雑味館抄 <あいさつ> 2007. 11. 5
私のホームページ(ぞうみかん)は定年後「毎日が日曜日」の生活の中での自分の思いを記し、いわば定年後の自分史にしたいと思っている。
2005年1月大部分を占めた「母の介護」を卒業した。いままで息抜きでやっていた「美術鑑賞」、「映画鑑賞」、「ウオーキング」、「たび」などを自分の仕事として精神生命を鍛えて生きたい。その中で感じたことを「藝」、「楽」、「生」などのテーマ別に記すつもりです。
久しぶりに・・・
建築中の”モード学園”ビル
先月で充電期間が終わる長女と30日に新宿で開催されている美術展を見に行った。
損保ジャパン東郷青児美術館で開催中の「ベルト・モリゾ展」である。
3年半くらい前にベルト・モリゾの絵に初めて接しある感銘を受けた。
1841年生まれの彼女は、ちょうど私より1世紀前を生きた人である。 その題材に娘のジェリーを描いていて、優しい母親の慈悲を感じられた。その娘の風邪が原因でモリゾは54歳の若さでこの世を去っている。
また、マネ、モネ、ドガらの印象派の画家たちとの交流があったという。
充電期間を終える娘にもそんな雰囲気に接してほしいと思っていた。
鑑賞を終えて美術館を出ると、それでなくても高層ビルに囲まれ、狭い空しか見えない西新宿に中ほどが膨らんだ樽のような建築中のビルが見えた。
圧迫感を感じ「おのぼりさんにはこういうところは苦手だよ」といいながら急いだ。
おやおや・・・
先月10月30日に社保庁から封書が二通届いた。
一通は扶養親族の申告書、もう一通には「住其ネットで本人確認ができたから現況届は不要・・・」というものである。
住其ネットがようやく役に立ったか・・・と思った。扶養親族申告だって利用できないものだろうか。
31日の新聞に年金記録問題検証委員会の報告書要旨が1ページに記載されていた。 これだけを読むのも大変な努力が必要だ。
717ページに及ぶ委員会の報告書がHPにあった。
”・・・業務を行うという責任感が監督および実行官庁に決定的に欠如していた”と記されている。
今更・・・。
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