雑味館抄 <あいさつ> 2007. 7.  9
私のホームページ(ぞうみかん)は定年後「毎日が日曜日」の生活の中での自分の思いを記し、いわば定年後の自分史にしたいと思っている。
2005年1月大部分を占めた「母の介護」を卒業した。いままで息抜きでやっていた「美術鑑賞」、「映画鑑賞」、「ウオーキング」、「たび」などを自分の仕事として精神生命を鍛えて生きたい。その中で感じたことを「藝」、「楽」、「生」などのテーマ別に記すつもりです。


近ごろ少し・・・  
水のハープ? <府中の森公園>
( 7月 6日)
  今年3月に亡くなった城山三郎氏の随筆集「湘南」を読んだ。昭和59年から63年ごろ雑誌に掲載されたものをまとめたものだ。
氏は長い間茅ヶ崎に住んでおられた。当時の世相例えば、高校生の無軌道振り、民営化されたばかりの鉄道会社の商魂についてシニカルな目で書かれていた。また聞き覚えのある南湖院について書かれていた。随筆はそのときの考えが直接表現され興味を惹かれるものがある。

ある日の夕刊に、心無い飼い主によって捨てられた飼い猫、飼い犬が、毎年40万匹が強制的に処分されていると載っていた。
人間の欲望のために作られた愛玩用の動物が、人間の気まぐれで命をなくす。何とかならないものかな。と思っていると、自分の幼い子供を殺した親のことも記事に載っていた。

またある日は軽薄な発言をした人が大臣を辞めた。 予定されている選挙に影響があるからと・・・。
選挙がなきゃ辞めなかったのだろう。

近ごろ少しおかしなことばかりが目に付くようになった、 氏の目にはどのように映るのだろうか。   

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田園の輝き 児島善三郎


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