雑味館抄 <あいさつ>  2004. 2. 11
私のホームページは定年後「毎日が日曜日」の生活の中で、大部分を占める「母の介護」と、介護の合間を縫っての 息抜きである「美術鑑賞」、「映画鑑賞」、「ウオーキング」、「たび」などで感じたことを「藝」、「楽」、「生」のテーマ別に記す。 いわば定年後の自分史になるものと思っている。
パソコンに接し、文章を作ることで自分に刺激を与え「ボケ防止」になることも期待している。
家を出た娘たちへ私の状況を知らせるメッセージでもある。
2004年の秋にはCDに書き込み保存しようと考えている。



ガス・ミュージアム
ガス灯が点いてる!


立春から1週間が過ぎた。陰暦の二月を
如月という・・・。多少暖かい日もあるが「春は名のみ」の言葉通り、陽射しがなく北風が吹いてくると寒い。
そんなある日、ガス・ミュージアムへ「明治のさまざまなくらし」展を鑑賞に出かけた。
建物を見たとたん、明治時代にタイムスリップしたようだった。
この日は晴天、陽射し多し、車の中はホカホカだった。外の空気に触れなければ「もう春」である。
母が冬期施設介護のため入所して20日余り過ぎた。施設の中は暖かい、やはり歳を取ってくると暖かいところは天国である。「そういう環境であること」を忘れずに生活できればボケも進まないであろう。
きびしい環境といえば、小鳥たちは逃れようがない、食物もないようだ。今年、豊作だった柚子を食べている。あんなものまずかろうに・・・・。

今日「建国記念の日」は、「建国記念日」ではなく「の」があるのは、建国された日とは関係なく、単に建国されたということを記念する日であるという考えによるらしい。しかし2月11日は神武天皇が即位した日にちなむらしい。戦前はこの日を紀元節といっていたそうである。
むつかしい話は別にして、国家にしろ、家系、個人(誕生)にしろそれぞれ起源というものは気にかかるものである。
いわゆるルーツというものである。家系にしても自分の生まれ(出自)を高貴なものに見せたいのは人情であろう。
しかし、いくら表面を飾っても中身が伴わなければメッキがはげてしまう。

さて最近、新聞紙上で米国まで自分の卒業を確認しに行った先生がいた。 多分、行ってみれば何とか証書がもらえると思っていたのかもしれない。またどう対処するか時間稼ぎだったのかもしれない。
帰国されてからの行動も全く一般には理解しがたい。「属するグループに迷惑をかけたから離れ、給料は要らないから先生を続けたい」
この先生はどこを見ているのだろう。余程 先生という職業は魅力があるらしい。
次の先生選抜試験の頃になると、「そんなこともあったかなあ」とほとんどの人の記憶がどこかへ行ってしまう。メデタシ、メデタシ。



ウオーキング距離:4580km!!(2002.7.19カウント開始)


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