雑味館抄 <あいさつ> 2005. 2. 1
私のホームページ(ぞうみかん)は定年後「毎日が日曜日」の生活の中での自分の思いを記し、いわば定年後の自分史にしたいと思っている。
2005年1月大部分を占めた「母の介護」を卒業した。いままで息抜きでやっていた「美術鑑賞」、「映画鑑賞」、「ウオーキング」、「たび」などを自分の仕事として精神生命を鍛えて生きたい。その中で感じたことを「藝」、「楽」、「生」などのテーマ別に記すつもりです。
二月になった。あと四日もすれば暦の上では春となる。しかし今冬最強の寒気団がやってきて日本列島は凍えそうである。実際には春はまだまだのようだ。
やどりぎが見えない時期
左の写真は近くの民家にあるケヤキの大木である。そのケヤキには
やどりぎ
がくっついている(下の写真)。
やどりぎは一般名詞の寄生植物のほか、やどりぎ科の
やどりぎ
という固有名詞もあるようだ。
写真のやどりぎはケヤキ、コナラなどに寄生する樹木だそうである。
ケヤキの枯葉がすっかり落ちてしまうと世に顔を見せる。最初は鳥の巣かなと思っていた。
自分の養分を作る緑の葉がなくほかの植物にくっついてその植物が作った養分を横取りして育つそうだ。
写真の
やどりぎ
のように緑の葉あるものは半寄生というそうだ。
ほかの植物の生きた茎や葉からではなく腐ったものから養分をとる腐生植物というのもあるらしい。いずれにしても植物の世界も人間ほどではないにしても持ちつ持たれついろんな生活しているようだ。
冬になると見えるやどりぎ
ある朝、10時少し前だったか歩いて20分くらいのところにあるターミナル駅の側を通っていた。その駅はふたつの私鉄が並んでいて高架の下は書店やゲーセンなどがある。
何十人、いや百人は軽く超えていたかもしれない行列が出来ている。一瞬、何ごとかと身構えた。ある店の開店を待っているのである。10時を過ぎると行列はなくなっていた。
私の感覚では朝っぱらから・・・という気がなくもないが、もしかしたら職業としているのかもしれない。
たまたまその日の新聞に、その機械を造っているメーカーの広告が愛用者の言葉を添えて載っていた。
「私たち夫婦は毎朝、今日はどこの店に行くか家族会議です」
別の見方をすればGDPの底上げに貢献していることは確かだし、私より余程世の中の役に立っているわけであり、とやかく言えないなと思った。
私が小学生5年以下のころ、九州の山村に疎開していた。その村に初めてお店が出来た。母の縁者が経営し母も手伝いをしていた。私もそのお店で遊ばせて貰った記憶がある。当時はチン、ジャラ ジャラ。
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