雑味館抄 <あいさつ>  2003. 10. 9


久しぶり!のあちゃん
10月5日、母が老人保健施設を退所した。これから12月末まで在宅介護となる。2ヶ月半ぶりに自宅に戻りうれしそうにしている。施設にいる間は、外出することがなく外の空気に触れなかったようで、これから気候の良い間には連れ出してみようと思う。

パルテノン多摩歴史ミュージアムという所で「勝海舟宛書簡に見る幕末・明治」というミニ展示が開催されていた。
勝海舟にかかわった文書約30点が多摩市内の個人宅で見つかった。解読の結果、未発見文書としてうち17点が展示されている。

昨日、娘二人と二ヶ月ぶりに食事をする機会があった。それぞれ自分の生活を作り暮らしている。
当然のことであろうが、私は人はそれなりの年齢に達すれば自立していかなければならないと思う。
マア私のところは自立心があってよかったと思っている。

最近読んだ本に「ケータイを持ったサル」がある。 猿が携帯電話を持ったわけではなく、
その本には一部に次にようなことが記されている。 ちなみに著者は霊長類研究所の教授である。


「茶髪、ピアス、ルーズソックス、ベタ座りの女子中高生」、「引きこもり」、「パラサイトシングル」 はその精神思考が社会に出たくない。家庭の中で母親の庇護のもとから自立したくないという意思表示だそうである。
サルは一族、血の繋がりの集団が群れをなしている。すなわち群れは社会ではなく家族といえるそうだ。
家族の中だけで生活したいと願望しているものを「サル」と断じ、 また日本人は退化してサル化している、 と憂慮している。
サル化した要因も分析しているがここでは省略する。




私の住まいの近くに私立のT大学がある。ここに通学?している学生?を見ていると、上記の女子中高生と余り変わらない。 横断歩道をケータイメールしながらわき目もくれず歩いている、道路を横に並んで群れをなして歩いたりしている。幹線道路の斜め横断は当たり前。「世の中はオレ、オレのためにある」って顔して。
私は、車で通るときサファリパークで「サル」の群れをかき分けて通っているような気持ちになる。


ウオーキング距離:3405km!!(2002.7.19カウント開始)


WHAT’S NEW

マイ・リラックス・タイム
介護日誌(03秋・在宅介護はじまる)


ミュージアムに「ゲストブック」をセットしました。
書き込むときはゲストブックにログインをクリック
見るときはゲストブックの表示をクリック


雑味館抄<あいさつ>