を食べているのだと言う。
「電車が好きなんだね」
2、3歳の男の子は電車を見ながら、優しい母親とご飯を食べる。
なんでもないような光景のようたと思うが。最近の親子のショッキングなニュースが多い中で和やかな気分になれた。
親と子の会話が淡白・希薄になりがちな関係を滑らかにするのだろう。
先日、公園のなかで見つけた朴の木のところへ行ってみると、花はもう黄ばんでいた。
あまり草花の名前には自信が持てないが、 そのとき犬を連れた中年の男性から、この花を見て何という花かと尋ねられた。
目的の菖蒲はまだまだ、昨年の写真はみると撮影日は6月中旬だった。
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